輝楽村勉強会 ありがとうございますのお話 050209

ありがとうおじさん の お話 平成17年2月9日(金)
神様の助けを受ける為の一番の秘訣は、謙虚に謙虚になることです。
なぜなら我を出せば出すほど、神様は奥へ奥へ引っ込んでしまうからです。
謙虚さを形に表すと、礼儀作法となるのです。
一番下から一番上を仰ぎ見て、すべてを光一元に仰ぎ見て、自分のすべてを与え尽して、順番に階段を追って上へ上へ昇化してゆく状態を示しているのです。


人の家でも土足で奥座敷に踏み込めば、不法侵入の罪で罰せられるのです。
押し売りや物乞いのようなことをすれば、門前払いです。
一番の奥座敷に招き入れてもらう為には、それにふさわしいだけの徳を積んだ立派な自分になっていなければならないのです。
自分から要求するようでは、敬遠されて追い返されるだけです。
神様の奥殿に招き入れてもらう為には、もっともっと厳しいのです。
厳格な礼儀作法を通して、その謙虚さが本物かどうか問われるのです。
業想念(思い)の汚れを一杯つけたままでは、思い通りにしたいという我の心では、門前払いをくらうのは必然です。
過去世に積み重ねた無限の業想念(思い・借り・汚れ)は一時棚上げにしていただいて、今生での汚れぐらいは綺麗に落してからでないと、相手にしてもらえないのは当然のことなのです。
今生での心の汚れを落とし、表面だけでも綺麗にして入門を乞わなければ、神様の助けを受けることも不可能なのです。
その為には、他人に迷惑をかけない、新たな借りをつくらない、新たな思いを積み重ねないという自分にならなければならないのです。
他人に迷惑をかけない、新たな借りをつくらない、思いの汚れをくっつけない自分になる為には、プラスとマイナスの両方から自分を見詰め直して、総点検する必要があるのです。
他人に迷惑をかける、借りをつくる、思いを貯めるとは、
①マイナスの言葉を使うこと。
 (ア)むさぼること、欲求すること、無理強いすること。
 (イ)腹を立てること、怨むこと、憎むこと、悲しむこと。
 (ウ)不平・不満・不足を並べ立てること、愚痴ること。
②マイナス思考になること。
③マイナスの姿、行動をとること。
④働かないこと。
    働きが少ないと、必ず借り越しになるのです。
⑤ぜいたくをすること。
    必要な物だけで満足しないと、ぜいたくになるのです。
⑥他人の助けを受けること。
    自分から助けを求めたら、高利の借金と同じです。
⑦借金返し、恩返しを忘れること。
    借金返し、恩返しは期限を定めて、一日も早く済ませること。
他人に迷惑をかけない、借りをつくらない、思いを貯めないとは、
①プラスの言葉を積極的に駆使すること。
②プラス思考で、楽天的楽観的に生きること。
③常に笑顔で喜びを表現すること。
④三人前以上の働きをすること。
⑤常に恩返しの心で働くこと。
⑥報いを求めないで、与え尽くしてゆくこと。
⑦時間を厳守すること。
⑧常に全体を観て、総責任者の自覚をもって、細部まで行き届くこと。
⑨常に全力を尽し、限界を破り、能力を高めること。
⑩正しい目的目標を定めて、一番必要なことから片付けること。
以上が神様の助けを受ける為の、前準備なのです。
ここから、神様の助けを受ける為の第一歩が始まるのです。
「この命神様に捧げます。どうか神様の御用にお使いください。」
と神様と誓約して、神様への感謝と奉仕に生きることによって、すなわち神様に全託することによって、自分の持っている、過去世からの無限の借り、思い、マイナスを神様に順番に少しずつ預けることによって、消し去ってもらえるのです。
本当の感謝の真祈りは、すべての思いを消し去ってもらってからです。
それまでは「ありがとうございます」を神名として唱えて、神様を呼び続けて、無限の思いを消し去ってもらうのです。
思いが消え去った後は、自分のすべてを神様に捧げ尽し、与え尽し、神様の中へ飛び込むことによって、より神様に近づいて、神様と与え尽し合いの交流をして、神我一体感を大きく、深くしてゆくのです。
このときの「ありがとうございます」は、神様の無限の無限の輝きが無限に無限に一杯という姿を確認することです。
『宇宙絶対・創造・統一・自在・限定大神 今ここに在します。
 新たなる全徳の無限の無限の輝きが、無限に無限に一杯!』
『みんな天照大御神
 新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯!』
この真実のすがたを『ありがとうございます』という祈り言葉でしっかりと認めてゆく、すなわち確認をしてゆくのが、感謝の真祈りになるのです。