2664「連鎖する虐待」2022.4.11 自分で自分を自分するから

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 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年04月05日の記事を紹介します。

「連鎖する虐待」

今日は、子供たちに対する「虐待」に関する記事です。

これもやはり、心の問題です。

今いろんなところで、虐待や、その世代間連鎖に関して、多くの事件が起こっています。

やっと地球は今、神々の計画通り「建て替え、建て直し」の時期に入ったと言われています。

新しい「精神性の復活の時代」が幕開けるために、神々による、「建て替え」が始まっています。

建て替えとは、要するに古い価値観の「破壊の時」です。

「破壊」された後、この地球で、新たな価値観、破壊の時を経て、人間の精神が大切にされる時代を築くのは私たち人間による「立て直し」です。

昭和初期、霊的巨人、出口王仁三郎が、予言を残し、今まさに、その予言のように進んでいます。

今日のテーマ、虐待の問題は、どうしても世代間連鎖しがちです。

子供のころ、心の傷として残り、大人になった後、自分でも知らぬ間に、

子供に自分が受けた虐待と同じことをしがちです。

気づいて反省しても

無意識のうちに、意識の条件反射が起き、

無意識のうちに、体が勝手に暴力をふるうようです。

現在、建て替え・立て直しの時期に当たり、

こういった心の問題が、数多く、あぶりだされ、表面に出てきています。

ですが、表面化したということと、

人々の意識の中に、それが心の問題であると認識されたということは、

新しい地球へ向けて矯正するチャンスかもしれません。

臭い物に蓋をするのではなく、

正面から向き合い、来たる「精神性の復活の時代」に備えたいものです。

中間世記憶、つまり生まれる前に天国に居た時の記憶を持つお子さんが、

かなりの割合いらっしゃいます。

その中で、虐待の家系に生まれたある小学生は、次のように話しています。

「それも承知で生まれてくるの。

お母さんが成長するまで、何度でも同じことを言いに来るんだよ」

子供を虐待する性質は、比較的世代間連鎖が起きやすいものです。

今日は、その連鎖を、あえて困難な中に身を置いて断ち切ろうとする、高貴な魂のお話です。

親に虐待を受けて育った子供は、

無意識の内に自分の子供に対して虐待を繰り返すことが多いようです。

虐待と言っても、暴力だけでなく育児放棄(ネグレクト)や、いわゆる「毒親」と呼ばれる子供に対し過干渉で、子供が大人になっても無意識の内にコントロールし、

「心配だ、まだ子供だ、可哀そうだ」という言い訳のもとに、

いつまでも子供を自分の支配下に置いておこうとする親も同じです。

それでは、産婦人科医で、中間世記憶の研究を永い間されてきた池川明先生のお話をご紹介します。

<転載開始> 転載元 

何のために生まれてきたかを語る上で避けられないのが、今や大変な社会問題となっている虐待です。

よく、「赤ちゃんは親を選んできたというけれども、

虐待される子どもも、そういう親を選んできたのですか?」と聞かれます。

そうだとしたら、あまりにも切ないことです。

でも、すべてかどうかは定かではありませんが、その厳しすぎる環境を選んできている

子どもがいることは間違いないようです。

私のクリニックにも来てくださっている胎話士の未来見基(MIKIMIKI)さんですが、

彼女は、ひどい虐待を受けた半生を送ってきました。

彼女には胎内記憶があります。

ご両親を選んで生まれてきたことをよく覚えています。

「ゆがんだ家庭に幸せをもたらそう」と見基さんは、この世に生まれることを決めました。

しかし、お母さんのお腹に入ってすぐに、自分と同じ目的をもって生まれた幼い2人のお兄さんが、お母さんに折檻されているのを見て、 「私には荷が重すぎる」と感じたそうです。

でも、もう引き返せない状態で、彼女は、嵐の中に投げ出されることになりました。

しつけという名の折檻が始まりました。

叩かれ、蹴飛ばされ、なじられました。

15歳のときには、虐待に耐えられずに、自殺しようとまで思い詰めますが、

ビルの屋上の柵を乗り越えようとしたら、片足が柵に引っかかってしまいました。

それで我に返った見基さんは、生きる選択をするわけですが、それからも虐待は続きます。

しかし、見基さんが結婚して出産したときから、風向きが変わってきます。

お母さんが見基さんの身の回りの世話をしてくれるようになったのです。

3人の子どもが生まれ、お母さんと同居をするようになりました。

風向きが変わったと言っても、2人のぶつかり合いは続きました。

そんなある日、見基さんは、自分がコントロールできなくなって、

長男に体罰を加えてしまいました。

「やっちゃいけない」と思いながらも手が出てしまう。

苦しかったことでしょう。

あるとき、見基さんは、長男に謝りました。

そのときの長男の言葉に、見基さんの心は大きく揺れました。

涙がとめどなくあふれ出てきたのです。

「どんなお母さんでも、ぼくたちは大好きだよ。生まれてきて良かった。

お母さん、産んでくれてありがとう」

すべての子どものお母さんへの思いは、この言葉に詰まっています。

その日を境に、見基さんの中で何かが変わりました。

長男が自分に向けてくれていた思いを自らがもち、それを自分の母親へと向けるようになりました。

そこから事態は好転していきました。

見基さんの家系は、4代にもわたって虐待が繰り返されてきていました。

この連鎖をどこかで断ち切らなければならない。

見基さんとお兄さんたちは、勇気をもって、その役割を引き受けたのです。

そして見基さんの子どもは、がんばっているお母さんを助けるために、この世にやってきたのです。

<転載終了>

私たちは、親は子どもを成長させるものと思っています。

ですが、どうやら反対に子どもが親の成長を願っている場合もあるようです。

今回のお話のように、

・虐待されることを分かっていても、あえて親の気付きのために生まれてくる魂。

・生まれながらの病気や障害を持ち、それらを通じ、周りの人々に幸せの本当の意味を教えるために生まれてくる魂。

みんな高貴な魂ですね。

そして病気や障害を持つ子供に見出され選ばれたご両親も、同じように高貴な魂ですね。

神さまは私たちに、乗り越えられないような試練は与えないと言われます。

そして同じように、苦しみや悲しみなどの試練を経験するからこそ、

魂は磨かれ、成長すると言われます。

沢山の苦労や苦しみ、悲しみを経験されている方は、

もしかしたらお幸せなのかもしれません。

皆様がたとえ艱難苦難に会われても、勇気と希望を見失わず、

しっかりと内なる神さまと繋がっていられますように。

陽の当たる場所(天津神)だけでなく

闇・陰の場所(黄泉の国)(国津神)も深い鎮静の中で、

全てを浄化し、清めるという意味で大切なものです。

両者ともになくてはならないものです。