「中共の水害」奥之院通信 R3 7/26

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中華人民共和国(中共)で大洪水が起き、多くの死者が出ているようである。この国は情報を中共の共産党(CCP)が完全に独占・支配しているので、本当に起きていることは分からない。日本のメディアは一切何も報道していない。何も起きていないから報道されないのか、あるいは北京が報道を禁止しているからなのか、それすら不明である。

 しかし、インターネット動画などではもう一昨年辺りから、三峡ダムが危ないと言った情報が流れていた。もうすぐダムの水位が危険ラインに達するとか報じていた。もちろん、真相は藪の中である。このダムが出来た時は一万年に一度の大雨にも絶えられると言っていた。それが、そのうち1000年に一度でも大丈夫となり、更に100年に一度でもとなった。

 最近の豪雨で危なくなってきたのか、この三峡ダムだけは守らなければならない、となっているようで、こっそりこのダムの水を放流している。周辺にもダムが無数にあり、そちらの方は決壊している所もあるようだ。その下流域の町や村が水浸しになっている。

 確かに、このところ中共の雨は異常で、その雨量は半端でない。最近、鄭州市(河南省の州都・人口1000万人強)が大洪水に見舞われて気の毒な状況にあるようだ。これも報道はないので、本当のところは分からない。しかし、動画などでは映像がいくらでも出てくる。

 アンダーパス(立体交差点などで下をくぐっている道路や鉄道)に濁流が流入し、これが水没している。動画報道では、この水没が急激だったために、相当な被害が出ているようである。これほど急激な流入は自然に起きたものではない。上流のダムが放水したためである。しかも、事前通知・報道なしで放流したので、人民はそれに備える間もなかったようである。ある箇所の道路のアンダーパスでは、6キロもあるアンダーパスがわずか5分で水没したという。

 問題なのは,このダムが放流する時に直前、しかも報道なしで、いきなりするので被害が大きくなることである。ところが、この鄭州市は半導体産業の中心地であることから、共産党はその生産会社にはこっそりとかなり事前に通知しているようである。工場に被害を出さないようにしている。あくまで物優先である、共産党優先で、唯物思想の行き着く先である。

 この鄭州市の人的被害がどれくらいになるのかは全く分からない。今は数十人と発表されているようであるが、とてもそんな数字ではないはずである。先に書いた6キロのアンダーパスでは5分で水没しているので、そこを走っていた車の数から推定して少なくとも5000人が犠牲になっていると言われる。逃げ出す時間は全くないからである。

 これは河南省の大洪水だけの話である。しかも鄭州市の、ある一つのアンダーパスにおける被害の話である。これが河南省全体の話になると全く見当も付かない。もう少し経てば多少の情報も出てくるかも知れないが、正確な数字は永久に出ないかも知れない。大躍進でも、文化大革命でも、どれだけの犠牲者が出たかはいまだに分からないままである。少なくとも千万単位である。

 昨年は揚子江上流・中流に大洪水が発生し、相当の被害が出ている。しかし、今もその被害規模は報じられていない。大きな町全体が水没している映像が見られた。高層ビルが水の中に孤立していた。これも、三峡ダムを守るために、いきなり放流したためであった。

 今回は河南省で多くの被害が出ている。しかし、もちろん河南省だけではないはずで、最近では首都の北京も洪水被害が発生しているようである。こうした中、トップの習近平国家主席はチベットを訪問しているという。もちろん、これも極秘とのことで、何のためにどこに出かけていったのかは不明で、意味もなく行っているとは思えない。あの地域では印度ともめ事が起きているが、それとの関係は気になる所である。

 奥の院・ディープステートは目下流行病を造って、その犯人を中共に仕立てている。事実そうであるかも知れないが、真相は明かしていない。その上、彼らは中共の近海に揃って空母打撃軍を配備している。しかも、彼らは目下の中共の洪水被害のことは熟知している。その上、米軍は台湾に軍用機を飛ばし、中共のデッドラインを踏んでいる。まるで挑発しているようである。
 これから奥の院は何をしようとしているのか、不気味である。しかも、これに対し、もし日本が台湾問題に介入したら、核を打ち込むと習近平が言明した。にもかかわらず、この事実をメディアは全く報道しない。北京に忖度しているのであろうが、日本国と日本国民には良くないことである。