奥の院通信から R4 1/24 「9・11テロに思う」

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 20年前の9・11事件が起きている瞬間を、偶々ある飲食店でテレビで見た。そして、その時のテレビ報道を見て、瞬間、これは奥の院・ディープステートのヤラセ(仕組んだ犯罪)だなと確信した。「あれはヤラセではないか」と、ある退官した高級官僚の友人に言った。すると、彼は「それはない」と言って嘲笑した。しかし、思いは変わらなかった。

 先ず思ったのは、旅客機が突っ込んだくらいで、あのようにビルか崩れ落ちることはない、これはビルの解体業者が解体する時と同じだと思った。その後の報道で、ある女性が助けてくれと手を振っていた。数日後には、犯人の一人と思われる者のパスポートが道に落ちているのが発見されたと報じられた。

 翌日だったか、当時の大統領ジョージ・ブッシュは、どこか他の州に出かけていて、その旅先でインタビューを受け、驚いた風な対応をしていた。旅客機がビルに突っ込み、ビルが崩れ落ちる映像は数日流れた。そしてある日を境に、その映像は一切流れなくなった。

 また、数日後には、アラブ系の若者が数人、犯人候補として報道されるようになった。同時に崩壊したビルの瓦礫が取り除かれ、現場の整地作業が急ピッチに進められた。これには少々驚かされた。通常、犯罪の現場は捜査が完了するまではそのまま保存しておくものである。そうでなければ証拠隠滅が行われる。ところが、現場の整理は急速に進み、そのうち綺麗にコンクリートが張られた。そこには池が造られた。もうこの犯罪の現場検証など出来ない。

 事件後数日して、ブッシュ大統領が、「これはテロとの戦争である」と言い始めた。そこで妙に納得した。そうか、これで国連安全保障理事会の了解がなくても、「テロとの戦争である」と言えば、当分はこの事件(テロ)で、いつでもどこででも戦争を起こせるのだと納得した。

 そして、これで奥の院・ディープステートは戦争を起こすなと思った。案の定、アフガン戦争、イラク戦争と戦争を続けた。そのうち、ビンラディンなる犯人たちの親玉を特定し、彼を執拗に追い回し、連日テレビ報道を続けた。数年してようやく彼を仕留めた。

 また、彼はかつてブッシュ大統領のビジネス・パートナーで、サウジアラビアの大富豪だったと言うことも分かってきた。その後、アフガン戦争、イラク戦争が起こされ、その間、毎日のように戦死したアメリカ軍の若い兵士の棺が星条旗に包まれて、アーリントン墓地に収められる映像が流れた。アメリカ国民はこれを見せられて、「テロとの戦争」を戦っているのだと思わされていた。

 アフガン戦争後は、アフガンでの芥子の栽培が急増した。アヘン生産が急増したのである。タリバンが統治していた時の何十倍もの生産量となった。奥の院・ディープステートのサイドビジネスとなったのである。イラクは国が完全に崩壊し、フセイン大統領は自国民の裁判で処刑された。

 かつての奥の院のドンであるマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは言った。「私はいつでもどこででも戦争を起こすことが出来る」と。この言葉を思い出した。そして、その現実に納得した。  「テロとの戦争」と言えば、本当に「いつでもどこででも」戦争を起こせ、現実に起こされている。毎年、世界中で戦争が起こされた。そして今も起こされようとしている。

 この間の経緯が、今回のブッシュ裁判とチェイニー裁判で、全ては判明した。多額の資金が費やされ、多くの人たちの血が流された。そして、その裏ではチェイニーらが大儲けした経緯も明確になった。かつて、アイゼンハワー大統領が、「軍産複合体」の存在を口にし、即座に解雇された。

 彼の言った「軍産複合体」が、まさに「奥の院・ディープステート」なのである。その存在は隠されなければならないのである。これを口にすると「それは陰謀論」となる。社会的地位のあるものが言えば、その人物は直ぐに鞭持て追われることになる。

 今回、ブッシュ元大統領・チェイニー元副大統領・ラムズフェルド元国防長官の三人の悪巧みが明るみに出て、20年強も前の9・11事件はようやく解決したことになる。今回の裁判までは、9・11事件が、この三人の悪巧みによるものとは分からなかった。思いもよらなかった。