投稿日: 2021年9月12日 投稿者: 伊路波 随想伊路波村から 1-137 再録 随想 伊路波村から111〜生きているだけで 「もう生きているだけでなんでもいいよね」 家内がポツリと言った。 それで我が家ではほとんど子供は野放し状態。 むしろ人間を一目でみぬく末っ子娘や 奥底の状況を知る長男。 みんなの自由や幸いを祈る長女や次女に 教えられてばっかりいる。 なにか事がおきれば瞬時に結束してことにあたる 家族全員。ちいさな口争いはあっても、おそらく 憎しみあうようなけんかは兄弟の間でみたことがない。 「命さえあれば」を合い言葉に、変化してやまない 関係を旅する家族。 この家族が大好きだ。