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ウクライナ南東部のマウリポリにあるアゾフスタル巨大製鉄所にアゾフ連隊というネオナチが、今最後の砦として立て籠っている。そしてその周囲をロシア軍が包囲しているが、この製鉄所の地下に何かが隠されている。
製鉄所にアゾフ連隊が立て籠っているが、これに対する見方が2つに分かれており、1つはこのマリウポリを侵略しようとしているロシア軍に対して、最後の砦に立て籠ってマウリポリを守ってくれる英雄がアゾフ連隊であるという。もう一つの見方は、マウリポリ市民を人質にしてこの地下に立て籠もっている。
最新のニュースでは、ロシア国防省とウクライナ政府双方が、この製鉄所から全民間人の避難を確認したとされている。しかし実は、この民間人と一緒に多くのアゾフ連隊隊員が逃げていた。
民間人をアゾフが守っていたのかはともかく、かれらはここで避難できた。これは、ロシア側からもウクライナ側からも発表されている。細かいところは、食い違いはあるが、大きなところではほぼ一致している。
ただ、ウクライナ側は、アゾフスタル製鉄所にいた民間人をロシア軍が、非道にも攻撃したと言っており、この製鉄所があるマウリポリの市議会も「ロシア軍が殺害した民間人の数は、第2次世界大戦時のナチスドイツによる犠牲者の2倍になっている」という。しかしロシア側の主張は全く違う。それは、「アゾフ連隊が逃げるために、一緒にいた民間人を人質としてアゾフスタル製鉄所の地下に閉じ込め、ロシア軍との交渉のカードにしていた」というのである。
何を交渉していたかというと、1つは、民間人の避難をロシア側が提案していたが、それに紛れてアゾフ連隊自身も逃げる、これが1つ。もう1つは「ロシアでもなくウクライナでもない第3国に避難する」と言うことである。この2つの合意を彼らは希望していた。この交渉のために、民間人を人質に使っていたと、ロシア側が主張している。
実際アゾフ連帯の一部が、民間人を装って、製鉄所からの民間人避難に便乗してた。彼らはその後に拘束されたが、今自分たちの犯罪を証言している。それでその事実が、段々暴かれてきている。
アゾフ連隊のメンバーは自分たちの制服を脱いで、民間人を装って一緒に避難した。自分たちはアゾフに拘束されていたというふりをして、民間人と一緒に出てきた。しかし、それがバレてしまった。そこでいったいどんなことを、どんな非道なことをしてきたのか自ら暴露している。
さらに、ここ数日の間に、重要なことが出てきた。英米メディアが報道しない重大な事実である。それがトレバー・カディエ(カナダ軍陸軍の元司令官)である。彼がここで逮捕された。彼は、部下が18人(35人という説も)という部隊のトップで、生物兵器研究所・製造所を担当していた。
彼は民間人に紛れてアゾフスタル製鉄所から逃げようとして捕まったのである。今、彼はモスクワで正式に逮捕され、これから起訴される。
これは、あるメディアが報道している。「アゾフ連隊は、カディエを民間人に紛れさせて逃がすために、ロシア軍に挑発行為を行っていた。ロシア軍はこのカディエを拘束したが、なぜ、アゾフがそのようなことをしたのか、その理由がここで判明した」という。カディエは、何度もアゾフスタル製鉄所の包囲網脱出を試みたが失敗した。そのため西側諸国は、カディエを逃がすためにロシア側に民間人脱出のための人道的回廊を主張した。最初は、ロシア側がマウリポリの民間人を安全のために避難させよと、人道的回廊の設置を提案していた。しかし、回廊を作っても、そこに行こうとする民間人をウクライナ側が殺害していた。
ところが後に、西側諸国が、ロシア側に民間人の脱出のための人道回廊を提案した。その本当の理由は民間人を助けるのではなく、カディエをとにかく脱出させたかったということである。「トレバー・カディエは、元カナダ陸軍の司令官だったが、最近セックススキャンダルが発覚して、2022年4月に退任した。彼は生物兵器製造所の担当者であり、捕まっては困る。それで、この人物をとにかく逃そうとした」と、記事にはある。
そして不思議なことに、偶然というか、カディエが捕まった5月8日、カナダのトルドー首相がウクライナを電撃訪問している。これはこのカナダ人将校の逮捕の直後である。トルドー首相が、いったいなぜ、ウクライナへ飛んで行ったのか分からなかったが、ともかくトルドー首相はゼレンスキーに会って共同会見をした。
この話はいったい何を表しているのか、「アゾフスタル製鉄所の地下に生物兵器製造所ナンバー1が存在しているのではないか、だから、ここにアゾフが立て籠もった。そして、なぜかカナダ人将校がそこにいた。その部下も18人か35人がここにいた」と、言われている。この話が世界に知られてしまっては、困る人たちがいる。このような噂がネット上に出てきた。
もう一つ、アゾフ連隊は、自分たちは逃げたいが、しかし、キエフでもなく、ロシアでもなく、第3国を希望するという。ロシアへ逃げるのは嫌なようである。ロシア側は、正直に言えば危害を加えないと言っているが、彼らは信じない。また、ロシア側は武器を捨てて投降すれば逃がすと言っているが、ウクライナ人はウクライナに帰りたくないと言っている。これは一体何なのか、それは、ウクライナ政府がアゾフ連隊を守らないということを意味しているのである。
ゼレンスキーはこの状況をいいことに、アゾフを全滅させるつもりともいわれている。彼はアゾフ連隊に、最後まで戦え、逃げるなと、ずっと言い続けている。そうなるとアゾフはいつまでたっても武器を捨てず投降しない。民間人がいないので、この状況になれば、ロシア軍は当然攻め込む。それをゼレンスキーは待っているのではないか、そしてうまくいけば、アゾフを全滅させられる。これが関係者の間の噂である。
彼らが護りたかったのは、地下の設置した生物兵器研究所・製造所とそこを守備しているトレバー・カディエ(カナダ陸軍元司令官)だけであった。その為には、どんな犠牲が出ても構わなかった。