「気の毒なカブール」奥之院通信から R3 8/28

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テロ事件は起きた。アフガニスタンの首都カブールの空港周辺と、近くのホテルの2カ所で起きた。空港には国外脱出を望む大勢の人が詰めかけていた。犠牲になったのは、そうした人たちである。空港のゲート付近では、爆発の後、市民や兵士が銃撃されている。犠牲になっているのはアフガニスタン人が100人くらい、そして、アメリカ軍兵士も13人が犠牲になっている。アメリカ軍にとっては、過去10年で最悪の悲劇という。

 早速、バイデン大統領は「実行犯とアメリカの不幸を願う者に告ぐ。我々は許さず、決して忘れない。必ず捕まえて代償を払わせる」という声明を出した。当然のことである。
 しかし、この犯人たちは恐らく奥の院らの支持によるか、もしくは暗黙の了解の上でしているものと思われる。そして、声明を出したバイデンは、この奥の院が大掛かりに実施した、昨年の不正選挙で立てられた大統領である。またまた始まった、ヤラセの戦争のようである。

 首都カブールがタリバンの手に落ちると、バイデン傀儡政権は極めて深刻な危機に陥った。正統な政府の仮面をつけているに過ぎないと分って距離を置いているミリタリー(アメリカ軍)に対し、バイデン(あるいはバイデンに扮している例の俳優)は、アフガニスタンの悪化する危機について、国防長官ロイド・オースティンにアドバイスを求めた。

 ロイド・オースティンらは、軍に対する権限は全く持っていないことは自認しているので、遠く離れたアフガンにとらえられているアメリカ市民を、どう脱出させるか答えられない。
 そこでバイデンは、動こうとしないミリタリーに「そうか、くそ! もし彼ら(アフガンにいるアメリカ人)が死んだとしたら、全てトランプのせいにするぞ」とすごんだ。

 この「全てトランプのせいにするぞ」というのは、今ではいつも、彼らが使う常套句になっている。バイデンがアメリカ人の命を守ることに失敗したので、彼らのメディアから強い批判が巻き起こった。メディアとしては非難する姿勢を示さざるを得ない。
 民主党下院議長のナンシー・ペロシは「バイデンを助けてあげて」と懇願した。そうでもしなければ、ディープステート(奥の院)支持者は集団脱走しかねないからである。

 タリバンが地方を次第に奪回し、アメリカの支配地域にも危機が迫るにつれて、国防長官ロイド・オースティンは、海兵隊司令官で統合参謀本部のディヴィッド・バーガー大将に、危機に陥っているアメリカ人を避難させるためのミリタリー・サポートを要請したのである。

 ここで大将は言う、「君はアメリカ人を心配しているのではないだろう。心配しているのは君のハンドラー連中の面子を守り、防護することだろう。君は魂を売った。しかし、我々真のアメリカ人は、同胞を見殺しには出来ないよ。我々はすでに、彼らを故国に戻すプランを作っている。これは、君やバイデンのためではない。アメリカ人の命が心配なんだ」と。

 ここで、オースティン長官が「アメリカは君に感謝するよ」と言ったのに対し、バーガー大将は、「ここで、アメリカの代表者面をするなよ。君は人気が気になるのだろう。私はアメリカ人の命を救うことを心配しているんだ」と叱った。
 アメリカ人の生命の救出に向かう6000人の部隊を編成したのは、バーガー大将に協調した他の統合参謀本部であった。ところが、バイデンのチームは、ミリタリーの立てたプランを知って、これを賞賛し、その上でバイデンとその犯罪集団(奥の院・ディープステート)が軍隊を召集したかのように、見せかけた。

 「バイデンは自分の(議会の)承認行為の格付けが、カマラ・ハリス同様に、落ち込んでいることに気付くまで、アメリカ人の生命を2回も危機に晒したのだ、奴はいつもタオルを投げて、アメリカ人の死亡者を、巻き添え損失とカウントするつもりだったことを我々は知っている。犠牲になる人たちのことなど、別に気にしてはいないことを知っている。
 したがって、アメリカ人の命を救った感謝は、トランプと我がミリタリーに捧げるべきなんだ。バイデンやその仲間連中ではない」と、その分かった筋の人たちは語っている。

 なお、ここで「バイデン」という場合、必ずしも本当のバイデンを指してはいない。例の俳優アーサー・ロバーツを含むボディダブル(替え玉)や俳優が、公衆やテレビで本物を演じているに過ぎないことに注意して欲しい。