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今回は「いっぷくからありがとう」さんの2022年12月15日「心が作り出す世界 」と2022年12月16日「縄文スピリッツ」の2つの記事を紹介します。
「心が作り出す世界 」
空海が教えてくださったことに、次のようなことがあります。
私達が、この世の中で見たり聞いたりすることは、 全部、もともと私達の心の内にあるものである。
心の中にあることしか、私達は経験できない。
・不平不満、愚痴、憎しみ、ねたみ、
・自分さえよければ、人より優位に立ちたい、
・お金が全て
・世の中の不正に対し、常に激しい憎しみ・怒りを向けている人
そう思っている人は、その通り阿修羅の世界の中に生きて行きます。
逆に
・感謝や笑顔、
・優しさ、
・思いやり、
・助け合い、
・お陰様
心の中がそれらで満たされている人は、その通り美しく、優しい世界で生きて行くことになります。
これは1200年前に空海が教えて下さった真実です。
空海が仰った 即身成仏、私達は生きている内に、天国でも地獄でも行ける
とはこのことです。
ですので親の生き方を見て育つ子供たちは、親と同じ道を歩んで行くことが多くなります。
親の私達自身が心の中を天国にすれば、私達も幸せになりますし、同じく繋がっているご先祖や、子供たちも本当の幸せを手に入れることが出来るでしょう。
さて、それではお金もかからず、簡単に出来る「心を天国にする方法」の一つをご紹介します。
良寛さんが大切にした「和顔愛語」です。
良寛さんは新潟で生まれました。
江戸時代末期を生きたお坊さんで、詩人として多くの人に知られています。
良寛さんは多くの人に慕われ、愛された方でした。
その良寛さんが大切にされていたことが
「和顔愛語」(わげんあいご)という言葉だったそうです。
「和顔愛語」とは、その字の通り、
和やかな顔で、温かい言葉を口にする。ということを言います。
良寛さんは、人に与えるようなお金やモノを何も持っていなかったので、
誰かに何かをあげることはできませんでした。
ですが自分の言葉なら贈り物にできる。そう考えました。
ですので良寛さんの口から出てくるのは、
・温かい言葉や感謝の言葉、
・人を勇気づける言葉、
・人を明るい気持ちにさせる言葉、
・人を癒す言葉
ばかりでした。
良寛さんの「和顔」というのは、人への素敵なプレゼントだったのかもしれませんね。
2500年前のブッダも同じことを教えて下さいました。
ブッダの教えに無財の七施(むざいのしちせ)というものがあります。
無財の七施とはお金をかけなくても相手のためにできることですが、その中に
・優しい言葉、思いやりのある言葉で接する
・温かい笑顔で接する
ということがあります。
笑顔で優しい言葉を口にする人の回りには、
同じように笑顔の人が引き寄せられて集まってきます。
でも、いつもいつも笑顔で優しい言葉をかけ続けるのは大変なことかもしれませんね。
うまく笑えない時や、優しい言葉など出ない時ももちろんあります。
ですが、そうありたいと思うだけで、
後は私達の内に居らっしゃる神様が後押しして下さいます。
私達が住む地球には、次のような法則があります。
与えたものが、受け取るもの
相手に対して、厳しい言葉をかければ、自分も同じように人から厳しい言葉をかけられます。
優しい言葉をかければ、人から優しい言葉をかけてくれる人が現れます。
良寛さんはきっと、優しい言葉をまわりに投げかけ続けた人だったのですね。
だから多くの人に慕われ、愛されました。
笑顔の良寛さんの周りには、きっと笑顔の人達が集まってきたのでしょう。
そう考えると、笑顔の人達に囲まれ、幸せになる一番簡単な方法は、
自分が笑顔でい続けることなのかも知れません。
私達も良寛さんのように、人様に愛される人間になりたいものです。
「縄文スピリッツ」
先日群馬で行われたトキ君ファミリーの会話の中でお兄ちゃんの一言が心に残りました。
まだ小学生ですから、語彙(ごい)は少なく、幼いのですが、言っていることから類推できるのは、マルチユニバースのことを言っていました。
マルチバースとは、多元宇宙理論のことです。
多数のビッグバンにより沢山の宇宙が存在すると考えられています。
私たちの所属する宇宙はその一つにすぎません。
その宇宙同士は、距離が離れ過ぎている為に、物理的に干渉出来ないのでお互いに独立しています。
またその一言は 日本書紀、古事記の宇宙創生のお話と一致していました。
お兄ちゃんが、この一言を言えるということは、
・彼がひとつの宇宙を創造した高度に進化した宇宙的な生命体の出身なのか、
・マルチユニバースを科学的に理解できるほど進化した生命体の出身なのか
であるということです。
このお兄ちゃんが以前動画で言っていたのですが、
これから日本に沢山の神様が生まれてくる準備が整い、生まれてくると、今まで人間では、動かせなかった時代の流れをぐるりと変えてしまうことができる。
但し、その神仕組みがうまくいくためには、
この日本において、神様を信じる人々が多くいないといけない・・
とのことでした。
では今日も神様のお話です。
今世界を見渡せば、最終戦争のような様相を呈しています。
地球の進化にそぐわないものがあぶり出され、まさに魂の振り分けが行われているような状況です。
そのような中で、ますます希望の光となるのが神々が地政学的に何万年もかけて育て
日本人のDNAの中にしっかりと根付いた「縄文スピリッツ」かもしれません。
物理的な戦力やパワーはなくとも、その真の日本人の精神性は、例えば羽生選手の例のように世界中の人々の胸を打つものがあります。
戦後この力を恐れた占領軍の敗戦処理によって、日本人の精神性は一見、切断されたかのように見えますが、1万年以上の文化に培われたそのDNAは、そう簡単に破壊することはできません。
文化は異なっても、同じ神様からの神聖火花を頂いている人類同士、高い倫理観と、神々とともに生きてきた、その生きざまは、世界中の魂の共鳴を起こすのでしょう。
今日はそんな日本人の心に眠る「縄文スピリッツ」のお話です。
日本人には、はるか縄文の時代から、1万年以上も続く、ものの考え方の基本があります。
自然を敬い、全ての物にスピリッツ、魂を感じ大切にするという、いわゆる古神道の考え方です。
そこでは、神々はもちろん、死者でさえ敬い、その幸せを願い、喜んでいただくことこそが、
生きている私たちの幸せに繋がると信じられてきました。
このような考え方、生き方こそ、私たち日本人のDNAに息づく尊いものであり、
まさにそのことにより、日本は世界のひな型と言われるようになりました。
2011年には、神々に近い魂として、破壊の時代の予行演習がなされました。
今の時代はまさに、私たちのDNAの中に眠る縄文のスピリッツの遺伝子をONにする時代が訪れています。
私たちの祖先の縄文の時代は、1万5千年間も日本で続いた平和な時代でした。
その時代には、争いの形跡が一切見つかっていません。
争い、いさかい、過度の所有意識が始まったのは弥生時代からです。
つまり弥生族が大陸から日本に渡って来てからのことになります。
どうして縄文人は争いをしなかったのかというと、
その理由は、縄文人は外に「神」を作らなかったからでした。
「神」は人それぞれの「自分の中にある」と信じて、お互いの「神」を尊重しあったからです。
自分の中の「神」が尊重されるには、相手の中の「神」を尊重しないといけません。
このように、すべての対象のうちにある「神」を尊重しつつ、自分のうちにある「神」に感謝した時代が縄文時代であり、古神道の基本的な考え方でした。
これは、まさにブッダグループが、人類の精神性の進化のために時を超え、今の時代に、取っている方法論と全く同じです。
まさに縄文回帰、「縄文の心を取り戻せ」のスピリット。
これこそが、私たちが、私たち一人一人の心の中にこそ神さまを見出し、お互いを尊重し認め、助け合い、お互いさまの気持ちで生きて行く精神的な支柱となります。
今の時代に言われている「国常立尊の復権」とはそう言う意味を持っています。
地上の変化は、まず目に見えない世界で起こります。
上なる如く、下もまた然り・・です。
そして神々は、人間の精神性の復活を通じ、この地球を変えて行きますが、
その変化は、多くの人が期待するような
・派手で、
・ドラマチックな、
・天変地異のような
やり方ではないと思われます。
大事な物は見えない・・・ いつの世でも、やり方は同じです。
単なる好奇心を満たすような、人目を極端に引くサーカスを見せるような方法は取りません。
地味ですが、着実な方法です。
私たちのハートの中には
・先祖を大切に思う敬心
・死者の幸せさえも願う優しさ
そして、生きている人々に対する、
・お互いさま
・お陰さまの心
相手の個性、尊厳を大切に思う温かな心、優しい心でありました。
ただ、明治の文明開化、戦後の敗戦処理によって、その大切な心が強制的に、忘却させられていただけです。
その美しい神のような心を取り戻せば、きっと、気付いたら、いつの間にかミロクの世が始まっていた・・ そのようになっていることでしょう。
今は、建て替え、つまり破壊の時を過ごしていますが、これを耐え忍べば、いよいよ美しき世界への建て直しの時期です。
希望を持ち、周りの人々と助け合いながら、笑顔と感謝の気持ちで暮らしていれば、きっと、その美しき世で暮らすことができるでしょう。