光文書
(ヒカリモンジョ)
Vol.800+30+82
東京 大阪 名古屋
日本列島の日本人の意識を変える準備が、ほぼ整いつつあることを教えておくように、とのメッセージ付きで、今回も、「東京、大阪、名古屋」という光文書のタイトルが降りてきました。
これは、今回の東京補選後に、天が用意しているプログラムで、日本保守党という新しい政治勢力が、どのように、この日本列島を「改新」していくのかのプログラムを示しています。
明治維新の維新という言葉は本来は「一新」だったのですが、一新することなく維新として日本人の意識に定着しました。
この維新という言葉を使った政党がすでに出ており、その正体も明らかになりつつある現在、私がかねてから伝えてきた幕末の明治維新前夜の日本列島よりも、はるかに面白い時代がはじまることを、どんな言葉にすべきかと考えていた時のことです。
「大化改新」という言葉が下されました。
そうです。「改新」なのです。
現在ある日本の姿は、天智、天武の天皇によってつくられたといっても、過言ではありません。そして、天智は白村江の敗北の主人公です。いまの日本列島は、その敗北よりも、もっと巨大な敗北で、一度、占領された後の洗脳からの解放を含めた日本人と日本列島の改新のタイミングを迎えたのだと考えればいいのです。
「大化改新」は日本を天皇の日本とするためのもので、近現代に連なる日本史の原点というべきものです。それに対し、今回の改新は、日本が世界史に再デビューするための準備であり、これを成し遂げなければ、この地球、世界は日の出を迎えることができないという歴史の大きな転換点となるのです。
明治維新は、思想的ムーブメントとしては大日本史をつくった水戸藩にはじまり、結果として、薩長土肥という中央から遠い雄藩連合による、武力による江戸幕府の打倒へと到る一連の動きでしたが、この歴史を参考にすれば、今回、天がなぜ、「東京、大阪、名古屋」という言葉を伝えてきたのかが分るはずです。
そうです、かつてあった藩に対応するのは、現在の日本国の地方自治体だからです。
すでに、日本保守党の共同代表は、名古屋市長という巨大な経済力を有する都市の首長であるのです。ここに、東京と大阪を加えれば、現在の東京政府を主導しているかに見える永田町や信濃町の政治勢力を、包囲する地方連合が成立してしまうのです。
日本文化が、最も輝いていたのは、日本の各地域が経済的にも文化的に自立して、自立で繁栄の道を競っていた明治政府以前の政体だったことを忘れてはなりません。
天神地祇が覚醒し、日本列島で、日本人が創造的に生活するためには、そのためにふさわしい政治システムが新たに生まれる必要があるのです。
そこに、西洋型民主主義は、その理念を正しく受け継ぐ必要があるにしても、敗戦後にマッカーサーによって押し付けられた政治体制では、天皇を中心とした祭政一致体制とはなり得ません。西欧のイデオロギーの闇を理解し、新しい世界秩序を、日本人が日本人の頭で考え出すところから、憲法を含む法治国家のあり方と統治システムをつくり出すことを、天はプログラムとして、地上に降ろしているということです。ここに、私が書いていることを、一定数の日本人は、何の違和感を持たずに理解することができるはずです。それは、精神界が光を強めて、人間の意識を、こちらの方向に導いてきた結果なのです。
この時点で、世界を暗黒の底に沈めようとするものたちのパワーは限界を迎え、地球全体が光の方向に進むことは決まったともいえます。その主人公となるのが、これからの日本を変える覚醒した日本人意識の持ち主なのです。
神紀四年(二千二十四年)五月二日 積哲夫 記