2963「地獄に住む人」2023.2.5 自分で自分を自分するから

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 今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年01月31日の記事を紹介します。

「地獄に住む人」

今日は以前に書いた記事ですが、占星術の大家マドモアゼル愛さんのお話をご紹介します。

そのお話の内容は、空海の「即身成仏」の内容を、切り口を変えて、分かりやすく説明してくださっています。

少し過激な単語を使われていらっしゃいますので、なじみのある単語に置き換えて、ご紹介します。

<引用開始> 引用元

人は死んでから地獄に行くのでしょうか?

違うと思います。

人は生きている時にすでに地獄に行くのです。

もちろん、すべての人がそうではありませんが、生きている時に、既に地獄に住んでいなければ死んでも地獄にはいかないはずです。

天国も同じでしょう。

生きている時が天国でなければ、死んでも天国に行けるわけではありません。

これはすべてに共通した法則です。

今幸福でない人が未来に幸福になることはできません。

将来幸福になりたいと願うのは人情ですが、法則的には今幸福でない限り、未来も幸福ではないのです。

要するに今と未来の関係です。

未来を作るのは今ですから、今が変わらなければ物事は永遠に変わりません。

人が不幸のどん底にいたとしましょう。

不幸だ不幸だと思っている状態が長期不幸です。

普通は相当な不幸が襲っても、時には気分が変わったり、感情が変化したり、考えが変わることがあります。

それなのに、

・変化を拒否して、かたくなに気分を変えない、、、

・かたくなに考えを変えない、、、

・かたくなに感情を変えない、、、、

これが不幸が続く原因です。

恨みや怒りを変えない、、、、

何があってもそれを維持し続ける、、、

それが地獄に住むということです。

人は生きていながら、こうして地獄の世界に、足を踏み入れていくわけです。

何でこんな話しをまだ夏でもないのに始めるかと言うと、けっこう地獄に住んでいる人が多いことに気づいたからです。

何かにこだわり、それをかたくなに変えようとしないまま生きている人は、少なからず地獄の状態になっています。

そして生きる現場のリアリティよりも、現実と異なる幻想の思いこみのウエイトの方が重いとき、私たちは段々と地獄に住むようになります。

この世は変化こそが取りえであり、変化が大きい恵まれた世界です。

この世に理不尽なことが多すぎるのは困りものかもしれませんが、その分、色々な変化のチャンスに恵まれた、可能性に満ちた世界なのです。

本当は悪いことも良いことも含めた変化こそが、私たちの世界からのプレゼントであり宝物です。

・天候の変化、

・四季の変化、

・環境の変化、

・人間関係の変化、

・訪れる事柄の変化、

・肉体の変化、

・感情の変化、

・考えの変化、

・意識の変化

など、様々な変化に充ち溢れています。

そして変化を受け入れることで、過去を流し去っていきます。

変化を受け入れさえすれば、過去が人を苦しめることは基本的になくなります。

また変化があれば、必ずそこにはエネルギー現象がありますので、変化=エネルギーとなるわけです。

生きながら地獄に住む人は、エネルギーが少ないのです。

地獄に住む人は変化にエネルギーがあるなどとは認めず、物にしか、また過去への思いにしかエネルギーがないと思っています。

地獄に住む人の考えは、凄く現実的なんです。

だから死んでもこの世に関わるのです。

現実的だからです。

物や過去が好きなんです。

私もお墓に停めておいた車が、わずか30分後に戻ったとき、ラジオも聞こえない程バッテリーが完全に上がってしまったことがあります。

肉体を持たないお化けにやられたのでしょう。

お化けはエネルギーを欲しがるので、バッテリーはごちそうだったのかもしれません。

地獄に住む人は変化を拒否しているので、慢性的にエネルギー不足に陥っています。

ですので、外界からエネルギーを得ることを考えた結果、電気を好んだり、人からエネルギーを奪おうとするのかもしれません。

一緒にいるとやけに疲れる、エネルギーを奪われる、、、

という経験は誰にでもあると思いますが、それはその相手が変化を認めない人の場合に多いはずです。

相手ばかりでなく、こちらも変化を認めなければ、お互いで地獄合戦になりますので、恨みや怒りが増幅します。

変化を認めず、双方が変化なしで物事を解決しようとする時、私たちは地獄合戦の、恨みあいに入っていくのです。

どちらの我を通すのではなく、お互いに変化することで問題解決に導くことがエネルギーワークとなりますので、そうすれば物事は必ず発展します。

取り決めだけの、事務的やりくりで平成は30年やってきましたので、エネルギーを失っているわけです。

おそらく令和の時代は、変化にとんだ時代になるでしょう。

私たちの生き方も、変化を受け入れることで、自ら変化に身を置くことで、

エネルギーを得ることを考えたいと思います。

・四季を愛でる、、、

・一日の自然現象の変化に喜びを見出す、、、

・季節の食べ物の変化を味わう、、、

地球は変化によって、エネルギー現象を起こしていますので、それを見たり味わうことが、文化として定着してきたわけです。

生きながら地獄に住む人には

四季も、夕日の美しさも、鳥のさえずりもありません。

ただ自身の思いの世界があるだけ。

変化したら自分がいなくなることを恐れているのでしょうか。

いなくなれば大きな世界に入るわけで、肉体が無くなる変化を最終的には人は受け入れるわけです。(生きながら地獄に住んでいた人は、それを拒否します)

生れたら死ぬのはセットです。

死の変化を受け入れることが、永遠の世界の入り口に私たちを導いてくれるわけですが、

せめて生きている間にも、変化多き人生を歩み、地獄的な生き方から自由でいたいものです。

変化多き人生とは、何も激動の人生であるというのとは違います。

変化を受け入れる姿勢で生きることです。

変化を楽しめるということです。

変化がエネルギーであることを認めず、物にエネルギーがあるとする今の科学の限界を、

私たちの心だけでも、越えて行かねばならない時代に来ている気がします。

<引用終了>

この地球は行動の星と呼ばれています。

自分自身で、一歩踏み出すことで、様々な波紋が、宇宙に解き放たれます。

そして、その波長をキャッチした、共振した人が、必ず現れ、発信者である、私の人生に変化がもたらされます。

運命は人が運んでくるとは、その事です。

・誰かがやってくれるだろう

・誰かが助けてくれるだろう

・棚からぼた餅的なことが起きるだろう

の心では、そのような依存の心では、決して運命は変わりません。

ご自分の心を、静かに見つめてみてください。

・私は不幸だ

・私は貧困だ

・私は重い病気だ

・私に友達はいない

・周りはみんな敵だ

・みんな私の不幸を望んでいる

・私をだまそうとしている人がいる

そんな風に、かたくなに思ってはいませんか?

そのような考えを手放さない限り、何時までも「地獄に住む人」から抜け出せないことでしょう。

何時までも、頑なに恨みを心に抱いていては、その頑なで、重い心ゆえに、肉体を去る時には、天に上ることはできないでしょう。

そのような状態では、肉体の死後も行先は、もう決まっています。

一度、一回だけでも、一切、そのような心を忘れてみませんか?

そして、私は、もともと

・心あたたかく

・みんなで助け合い

・お互い様と、人の個性も受け入れ

・おかげ様と、みんなに感謝して

そして

・人をだまさず

・疑わず

・恨まず

・さげすまさず、

・不平不満を言わず

そんな風に生まれ、そして生きてきた。

そして、それはこれからも変わらず、そんな人間だったと、、、

思い直し、生きなおしてみませんか?

そう決心した途端、人生は180度変わり、神々も、周りの人々も、あたたかな心で受け入れてくれることでしょう。

そして、生きながら天国に住む人に生まれ変わることでしょう。