2507「苦の後に楽が来る」2021.11.5 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年10月30日の記事を紹介します。

「苦の後に楽が来る」

人は誰でも

・不幸や苦労

・貧困や病気

を厭います。

毎日毎日が幸せで、嬉しいこと、楽しいことしか起きないことを望みます。

ですが、私たちの永遠に続く魂は、本当にこの短い人生、やっと手に入れた人間としての人生を、そのように送ることとを望んでいるのでしょうか?

今日は美輪明宏さんのお話です。

尚、文章の中で「修業」など、美輪さん一流の言葉使いをされています。ですが、それは文章中でも述べられていますが、人間はその美しい姿、完全なる人格、つまり神と同じ純粋エネルギーに近づくために生まれてきている・・ という意味で使われています。

ですので言葉尻だけを捉え、艱難苦難の修業と、誤解なされないようにお願いいたします。

文章表現の細かいところではなく、美輪さんが仰りたい大意・真意をご理解下されば幸いです。

<引用開始> 引用元 

美しい生き方というのは、たとえば死後にも、ものすごく影響することだと思うのです。

楽あれば苦あり。

すごく悪いことがあった後に、ものすごくいいことが起きるようになっている。

この地球という星はそういう場所なのです。

そして私たちの開発途中の魂は、

・あらゆる人種、職業、容姿、性格と、

・あらゆるパターンの人間の人生を、

心を、体験し、修業しなければならないのです。

あるときは

・黒人になったり、

・白人になったり、あるいは

・黄色人種になったり。

・男になったり、

・女になったり、

私のように真ん中になってみたり(笑)。

いろいろなタイプの人生を何千何万回と生まれ変わり、死に変わり、輪廻転生を繰り返して体験して生きていかなくちゃいけないのです。そしてそこで苦労して勉強していく。

「私はどうしてこんなに孤独で、ひどい人生を歩まなくてはいけないのかしら」と思っても、

実は、生まれる前に、あの世で自分でプログラミングしてそれを選んで生まれてきたのだから、その人はその人生を体験しなきゃいけない義務を持っている。

この地球に修業しにきているのだから。だから文句はいえないわけ。

よく人生に疲れたからといって自殺する人がいるけれども、これは言ってみれば、人生の職場放棄で人生の中途退学なのです。

ですから次に生まれ変わっても、また一からやりなおさなければいけない。

辛い思いをして死んだとしても、

結局、また同じコースを生まれかわってきて同じことを繰り返さないといけない。

だから自殺で死ぬのは痛いし苦しい目にあっただけ骨折り損のくたびれ儲け。

だからどんなに苦しくても辛くても、人生は自然死までがんばった方がいいということです。

反対に苦労が多い人生でも、前向きにすべてクリアして経験していくと、

優しくて厳しくて温かい思いやりある、自信にあふれた人格へ成長していく。

人間はその美しい姿、完全なる人格、

つまり神と同じ、純粋エネルギーに近づくために生まれてきているのです。

あの世ではこの世の権力や地位、肩書なんて何の役にも立ちません。

本当に平等なのです。

魂が純粋で、美しければ美しいほど、それに準じ比例した高いところにいける。

真っ黒で汚くて、恨みつらみ憎しみで想念が固まり、ストップしたまま、あの世で暮らすなんて嫌でしょう。

だからこそ、私は現世で、ウォーミングアップとしてまず心の優しさ温かさ美しさを、といつも呼びかけているのです。

そう、未来永劫(みらいえいごう)、この世でも、あの世でも平和で安らかで、美しく生きていくために…。

<引用終了>

・輪廻転生(生まれ変わり)がある。

・自分の人生は、生まれる前にあの世で、自分自身で設計して生まれてきた。

・人間はその美しい姿、完全なる人格、つまり神と同じ純粋エネルギーに近づくために生まれてきている

・自分の生前の考え方、癖(不平不満、愚痴)が死後の行き先さえ変えてしまう。

これらは全て、中間世記憶を持つ子供たちが、思い出した天の記憶と同じです。

また、ここで頻繁に紹介している小林正観さんの考えと同じです。

私も、それが真実であろうと思います。

そしてそれが真実であるならば、

・今、例え不幸のどん底でも、それは自分で計画してきたこと

・従って、自分を破滅に追いやるためでなく、自分の魂を輝かせるための苦労である。

ということですね。

そして何倍もの高い倍率をかいくぐり地球に生まれてきた幸運な魂たちは、皆それぞれの、魂磨きの環境を選んで生まれて来ているわけですから、見た目で人を判断したり、バカにしたりしてはいけないと言うことになります。

生きている私たちには、その見えない深い理由など分からないのですから。

縁があって、

・同じ時代、

・同じ地域

に生まれてきているのですから、お互いの長所も短所もひっくるめて「個性」を尊重し、

相手の尊厳を尊び、助け合って生きていきたいものですね。

それがひいては自分の生きている宇宙全体を、幸せにしてくれますから。