二十四節気 「小雪 」
こころの文字 二十四節気 小雪
世界最短といわれる
俳句よりも短い詩を
ウンガレッティは書いている
秋の
木の
梢の
葉だ
二十四節気 「立冬」 霜月七日
ツ ワ ブ キ 石 蕗 文字の源はことば ことばの背景に自然あり
艶やかな葉の艶蕗から ツワブキに、
昔は紙の代わりに 拭き葉から蕗―フキに、
国語と理科が苦手なお方も楽しめるでしょ。
秋の陽は釣瓶落とし
午後5時以前に日没です
佳いときは一瞬・刹那
自然から今の氣づきを
いただいてしっかりと
一年のしめくくりに
向かいましょう
メッセージ/書画 落合勲
「霜降」 16年10月23日
いのりのほかに すべはなし
23号被災のお方に
こころからお見舞いを申し上げます。
甘くせつなく匂い咲き誇っていた
金木犀を一夜でちらした
遅れてやって来た台風23号
敵もさるもの強弱をかえ
コースを散らして攻めてくる
大型と予報されそれ程でもないと
油断が生じる
嵐は天の伝言と励まして
下さったお方がいらっしゃる
まさにここからが真の21世紀
すべてをここから
いまから 秋も本番!
メッセージ/書画 落合勲
「寒 露」
野山に出て朱い実を
見つけると無性に採りたくなる
秋を彩る黄・朱・青・紫
その輝きは季節の
メッセンジャーです
地の人もとらない観賞用
この実の中にいっぱいの
福が詰まっている
小さな冒険の獲物は
からすうり三ヶ!
メッセージ/書画 落合勲