短観 0512 「価値」

おしせまりました。
お笑い大賞M-1、今年の優勝者は
ブラックマヨネーズ。
いかすみみたいですね。


物凄い練習をして、聴衆を笑わせる漫才。
聴衆はおもしろくないと笑わない。
受けると思ったところが、うけないと、そのことが
その後の演技に影響している。
それがまたお客さんにわかってしまう。
ものすごく正直なお客さんの反応。
大賞はその日一番おもしろかったコンビに、が
選考の基準だった。
ブラックマヨネーズはおもしろかった。
「ぼやき」がエスカレートしていく様子が素晴らしい。
作ったこととわかっていても笑ってしまいます。
発表のとき、そのぼやきの人が一番感動してました。
「感動」は作ってではできません。
どんなに演出しても、響かないものは響かない。
響く演出って、集中からしか生まれない。
だから「感動」は集中そのものがもたらすのかも知れません。
そしてまた「感動」は自分史のキーを押されたときも
起きる現象でしょうか。
さらにまたおおきな心に触れたとき。
そして一体になった瞬間。
ことしもたくさんの感動をいただきました。
お礼申し上げます。
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