「アフガニスタンの混乱」奥之院通信 R3 8/17

アフガニスタンの混乱

昨年1月6日の奥の院通信で、トランプ大統領がイラン革命防衛隊のソエイマニ司令官を殺害したことについて書いた。あの時は、この司令官を殺害することによって、イランによる中東での大戦争を避けさせた。イラン革命防衛隊はイランにいる、奥の院・ディープステートの軍隊である。イランの国軍ではない、むしろイラン国軍と対立し、イラン国家乗っ取りを謀っている。

 今回、アフガニスタン(アフガン)で同じことが起きた。タリバンがこの時のイラン革命防衛隊である。今回、奥の院はタリバンを使う方向で動き出した。奥の院が子飼いの中華人民共和国(中共)とタリバンを結びつけた。

 アフガンには30万人の政府軍がいるにも拘わらず、わずか7万5千の兵力しかもたないタリバンが、アフガン国家を乗っ取った。ベトナム戦争の時と同じように、アフガンのアメリカ大使他の要人は大使館の屋上からヘリで脱出した。タリバンは地方から拠点を攻略しながら首都カブールに向かった。これは共産党勢力のいつもの手である。地方を固めて中央に進む。

 今回のタリバンは、もう何をしてもアメリカ(バイデン政権)が手を出してくることはないと踏んで、一気に攻め上った感じだ。アメリカが先のイラン革命防衛隊隊長ソレイマニ司令官殺害のようなことは、しないと踏んだのである。もちろんそこには、奥の院=中共=タリバンの暗黙の連携がある。中共は新疆・ウィグルの人権弾圧を攻められているこの段階で、タリバンと連携して東トルキスタン(ウィグル)を押さえ込むことを目論んでいる。

 これでようやく、何故ウィグル人権問題を口だけで非難し、実際の解決に向かわないのか、が分かってきた。奥の院はこの問題を本気で解決する意思は持っていない、むしろ中共にこれをさせておくというのが本音である。それを表向きには出来ないから、ここでタリバンを使うことに決めたようである。奥の院・ディープステートはタリバンを本気で攻撃しないという意思をもっており、その事をタリバンに知らされたから、今回のアフガン制圧が可能になったと踏んで良い。

 ここでアメリカ大統領がトランプであったら、今回も然るべき時期に、タリバンのキーとなる要人を殺害し、アフガンの国の混乱を防いだ。そうしておけば、30万人の兵力を保有するアフガン政府軍が7万5千ほどしかいないタリバン勢力に、このように簡単に負けてしまうことはない。そこには奥の院と中共の裏からの支援があったとみていい。中共からは資金が提供されている。アフガン全土の部族にも然るべきカネが回っており、政府軍はすでに機能しなくなっているものと思われる。

 ここで、バイデン政権はトランプがアフガンから軍を引き揚げるという政策をとったから,このような事態になったという。しかし、残念ながら、そうではない。トランプ政権であれば、このような事態を引き起こすことなく米軍は撤退している。30万のアフガン国軍がきちんと機能するようにしている。イランのソレイマニ革命防衛隊長のような人物は早いうちに潰して、タリバンのようなごろつき集団の成長を止めていた。

 バイデン政権(奥の院)=中共=タリバンの連合体が、アフガン政権を潰してしまった。もちろん、彼らは現在のアフガンのガニ政権を腐敗させることにも関与している。ガニ大統領は大金を持って逃げたという。当たり前で、それこそが奥の院のお膳立てによるものであろう。しかも、これでガニ大統領のアフガンにおける評判もきちんと落としている。

 昨年のアメリカ大統領選挙での不正で、奥の院・ディープステートが守勢に立たされている部分もあるが、ここでタリバンを使って中共と組ませ、大それた企画を進行させている可能性がある。そのためのコロナ騒動でもある。

 奥の院はコロナの新種をどんどん出してきている。殺傷力の威力を益々高めてコロナ騒動を煽っている。そして、それに対するワクチン開発を行ってきちんと商売もしている。きちんと効果のあるワクチンなどは開発しない、怪しげなものを効果があると宣伝して商売している。良いものを開発してもそれを認可をさせない。

 彼らの目的は、決して病気を治すことではなく、あくまでも直さないで静かに目立たないように殺していくことである。今起きている中共の大洪水について、メディアはほとんど報道しない。相当な数の人民が犠牲になったいるにも拘わらずである。奥の院の最終目的は大量虐殺による人口削減である。自然によるものか、人工的なものかはともかく、多くの人の犠牲を静かに放置する。

 我が日本国を中共と同じにしてはいけない、アフガンにしてはいけない。先の大戦では奥の院に首を絞められ酷い目に遭った。二度と同じ轍は踏まないようにしたい。それには奥の院の動静を見抜く必要がある。日本は彼らに狙われている、ということを知ることから始めなければならない。