再録 奇跡の道 その122~「心霊的」能力は望ましいことであるか

「(心霊的)能力は望ましいことであるか」

誰にでも自分で自覚していない数多くの能力が
備わっていることは感じていますね。

ですが自分にできることのどれをとっても、
自分自身がほんとうに誰であるかを
思い出すときの栄光に満ちた驚きに、
わずかでも比べられるものはありません。
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森信三先生の言葉 23~今後われわれ日本人は・・

今後われわれ日本人は、つねに脚下の現実をふまえつつ、マクロ(極大)とミクロ(極小)を切り結んで生きていかねばならないのでしょうか。つねに一眼は「国際情勢」を、そして他の一眼は内展せられて、つねに「われ如何に生きるべきか」を考えることが大事でしょうね。

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 読書が、われわれの人生に対する意義は一口で言ったら結局、「心の食物」という言葉がもっともよく当たると思うのです。ところが「心の食物」という以上、それは深くわれわれの心に沁み透って、力を与えてくれるものでなくてはならぬでしょう。ですから「心の食物」は必ずしも読書に限られるわけではありません。いやしくもそれが、わが心を養い太らせてくれるものであれば、人生のいろいろな経験は、すべてこれ心の食物と言ってよいわけです。したがってその意味からは、人生における深刻な経験は、たしかに読書以上に優れた心の養分と言えましょう。だが同時にここで注意を要することは、われわれの日常生活中に宿る意味の深さは、主として読書の光に照らして、初めてこれを見出すことができるのであって、もし読書をしなかったら、いかに切実な人生経験といえども、真の深さは容易に気付き難いと言えましょう。否、気付かないだけですめばまだしも、かような重大な意味を持つ深刻な人生経験というものは、もしその意味を見出してこれを生かすことができなければ、時には自他を傷つける結果になるとも言えましょう。ちょうど劇薬は、これをうまく生かせば良薬となりますが、もしこれを生かす道を知らねばかえって人々を損なうようなものです。

 

2545「青空ひろば」2021.12.13 自分で自分を自分するから

今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」の最新の記事を紹介します。

https://tenmei999.blogspot.com/2021/12/254520211213.html

「509 2021.11.24  ~ 524 2021.12.09」

さて、1月の禅の会は16日だったのですが(2011年の文章です)、まさしくドンピシャの大寒波襲来でした。

天気予報では福岡でも40センチの積雪があるだろうと発表されていて、禅の会が果たしてやれるのか心配しましたが、予報は大外れで雪はまったく降らず、太陽さんさえ笑顔をのぞかせて下さって、交通機関の大きな乱れもなく、平常と変わらないほどの人数の参加者もあり盛会でした。
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再録 奇跡の道 その123~死とは何か

「死とは何か」

死とは、すべての幻想を派生させる中心的な夢。

死は夢そのものなんですね。
生まれてから年をとり、活力を失って最後には
死んでいくもの。?

生命(いのち)だと考えるのは狂気なんでしょうか。
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森信三先生の言葉 24~同様に人生の深刻切実な経験も・・・

 同様に人生の深刻切実な経験も、もしこれを読書によって、教えの光に照らして見ない限り、いかに貴重な人生経験といえども、ひとりその意味がないばかりか、時には自他ともに傷つく結果となりましょう。こういうしだいですから、読書はわれわれの生活中、最も重要なるものの一つであり、ある意味では、人間生活の内面的な釣合いの上からは、読書がその半ばを占むべきだとさえ言えましょう。すなわちわれわれの人間生活は、その半ばこれを読書に費やし、他の半分は、かくして知り得たところを実践して、それを現実の上に実現していくことだとも言えましょう。

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 いかなる場合においても、大よそわが身に降りかかる事柄は、すべてこれを天の命として謹んでお受けをするということが、われわれにとっては最善の人生態度と思うわけです。ですからこの根本の一点に心の腰がすわらない間は、人間も真に確立したとは言えないと思うわです。したがってここにわれわれの修養の根本目標があると共に、また真の人間生活は、ここからして出発すると考えているのです。

「昭和20年12月」 奥の院通信から R3 12/12

https://okunoin.fc2.net/blog-entry-783.html

昭和20年の暮れは慌ただしかった。そんな中で9日 NHKラジオが「真相はこうだ」という番組を開始し、真珠湾攻撃四周年に当たる12月8日に合わせて放送を開始した。10回シリーズで、NHK第一・第二、日曜午後8時からのゴールデンタイムで、30分の同時放送であった。もちろん、
一人でも多くの人に聞かせるためだったのである。
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