「人類滅亡の危機」奥之院通信 R3 7/15

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ヨハネ黙示録の題名は「イエス・キリストの黙示」から取ったものであるという。原典のギリシャ語は「アポカリュプシス」で、「未来を開示し、この世の終わりの神の裁きを告知する」となる。しかも、彼は「私は見た」という。彼はキリストと同時代に生きた人物であり、人類が核戦争で滅んだといわれる時期からすれば、少なくとも1000年以上経っている。だから、彼が「私は見た」というのは幻想か何かで、神から見せられたという意味であろう。

 人類のテクノロジーがある一定の段階に達したときはじめて、人類はそれが何を意味するか理解できる。ヨハネの生きた時代のテクノロジーでは、彼が「私は見た」というものは「幻想」であると思われたのは当然のことであろう。

 核兵器や、神経ガスなどの化学兵器、遺伝子工学によって造り出された猛烈な毒性をもった生物化学兵器を手にしてしまった現代人こそが、まさにそういったヨハネが「私は見た」といった現象を見せられているようにも思われる。広島・長崎の惨状は既に見た。奥の院企業モンサントの開発した枯れ葉剤がベトナム戦争で使用され、森の木が枯れた光景も見た。その後、エイズやサーズなどの生物兵器も見せられ、今コロナである。

 ヨハネは「世を迷わす極悪人」として処刑された。彼の書いた黙示録が、「世を迷わした」といって処刑されたのであるが、実際の奥に隠れた真の理由は「言ってはならない」ことを言ったから、奥の院が処刑したのであろう。その意味では、処刑の理由はイエス・キリストと同じである。彼らにとって、過去に核戦争などなかったのであり、それをあったというのは「世迷い言」なのであった。

 先の大戦後の冷戦時代、ソ連から核攻撃されるとアメリカで大騒ぎが起きた。ソ連が核兵器を開発しそれを持つに至ったし、広島・長崎を見てしまったので、アメリカ人に恐怖心を植え付けてしまったからである。奥の院はこれを鎮静化させるのに必死になって、その効果もあって、今では核戦争の可能性は遠のいたと思われている。しかし、今米中対立がエスカレートしつつある。

 対立しているように見えるアメリカも中共も、いずれも奥の院傘下の国であるから、最終決断は奥の院が行う。ところが、今の中共は核攻撃の能力は既に充分持っており、しかも、ここで決定権を持っている中共共産党は、自分たちが滅ぶのであれば人類全体を道連れにするという集団である。
 彼らは中共国民を代表する者たちではない。あの地を支配している与太者集団に過ぎない。だから、彼らは追い込まれると、核のボタンを押す可能性がある。今、その瀬戸際に向かっているのかも知れない。

 また、一方のアメリカでは、奥の院と米軍とが「奇妙な戦争」を戦っている。奥の院の立てたディープステートと米軍が、目には見えない闘いをしている。だから、この戦争を取り敢えず「奇妙な戦争」と表現する。誰と誰が戦っているのかが見えないのである。戦っている当事者の一方は奥の院が立てているディープステートとこれも奥の院が生み育てた中共共産党との連合軍で、相手は米軍である。しかし、その米軍の中にも、ディープステートの者が多数いるので問題は複雑極まりない。もちろん、アメリカ社会を牛耳っている政界、官界、財界のほとんどがディープステート側である。

 この「奇妙な戦争」は、米軍側がディープステートの主要人物の排除作戦を、「軍事作戦」と称して行っている。表に現れることがあまりないので、その行方は全く分からない。またこの「奇妙な戦争」は中共の内部抗争にも直結している。アメリカではアメリカ国内に巣くっているディープステートと米軍、中共では中共共産党内部の抗争という図式である。

 再度人類を、核戦争をしてでも滅ぼす危険性があるのは、奥の院と中共共産党である。いずれも自分たちの生き残り(利益)のためには、人類の滅亡をも平気で賭ける体質を持っているからである。
 極端な分かりやすい言い方をすれば、一人(大ボス)の人間のために、人類を滅ぼすと言うことである。先の大戦で、自分の身を捨てて、戦争を終わらせられた天皇とは、真逆の連中であるから、危険である。
 
 天皇と同じ考えで、同じ行動を取った人物は、イエス・キリストで、もしかしたら他はヨハネだけかも知れない。今のバチカンも、法王が奥の院に忖度し、「ファチマの第三の秘密」すらを世に明かさない。ローマ・カトリックも相当奥の院に犯されている。バチカンも揺れ動いているのであろう。法王がアウシュビッツに出かけて行って、額ずいている姿がそれを象徴している。

 バチカンまでが奥の院・ディープステートに忖度し、「ファチマの第三の秘密」(7月13日通信参照)を封印しているようでは、第三次世界大戦は避けられない。そしてその延長線上の次なる核戦争・人類滅亡の危険性が増してきている。奥の院と中共共産党は、何をしでかすか分からない存在である。今の新疆・ウィグル問題など序の口であろう。人類の救済、文明存続など、彼らにとっては塵のように軽いのであるという認識が必要である。