本源心 ~その他の文章~

本源心 ~その他の文章~  ありがとうございますノートから
真実の自己を自覚するとき、人はすでに無限の幸福を手中に収めていることに気付くのである。本当の自分に戻るためには、想念感情という業の心から、本当の心である本心へと自分の心を移すことが必要不可欠なことである。部分にとらわれた心から全体を把握する心へと移してゆくことが、即ち全体を、眺めながら部分の立場に立てる心になることが大切なのである。
 

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「和顔愛語」 040929

「心をおだやかにしていれば、独りでに
楽しいですから。それだけのことです。」
     中村 元(はじめ) 「対談集Ⅲ」
  中日新聞社 1999年10月24日 今週のことばから
常盤井 鸞猷(ときわいらんゆう)
仏教学の泰斗、中村元博士がなくなられた。
ひろく思想界の損失ははかり知れない。
氏の温顔は、テレビでもしばしば接することができたが、
それは仏教がそのまま輝き出た顔であった。
経文の「和顔愛語(いつもニコニコ、ことばやさしく)」が
体現されていた。二十数年かけた労作「仏教語大辞典」の
原稿を出版社が紛失しても一言もとがめず、さらに八年を
費やして十三万枚の原稿を書き残したことはよく知られていよう。
 仏教は「和顔愛語」を布施の行と説くが、行として
努めずとも、仏法者の徳として自然にそなわる
「独りでに楽しい」生き方があることを、氏は身体で
示してくださったのである。
       (いきいき いのちから)

なるみ日記から

なるみ日記から
31.27
母の弟の叔父さんが
墓参りにきてくれた
お彼岸に来るはずが来られなかったから…と
今日なら母の月命日だから…と
母とそっくりな顔の叔父さん
うちよりも僻地の山奥で叔母さんと2人で牛を飼って暮している
母が死んだ時
「ワシはようあきらめん…」
1年振りかな…
少し耳が遠くて会話がうまく続かない
でも、目を合わせてさえいれば
全てが通じる
「お昼御飯」を誘っても
「帰らにゃいけんのじゃ」と帰ってしまう
…無理に引き留めても
叔父さんは心から食事を楽しんではくれない
「なるさんに迷惑をかける」
どうしても…どうやっても
叔父さんが心からくつろいではくれない
叔父さんに食べてもらおうと
ずっと前から用意していたのに…
「おばちゃんと食べてね」と
用意していた食材をことづける
帰り際に
オババが叔父さんにお手製のくす玉をことづけた
「これは昇さん(叔父さんの名前)にあげてください。…」
去年心筋梗塞の頃オババが書いた手紙…
それを読んだ瞬間
叔父さんが
オババの手を取って頭をつけた
「ワシのことをよう思うてくださった。ありがたい!ありがとう!ありがとう!」
胸がいっぱいになった
…涙がこぼれた

心を訓練する八つの教え 031104

1日、2日とダライラマさんのお話を聴きに
東京 両国の国技館に出向いた。
1日は若者向けで無料。
往復はがきでの抽選だったが 超満員とはいかず
まだ席は 遠いものは空席となっていた。
ダライラマさんの登場時 みなが立ってお迎え歓迎をした。
ハートが 熱くなった。

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あの日の空は青かった 040818

「あの日の空は青かった」 輝楽村 [2004年08月18日(水)]
★* あの日の空は青かった。 輝楽村  「風の子守唄」から
あの日とは、昭和二十年八月十五日、終戦記念日のことです。
来年は「戦後」も満六十歳の還暦を迎えるわけで、そう考えると歳月の流れの早さに、今さらながら驚かされます。
盂蘭盆の迎え火を焚いた夕方に、息子がやってきました。この日は都合がつくかぎり、食事を一緒にするこのとにしていますから。
息子がこんなことを聞いてきました。「おやじは終戦の日のことをどれくらい覚えている?」と。
そのとき、おもわず口にしたのが「あの日の空は青かった!」なのです。
あの日の空の青さは、いったい何だったのか。
        

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宇宙意識(神)は音楽家(0)であると同時に音楽(1)である BOLIVIさん

平成16年4月18日(日)  BOLIVI
~宇宙意識(神)は音楽家(0)であると同時に音楽(1)である~
人はお互いに波長が合えば一語を発しなくても語り合うことができる。(痒いところに手がとどく)何時かそれを試してみれば自分でも驚く程深く会得することでしょう。その結果お互いの理解が一層深まり、愛の愛情も一層深まるでしょう。『会わねば愛しさやまさる』のも愛する者同志の送る想念が受信されるからである。
併し、それは人間同志間のことだけではなくて、動物、植物、鉱物の世界にまで至る。原子間の調和は生命の機能の基本法則、即ち愛を基礎とする。これはすべての被造物の底にある電磁原理という法則である。この原理は宇宙全体、この地球惑星だけではなく一切の創造り出された宇宙全体における基礎的な力である。

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良寛さんの涙 030626

ここは、越後の国(今の新潟県)です。
激しく雨が降るなかを、ひとりの女の人が、
良寛和尚の庵を訪ねてまいりました。
良寛さんが迎えてみると、弟、由之(ゆうし)
の妻でした。
「こんな天気の悪い日に、わざわざ訪ねてく
るとは、よほどのわけがあるのだろう。さあ
さあ、お入りなさい」
と、話を聞いてみると…。

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