随想 伊路波村から34~静かに 生かせてくださるもの

音もなく いつもここにあるもの。
静かに 静かに 私たちを生かせて下さる
おおいなるもの。

語れば語るほど 遠くになるもの。

静かであれば また自我が限りなく 伏せてしまう。

世の中が 大混乱になった時
考えもつかぬ 新しい技術が現れて
私たちを 新しい時代へといざなう。

「産業革命」か「環業革命」かは知らないけれど
少なくとも ワットも石油も原子力も そばにいて
気持ちの良い人はいないだろう。

天の理にかなうものは いつも人の気持ちを
やさしくさせるもの。

言葉や 意識でもできるけれど
誰にでも どこででも共通の 大いなるもの。

私たちを 生かせて  しずかにあるもの。

近づいている・・・・・。

それは 私たちそのもの。