病院のお正月 030102

24年前30才。お正月を病院ですごした。
暮れのある日国道脇に車をとめて、6時間はねていたのだろうか。
身体に異変をかんじたので翌日病院に行った。
そしてその日医師はその場で入院を薦めた。
暮れの日に即日入院。
胃潰瘍だった。
それから20日間病院にいた。
正月、おさない子供たちとともに家族が見舞いに来た。
入院から30時間、眠り続けた。


それからは自分をいじめることはやめた。
自分のための時間を、自分しか知らない時間をつくる
ようにした。そうしようと決めた。
それからは心がいやだと思うことは体のために
しないようにしている。
だから再発はしない。あぶないと思う直前にやめるのだ。
それから24年。今年の正月はめずらしく家族8人が
全員そろった。ただそれだけの光景が自分にこれ以上ない
幸せ感を与える。
おそらく、そう何度もそろうことはないだろう。
今の幸せ感を再び味わうことはそうはないだろう。
なんとか時間を作ってくれた若いこどもたちに感謝して、
感謝して正月の夜はふけていく。
ありがとうございます
後日談
*ところが25年目の平成15年、ハワイ旅行の 
 前に再発。医者に行かず太古の水をがぶのみと、
 カリカ6包/日で2ヶ月。完治。