黒柳 徹子 女優
ソントン・ワイルダーというアメリカの作家が書いた「わが町」というお芝居があります。
主人公はエミリーという女の子ですが、彼女は自分の子どもを産んだ後、二十何歳かで死ぬんです。お姑さんたちは先に死んでいて、舞台の右と左にこの世とあちらの世界があるという終わりのほうのシーンで司会者が、「自分が一番幸せだったと思う日、たった一日だけこの世に帰らせてあげる」というんです。エミリーは十二歳の誕生日の日を選びます。
“致知出版社 一日一話 読めば心が熱くなる・・ 第二弾 29 「本当の幸せはどこにあるか」” の続きを読む