完全な闇

夕方でかけようと車に乗った。
いえの前の「三蔵通」を西に向かう。
夕暮れ時。
傾いた夕陽がビルのガラスに反射して、
雲の間からのひかりを映す。
ふたつの光。
輝く地上。
車のCDからは外国の旋律が流れ、
心はうつろとなる。
まったき闇の中にいたい。
そしてまったき光を感じたい。
あの頃のように。
なぜか忘れてしまった自分がいる。
悲しいほど小さな自分。
そしていやになる言葉が口をつき、
とらわれた心はおおいなるものを
寄せ付けない。
日常の哀れか。

樹研工業の松浦さん

採用基準が順番という松浦社長さん。
世界最小のプラの歯車を作って
有名になった会社の社長さんだ。
テレビの番組にでてみえた。
松浦さんの5つの言葉の中にあった、
その「採用は順番」という言葉に反応して
番組の最後にスタジオ内のある視聴者が唯一の質問をした。
「採用基準が順番だということですが。
もし採用した人間がまったく能力がなくて、
会社にとって困るような人だったら、
どうしますか。?」
松浦さんは即答える。
「人間の中でダメな人間なんていませんよ。
すぐ花開く人もいるし、何十年もかかる人もいるけれど、
誰だって何かができる、得意なものがあるはずです。
もしダメだとしたら、それは見抜く目のない経営者がダメなんですよ。」
わが社の採用基準もずっと順番です。
だってやっと逢えたんですから。

価値の転換

物凄い時代が到来すると予想された23年前。
物凄い時代がきていると実感された23年間。
人々の「価値観」は変化し物、金から
縁(ネットワーク)へ移ったことを
知っているだろうか。
そしてそこで行われることが
もし物、金のためだったら、
その縁は一体何だろう。(笑)
ほんとに他の幸せを祈る気持ちからでた
情報は尊い。
そんな情報が示す内容こそは
目先のことでなく、何百年もの長いスパンで
この国や世界に住む人々にとって
有効なことがらであれば、との願いは強い。
無私が無償が現す偉大な情報の内容とは何か。
そろそろみんなが真剣に動く時が来たのだろうか。

浄水器マナウオーター

新しい浄水器マナウオーター(ステンレス製)

浄水器マナウオーター060825.jpg

マナウォーターを皆さんに紹介させていただいたのが、平成15年3月。
それから3年半が過ぎて47台が世の中に旅立っていった。
浄水器としての認定もとらず、器具自体も一般の浄水器と比較して、
ゴツクて、格好もあまりよくないのに、実質を重んじる人々は本物を見抜く目を持っていた。

ただ、大々的にPRして皆さんにお勧めする気にならない理由は、水そのものの品質を保証できるものでもなく、活水器として使用していただくため「飲料用ではありません」の記述を明確にしていたこともあったためだった。(自己責任なら飲んでもいい、法律の規定はない)

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生まれたことが 最大のしあわせ

久々にUさんと飲んでいた。
広島のご縁庵に行って、縁の深い
川原作太郎さんにあったとか。
川原さんは森信三先生の三人のお弟子さんの
うちのお一人で、漁師だったかた。

車から出されたボロボロの本。
これあげるよと渡された「一日一語」。
人生二度なしの先生直筆のサインの横に、
「生まれたことが 最大のしあわせ」の文字。

ご縁が人間を深めていくのだろうか。
Uさんと川原さんとの深いご縁が
伝わってくる。

こちらといえば、娘との縁。
「全部背負ってくれて・・・
ほんとにすまないと思っている。」
そういう間柄で生まれさせていただいたと、
人間の出逢いの不思議を思うのです。