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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年06月05日の「長編映画の主人公」と2022年06月06日の「大事なものは見えない」の2つの記事を紹介します。
「長編映画の主人公」
宇宙の「理」の一つである、人生はシナリオどおりは、深刻な問題を抱えていらしたり、
思い悩んだり、苦しんでいらっしゃる方にとっては、本当に優しい神さまの計らいだと思います。
小林正観さんの分かりやすい説明を転載します。
「人生」=「自分が主人公の映画」と思えれば、どんな事件も楽しめるというお話です。
<転載開始> 転載元
テレビがなかった時代につくられた映画より、現代の映画は、よりスペクタクルに、
よりスリリングに、よりドラマチックになっている気がします。
ところが、私たちの身近には、
「もっと楽しく、ドラマチックで、スリリングで、ダイナミックな映画」
が存在しています。
その映画は、ストーリーが波瀾万丈で、次から次に事件や出来事が起きて、ラストシーンの予測がつきません。
登場人物は、一人ひとりがじつに個性的で、おもしろく、楽しい人たちばかりです。
さらに、その映画は、フルカラーの「立体映画」です。
湯気の立ったおいしそうなコーヒーを飲むこともできるし、
みずみずしいフルーツを手に取って食べることもできる。
美しい山を登ることも、美しい海を泳ぐこともできます。
映画の主演も、監督も、シナリオ(脚本)も、すべて「自分」です。
映画のタイトルは『わが人生』。鑑賞料金は、「無料」です。
この映画は、長編映画で、「自分」の寿命が尽きるまで展開します。
もし、寿命が90歳だとするならば、
30歳の人はあと60年、40歳の人はあと50年、50歳の人はあと40年続きます。
眠るとき、「今日の分」の上映が終わります。
目を閉じると「続く」と出て、翌朝、目を覚ますと「続き」がはじまります。
(注:眠っている間は、覚えていませんが、人生舞台から離れ、神さまのもとを訪れたりしているようです)
この刺激的で楽しい映画を、さらに楽しくする方法があります。
その方法は、「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わないこと」です。
「偶然」の出来事も、じつは偶然ではないらしい。
自分が生まれる前に、「自分でシナリオを書いてきている」ようです。
目の前の出来事に納得できなくても、「自分の書いたシナリオ」である以上、
誰かを恨んだり、呪ったり、感情的になるのは筋違いだとわかります。
「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」の5つを、
私は「5つの戒め」として「五戒(ごかい)」と呼んでいますが、
「五戒」を口にしないで3ヵ月から6ヵ月すると(個人差があるようです)、
宇宙から「これをしてください」という提示(人からの頼みごと)が届くようです。
この宇宙の提示を素直に受け入れるようにすると、映画『わが人生』は、これまで以上にダイナミックに、楽しく、急展開をはじめるらしいのです。
今までの自分の映画には登場していなかった、不思議で、魅力的で、ミステリアスな人たちが、次々とあらわれるようです(急展開もじつはシナリオ通りなのですが……)。
この急展開を拒否しないで受け入れていくと、肉体的にはきつく、忙しくなるのですが、
悩んだり苦しんだり迷ったりすることがほとんどないため、毎日がワクワクの連続です。
そして、「今日はどんな人が現れるだろう」
「今日はどんな事件が起きるだろう」と楽しんでいるうちに、
いつの間にか、社会の中で、
ある種の「役割」をこなしはじめている自分に気づくようになります。
優秀なシナリオライターであれば、
後半の人生は、もっと劇的でもっとおもしろいストーリーを用意しているはずです。
物事を「好きだ」「嫌いだ」で判断しないで「宇宙の提示」に乗るようにすると、
楽しくて素晴らしい「40年映画」「50年映画」「60年映画」が展開しはじめるようです。
<転載終了>
正観さんが仰るには、
未来は、 すべて自分のプログラムの中にあって、もともと決まっている。
どうも私たちは、自分の頭のなかに 一生涯分のデータが入っていて、
自分の日々の暮らし振りがインプットされている。
日々の暮らしは、それを単に読み取っているのが”今” らしいのです。
と言われます。
そしてこんなことも仰います。
「達成目標や夢や希望も どうも 無くていいようです。
“持ってはいけない”と言ってるのではなくて、
それに執着してしまうと、とても辛いものになるということです。
夢や希望というものは“どうしても叶えたい”というよりも、
“叶わなくても それはそれでよし”と思う方が、
楽に生きられますよ ということなんです。
人がどんな時に、達成目標を持つかというと、
・今の自分じゃいけない
・このままじゃダメだ
・さらにもっと
と感じているときではないでしょうか。
ですが、それは 今の自分を否定していることになりませんか?
人間は何のために生まれてきたのでしょう。
それは 幸せを感じるためなんです。
幸せを感じるために高い達成目標が必要なんでしょうか?」
確かにそうですね。
今の自分を否定すると言うことは、自分の書いたシナリオを否定すると言うこと。
相談に乗ってくださった神さまを否定すると言うこと。。
つまり宇宙の流れに逆行する生き方です。
夢や目標に執着してしまうと、とても辛い人生になってしまいます。
人生の流れに任せ・・
つまり自分の書いたシナリオを信用し、何が来ても、全てをおおらかな心で受け入れて、
不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句など口にせず、感謝の心でいたら、
どんなに素晴らしい人生が開けて行くでしょうか?
自分で書いてきたシナリオのストーリーは何の滞りもなくスムーズに流れ、
宇宙と神さまの援護射撃の基に、素晴らしい人生を送ることができるでしょう。
「大事なものは見えない」
今日は「大事なものは見えない」ということで、
渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」からご紹介します。
相手を立場や経済力などの外面だけで判断せずに、大切な一人の人間として認め合い、
助け合って生きていきましょうというお話です。
私たちは、この地球に働きに来た訳でもなく、
お金をもうけに来た訳でもなく
地位や名誉を得て、威張るために来たのでもなく
大きな家に住み、大きな車に乗って自慢するためでもありません。
人と人、人と動植物
自分以外のありとあらゆるものと
心の交流をするために、地球に来ました。
時にはぶつかり合うことも、罵り合うこともあるでしょう。
思いやりや、愛、笑顔によって、心の豊かさを知る時もあるかもしれません。
それらは人生に起こる、様々なドラマによってもたらされます。
泣いたり、笑ったり、愛し合ったり、憎しみ合った
日々の生活の中で、すれ違う人々でさえ、大切なご縁のある方です。
<引用開始> 引用元
私の出身校である東京の武蔵野の私立の小学校には、
当時の日本のトップリーダーの子女も多く通っていました。
入学してすぐ担任から言われたことの一つは、
「校門を通る時、男の子は
必ず帽子を取って守衛さんに、先生にするのと同じ態度で挨拶しなさい」
ということでした。
6年間、これを続けている間に、いつしか習慣になり、
これが一つのリーダー学であることに気付いたのは、社会を出てからでした。
土の中の水道管、
高いビルの下の下水、
大事なものは表に出ない
・・・・相田みつを
私が、今も職場で特に目立たない働きをしている人たちにあいさつするのは、
たぶん、小学校で身についたことなのです。
学生たちにも、
「お掃除や草取りしていてくださる人たちに、ごあいさつするのですよ」といっています。
「給料を払っているのに、挨拶したり、ありがとうという必要はないでしょう」
という若い教師も、いないではありません。
それは大きな考え違いです。
あいさつは、身分や立場とは無関係なのです。
特にあいさつしてもらうことの少ない人たちに、
あいさつは、「あなたは、大切な人なのですよ」と伝える最良の手段であり、
お互いが、お互いのおかげで生きていることを自覚し合う、
かけがえのない機会なのです。
<引用終了>
目立たない仕事をしている人へのあいさつは、大切なことですね。
私たちはお互いに「おかげさま」で生きているのですから。
花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根は見えねんだなあ
・・・・相田みつを
私たちは、つい目立つ綺麗な花だけを見てしまい、それを支えている
根のことを忘れてしまいがちです。
ですが、最後の結果である、その美しい花を咲かせるために、
見えないところでどんなに大切な働きがあったことか。。
葉があり、茎があり、そして大切な根も頑張って働いています。
一世代前には、花を咲かせ種をつけ、朽ち果ててくれたからこその、今の命です。
人間も同じですね。
どんなにお金をかけて、飾り立てようと、どんなにその場だけ取り繕おうと、
どうしても見えない人間性というものが染み出てしまいます。
人間にとって根っことなるのは
・相手を思いやる気持ち
・笑顔
・感謝の気持ち
・お陰さまの気持ち
・助けいあいの気持ち
これらで、日々どれだけ生きていたか・・
に寄るのかもしれません。
どんなに地位や名誉、お金を得ようとも、おごり高ぶらずに、
目立たない人や、弱者に対する共感は大切なことです。
ちゃんと相手を認め、相手を尊重し、
差別せず、大切な一人の人間として
接する心を持ちたいものですね。