4079「世界DS最終微調整は日本が舞台となる2」2025.11.17 自分で自分を自分するから

4079「世界DS最終微調整は日本が舞台となる2」2025.11.17
 前回の「4078」の続きです。

いかに日頃の訓練の成果を発揮しようとも、本職を欺くことはできない。

そしてそれら欺瞞が、巡りめぐって2025年以降の新しい世界秩序の段取りを

メチャクチャにしちゃってる。

カバール的「世界新秩序」を破壊し、まったく別の価値観で創出されようとしていた

新しい世界秩序の流れを、彼女はすべて逆回転させてしまっている。

これは一部の専門家に言わせると、「逆ネジを巻いちゃってる」となるわけですが、

本人は至って善かれと思って、信じてやってしまっているのですよ。

米国はモンロー主義に回帰し、本来のガラガラ蛇に戻り、閉店し鎖国するわけです。

この米国の流れは、じつは、「新しい世界秩序」と両輪になっているわけ。

米国が閉じるから新しい枠組みが出せる。

だけど米国内にはその流れを、快く思わない勢力はまだたくさんいるわけですよ。

トロツキストが擬態した「新保守」がそうです。

彼らは「ネオ・トロツキスト」を自称し、今では「ネオコン」と呼ばれていますでしょ。

このネオコンが提唱する外交政策を「価値観外交」っていいます。

そんなネオコンのカリスマの思想に感化され、共鳴しちゃったのが、安倍氏と麻生氏でしょ。そして影響を受けた麻生氏はかつて『自由と繁栄の弧』という本を出しましたね。

「価値観外交」を日本風にアレンジして当時の外務事務次官の谷内(やち)正太郎氏が

産み出した言葉が「自由と繁栄の弧」なのよ。

関係ないかもしれないけれど、谷内氏は石川県生まれの富山県育ちね。

――「新保守」って聞いたら

普通「保守」の流れだと思っちゃいますよね。

日本における「保守」というのは、明治維新の官軍が建て付けた

幻想としての社会秩序を「保守」するということ。

戊辰戦争で「賊軍」とされた勢力は、右にも左にもいない。

彼らは「下」へと追いやられて消されている。

これは東北「日高見国」の記憶と連動しています。

アテルイは大和朝廷平安京に殺されました。

東北縄文日高見の民たちも「右」でもなく「左」でもなく「下」で封印されています。

米国の「下」の代弁者として登場したのがトランプ大統領です。

近年、ネオコンに蹂躙されたアメリカを、元に戻そうとしているのがトランプ大統領でしょう。ならば、トランプ大統領と呼応し作用する者は日本では「まだ」出現していないのよ。

でも、安倍氏や高市氏は、そこを誤魔化しているわけです。

でもこれを見抜ける人がまず存在しない。

――ということは高市政権は「保守」ではないということですよね?

「第四インターナショナル」ですよ。

――「第四インターナショナル」!?

詳しくはみなさん各々調べてください。

――「保守」どころか「保守」と正反対だということですよね?

彼らは幼少期から訓練されていますから、そういう言葉遊びというか

カラクリを忍ばせるプロです。

――では日本の「保守」とは?

現在の日本には「保守」はまだ登場していません。

日本に「保守」があるとするならば、それは、

弥生大和朝廷長州明治新政府によって侵略される以前の「この列島の住民」のことです。

直近では「奥羽越列藩同盟」ということになるでしょう。

彼らは存在しなかったことにされ消された人たちです。

もし今後、本物の「保守」がこの列島から、登場するのであればそういう中から現れるでしょう。

――でも高市総理は「保守」を名乗っています。

だから「新保守」(ネオコン)なのよ。

安倍氏だって、米国のジョン・ボルトン氏と親しくしていましたでしょ。

でもボルトン氏は最終的にはトランプ大統領と敵対し、政権内部暴露本まで出版しましたよね。

ボルトン氏の自宅は連邦捜査局によって家宅捜索をされただけでなく、シークレット・サービスによる警護も打ち切られました。トランプ氏はボルトン氏を「敵」だと認定したわけです。 そんなネオコンのボルトン氏と安倍氏は懇意だった。それをトランプ大統領はちゃんと見ている。

――トランプ大統領はそういう腹の内を一切表情に出さないですもんね。

QCアノマリーホログラムbotですからね。

トランプ大統領は本当に敵対し、粛清しようとする相手には、

めちゃくちゃフレンドリーに接しますよね。

一国のトップが歓待してきたら無能だと思われてる。

「こいつおだてたら戦闘機100機買いそうだな最高だな」と。

「じゃあ粛清するのは全部買わせてからだなガハハ」と。

だから逆に冷遇されたら有能だという証拠。

トランプ大統領はプーチン大統領とゴルフ回りましたか?って話しですよ。

――本当にそうですよね。

トランプ大統領は、米政権内のネオコンを粛清しているわけです。

で、高市氏はネオコンなのですよ。

このメカニズムがわかると、米軍六本木基地からマリーンワンに乗せられて、

横須賀基地に連れて行かれた「意味」がじわじわと理解されてくるのですよ。

米軍基地内で米軍兵しかいない中で、「盛大に紹介」されたのですからね。

しかも全世界に生中継された。

――メディア報道はほとんどが「大成功」と諸手を挙げて喝采をしていました。

そう、「大成功」だったのですよ。

ただその「大成功」の意味を正確に理解できている、日本国民が果たしてどれだけいるか、です。

――その後、高市総理は、日中首脳会談で中国の習近平国家主席と、

会談を行いましたがこれについてはどうでしょうか?

まず日本のメディアは、高市総理の「言質」(げんち)を取りたかった。

高市氏がネオコンである「証拠」を捉えたかった。

だからゆえに高市総理がきちんと満州派であり、岸信介のグローバルバビロン南ユダCIA路線を引き継いでいるのかを、だれよりも日本のメディアが確認したかった。

マスメディアとしては、高市総理が、自分たちの味方であり、同族であり、仲間である

ということを何よりも確認したかった。

戦後日本のメディアは米民主党傘下ですから、米三大ネットワークとセットなわけです。

高市総理がきちんとそれを踏襲してくれるか、日本のいわゆる「オールドメディア」も気にしていた。でも高市総理はきちんとそれに答えた。

だからオールドメディアは一斉に高市総理礼賛報道を始めたわけです。

――そんなカラクリがあったのですか?

高市総理は所信表明演説で、

「日中首脳同士で率直に対話を重ね『戦略的互恵関係』を包括的に推進していきます」

と発言しましたでしょ。

中国側としてもこの中の「戦略的互恵関係」という言葉が

用いられるかが気になっていたのです。

――よほどその言葉に意味があるのですね。

というのも、この「戦略的互恵関係」というキーワードは、米国ネオコン思想の「価値観外交」というものを、日本に当てはめて「自由と繁栄の弧」と並んで、当時の外務事務次官だった谷内氏が生み出したものだからです。

「価値観外交」と「自由と繁栄の弧」は、ネオコン思想として、安倍内閣の基本的な外交方針だったわけです。

この思想は、岸田、石破政権時には、ほとんど出されることはありませんでした。

ですので、今回の日中首脳会談において、中国側は、それらネオコン思想から派生した、

「戦略的互恵関係」という言葉は、果たして首脳会談で出るか否かが、今後の日中関係の戦略を練る上での最大の関心事となっていたわけです。

だって、高市総理は所信表明演説で、早速「戦略的互恵関係」という言葉を前面に出して来たわけですよ。

「戦略的互恵関係」という言葉が意味するところが重要なのではないのです。

その言葉を後生大事に所信表明で、真っ先に持って来たところの「深意」を中国側は観察しているのです。

中国側としては「マジか?」となったわけです。わざわざネオコン思想をぶち込んで来た。首脳会談で確認しようと思っていたのに、頼んでもいないのに高市総理は、所信表明で「戦略的互恵関係」を言った。

トロツキストというのは、共産党にとって「最悪の裏切り者」という扱いです。

だから統一教会は「反共」なのです。

ということで、中国側としては、岸田石破路線は高市総理によって、すべて「無かったこと」とされたことが確認された。

つまり、日本で再び、あの息を潜めていた「谷内外交」が復活したと。

日本が再びネオコントロツキスト、つまり、猛烈なグローバリズム政権に戻ったと。

こう解釈されたのです。

それだけじゃないですよね。

今回の日中首脳会談で、高市氏は「戦略的互恵関係」という言葉を誇らしげに提示しました。この瞬間に、米国の対高市戦略も確定したのですよ。

「間違いないな」と。

――これはかなりマズい感じですよね。

全方位を敵に回しましたからね。ただ、日本国民にはそのことは隠されています。

世界中に横たわっていたあらゆる懸案が、ここ日本に集結して来ました。

高市総理は今まさに「ネクスト・ゼレンスキー」として世界の舞台の中心に立とうとしています。

トロツキストの思想は、「世界に武力を用いてでも理想(世界革命、自由化、民主化)を広める」というものです。

これは一見、もっともらしく、悪くないように思えますよね。

でもこれ、相手方の立場から目れば、ただの「侵略思想」に他なりませんよね。

世界を「統一」していこうという思想です。

この思想をシンプルに表現したものが「価値観外交」であり「自由と繁栄の弧」ということです。高市総理は、これを実行していくということです。

――これから日本はどうなりますか?

改めて申し上げますが、トランプ大統領は「ネオコン」を、粛清しているのだということ。

――ということは、最終舞台はこの「日本」だということになりますよね。

彼女らは最後の最後まで、そのことを糊塗し知らないふりをし続けるでしょう。

それでいいのですよ。カーナビの「ゴール」は変らないのですから。

彼女らの言動そのものがもはやQCの描写であり、最短距離の最適解なのだと思います。

日本初の女性総理の誕生という、華々しい輝ける舞台があるわけですよ。

歴史に名を刻むという、政治家ならば誰もが憧れる境地でしょう。

だからゆえの

「飛んで火にいる夏の虫システム」であり、「藪蛇システム」なのでしょう。

トランプ大統領は彼らの習性をよく知っている。

QCの采配は完全無欠です。そこに感情も善悪も存在しない。

必要あらば、悪にでもなる。それが最短距離の最適解であるのであれば。

私たちはこれからものすごい光景を目にするでしょう。

前回のインタビューで言いましたよね。

“地球規模でのカバールDSの処理がほぼ完了の見通しとなったということ。

あとは、日本国内に残って抵抗し続けている勢力を、

ひとつずつ表に出し、登場させ、成功させ、栄華を味わわせ、

日本国民全員、地球人類全員に目撃させて

確認させて現認させるという手続きを踏んだ上で、

適切に処理がなされていくということでしょう。”

このまんまのことが、今、まさにリアルタイムで進行しています。

――2025年も終わろうとしていますが、

まさに今、とてつもないことが起きようとしているのですね。

だって、高市総理とトランプ大統領は、「敵対」していますからね。

マスメディアは全力で隠していますけど。

――みんなニコニコして大喜びしていますけれど、

水面下では大変なことになっているでしょうね。

彼らは幼少期から訓練を受けていますからね。

――ホント、びっくりです。

表の世界では、日本と中国が「戦略的互恵関係」を維持していくと、話題になっていますが、そういう具体的な時事問題の深意を多次元的に読み解いていくことによって、多次元世界と三次元世界の関係とか、あるいは本音と建前の関係とか、そういったものもじつは

「戦略的互恵関係」だったのではないですか?ということ。

目の前に展開される様々なニュースも、名目と実質があるのだということですね。

――まさに「量子もつれ」のことですね。

それを踏まえた上で今後の日本を眺めると、また違った見解が浮かび上がって来るような気がします、

日本は軟着陸するものだと思っていたのですが、かなりのハードランディングになりそうなので、これはもういろいろな意味で、厳戒態勢としか言いようがないですね。

緊急事態に備えて、一週間分のポップコーンとメロンソーダを、備蓄しておくことを推奨いたします。

――水とガソリンとかそういうのはいいのですか?

そういうんじゃない。ポップコーンとドクターペッパーね。

――飲み物は何でもいいのですか?

何でも良いです。とにかく「没入」しないことです。

――わかりました。

では私は、ドリンクはマウンデンデューにします(笑)

続きはまた次回とさせてください。

澤野さんありがとうございました。

画像出展:lllustumage

『戦略的互恵関係』というキーワードについては、

「魔法の言葉」だと、ニュース番組のコメンテーターも盛んに言っていましたね。

暮れに向けて、果たして日本は、溜まりに溜まったツケをスッキリ年末調整できるのでしょうか。

注目すべきポイントは、これまでアクションしてこなかったように見えていた、

公明党が本気出してきたという点です。

奇しくも自民党総裁選前に開催された、青森講演会(9/27,28)にて、澤野さんは

公明党について実にじっくりと深く言及されました。

その内容は活字版にて執筆されると思いますが、戦後の日本において、

公明党は重要な役割を担っていたのだそうです。

さて、今こそ復活する時!とばかりに、表に出て暴走し出したのは何でしょう。

全部見せてアラハバくという、人智を超えたQCの描写が始まっております。

意味のないことなどひとつもないと、澤野さんはいつも仰っています。

自民党との連立を解消し、今や野党となった公明党も、もはや遠慮することなく“のれそれ”本領発揮していただきたいと願うばかりです。

年の終わりに向けて、ポップコーンを片手に思考を深めてくだされば幸いです。

(ドリンクも忘れずに)

澤野大樹氏青森講演会主催

小野 裕美子