思い出深い年となった令和三年、いよいよ押し迫りました。使わせていただいてから26年になる年間手帳。その今年用の「天風手帳」を3月に東京で紛失、が始まりの年となりました。再び手帳を買い求めましたが、新しい手帳には1月~2月の記述が空白です。全部の予定を手帳に書き込む習慣が続いていたので、手帳紛失はもっともこたえていました。毎年2回ほど開催されるフランス料理の講習会に参加。その帰途いつものように酔っぱらう癖が、トートバックとのお別れをくれました。
東京の在来線の駅に置き忘れたバッグは2週間たっても戻らず、すべてのものはなくしても大丈夫でしたが、手帳は・・。バッグの中にあった2冊の書物「沙門空海 唐の国にて 鬼と宴す」と「小説 中江藤樹」も、もう一度購入することに。ですがこのバッグ紛失事件は何かを示唆していると強く感じさせました。
一つは深酔い駄目よ。!(笑)
一つは「空海を追え!」と聞こえました。
一つはこの国の唯一の聖人中江藤樹の学びです。
少し遅れた3月からが今年の本格スタートです。
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