しつけの三原則
一、朝、必ず親に挨拶をする子にすること。
二、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ
返事のできる子にすること。
三、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、
席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。
このしつけのコツはというと、まず、母親自身が、
ご主人に対して朝の挨拶をハッキリとするようにし、
また、ご主人から呼ばれたら、必ず「ハイ」と
はっきりした返事をするように努力をすることです。
この「ハイ」という一語によって、その人は
「我」を捨てるわけです。つまりそれまでの意地や
張りの一切を投げ捨てるわけです。同時に、それによって
当の本人はもとより、一家の人びとの雰囲気までが
変わり出す。