「ビル・ゲイツ3回目の裁判」奥之院通信から R3 9/6

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(9月2日の通信に続いて)
 ビル・ゲイツの軍事裁判の3日目は、弁護士・バリュアーテの弁論から始まった。用意した陳述から聞いてもらいたいと嘆願したのである。海軍中将ハンニックは、短ければ許す、とした。

 バリュアーテの演説は、ミリタリーが無実の人間を陥れようとしていると非難することから始まり、もしもゲイツの社会貢献がなかったなら、アメリカはどのようになったかに亘る長演説になった。彼は、ゲイツは人類過去最高の慈善家であったとの演説に8分間を費やした。ゲイツがいなかったら、世界は如何に悲惨であったか。彼の科学技術上の業績がなかったら、アメリカは暗黒時代に陥っていたであろうなどと述べた。「ビルは、これまで予見者であったし、これからもそうであり続けるでしょう。彼の専門知識、発明、そして彼の親切心が何百万人もの生命を救ったのです。」

 ハンニック中将は「もう、終わりましたか? 法廷は貴方の演技を十分愉しみましたよ。」と言った上で、「確かに、ビル・ゲイツは多くの慈善を施しました。しかし私は、彼が自分自身ではいったい何か発明をしたのか、疑問だと思います。彼は自分よりも優秀な人々を、自分のために働かせたのです。彼の親切心は、薄っぺらなビニール・コートだったのです。本当の彼、真実のビル・ゲイツを隠蔽するためのものだったのです。」と言って、ミリタリーとしてのゲイツに対して起こした訴状を提示した。

 彼はミリタリーが、全国にあるゲイツの邸宅を急襲し、押収したコンピュータにあった書類を裁判官に提示した。そこにはファイザー、メルク、ジョンソン&ジョンソンを含む、幾つもの大手製薬会社との秘密の取引が書かれていた。

 2001年8月4日のメールには、当時ファイザーCEOだったヘンリー・マッキンネル(当時58歳)とのやりとりがあった。そこには正気な人間ならば極悪無法としか思えない計画があった。ワクチンに発見しにくい毒素を忍び込ませ、患者の重要な臓器を徐々に融解させるというものだった。その症状は、数年は表面化せず、表面化したときは、臨床医は臓器不全と診断し、既に手遅れとなる。ゲイツは、ここで自分の開発したこの「製品」は、全ての治療法を打ち負かすだろうと述べている。

 ファイザー(製薬)が、この開発計画で手に入れるのは何か? ゲイツは毎年、ファイザーに対し、1億5000万ドル(日本円150億円)の寄付をする(これで立派な慈善家になれる)。そして、マッキンネルCEOのケイマン島にあるファンドに毎年1000万ドルドル(10億円)が送金される。

 これに対するマッキンネルCEOの返信を海軍中将ハンニックが示した。
 「親愛なるミスター・ゲイツ。
 私は貴方の、地球はやがて人口過剰になるという見解に同感です。そして、この人類淘汰薬品は、人類に貢献する人々のために地球上のリソース(資源)を保全することになるでしょう。これが私一人だけのことであれば、私は諸手を挙げて貴方のアイデアを推進します。しかしながら、私と私の同僚は、少し早すぎるのではないかと懸念しています。私や会社全体を犯罪者にしかねないという、ベンチャー・リスクがあると感じます。将来において、現在の病気の本当の原因が明らかになり、私も貴方も、そして我が会社も、咎められなくなる社会的メカニズムが出来上がるまで、この話合いを続けることにしましょう。」
 とあった。マッキンネルCEOの方がゲイツよりも数段慎重である。

 ビル・ゲイツはこれに返信して、「自分の配下の者たちは、すでに作業を加速させ、そのバリエーション薬品を250人について臨床試験を実施中である、そしてそれはインフルエンザ・ワクチンに導入されている、このEメールはその毒がどの社会層で注入されたかは特定していないが、ゲイツに毒を盛られた患者が6カ月後の同じ日に『息を引き取った』」と書いている。

 バリュアーテ弁護士は、すぐにそれらのメールは、無実のゲイツを有罪にするために偽造、変造、修正された偽物だと抗弁した。

 ここで更にハンニック中将は「ゲイツは、これらのメールを暗号化しましたが、独立したデジタル・フォレンジック(法医学)専門家が、『これはゲイツ自身が書いた、またゲイツ宛の真正のメール』であることに、疑いが無いと証明しました」と言った。

 バリュアーテ弁護士は法廷に対し、ゲイツと打ち合わせするための休廷を要求した。ハンニック中将は憤慨したが、自分も疲れたとして、木曜日(9/9)朝まで休廷と宣告した。ビル・ゲイツが「キル・ゲイツ」と言われる所以がここにあるようである。