3946「青空ひろば」2025.7.7 自分で自分を自分するから

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今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」から最新記事を紹介します。

1497 2025.06.20

<「数歌祝詞(かずうた のりと)」を称えよう>

一二三四(ひふみよ) 日踏み(ひふみ) 日の行進(ひのこうしん)五六七八(いむなや) 嫌むな(いむな) 日の肥やし(ひのこやし)

九十(ここのたり)だよ 個々の足り(ここのたり)

今・ココ・我(われ)を受け入れて/許し、愛して踏み出せば

百千萬(ももちよろうず) 百力結集(ひゃくりき けっしゅう)/

神の力が我が身にはたらく/自分を超えた力がみなぎる 

湧喜(ゆうき) 湧輝(ゆうき) 日満子の光進(ひみこのこうしん)

さあ、日出る時(ひ いずるとき)、踏み出しの今!

1496 2025.06.18

<なぜ「あなたはあなたであることが尊いこと」なのか?>

(ポイント)

・人類の魂の成長のためには「あなた」がどうしても必要だからと、神は「あなた」を生み出した。「あなた」が存在して生きているのは「神の要請」。

・「あなた」の位置に根付いて成長してゆけるのは「あなた」だけ。「あなた」の代わりが出来る人はいない。「存在の独尊」。

・人類の魂の進化過程ゴールインは「あなた」の成長にかかっている。「あなた」が「あなた」をそのように生きていることが人類全体に対する「貢献」なんだ。

1495 2025.06.16

7本指のピアニスト西川悟平さん 「7本しか使えない」→「7本も使える」と発想を転換出来た。完璧な音楽を目指すのではなく、人の心に届く音楽を目指すべきだったんだ。

(ポイント)ナイことを悲しむのではなく、今自分に使える道具を活用して、精一杯自己表現してゆこう。そうすれば、きっとあなたを超えた力(神力)が発動して最高のパフォーマンスが出来る。

1494 2025.06.15

鈴木大拙老師の悟り:「ヒジは外側には曲がらない(制限と制約「法」の自覚)」ということを悟られた。

制限制約がある自分(法的存在)であることを受け入れて、内側には曲げることが出来るという特性(使える道具)をフルに活用して生きてゆく、そのイノチの姿は美しい、その姿こそが仏さま。

1492 2025.06.11  ~ 1493 2025.06.14 (前日の続き)

<禅は「君はそのままの君でOKなんだよ」と教えてくれる>

・「趙州狗子(じょうしゅう くし)の公案)」(禅に入門して最初に出される問題)

僧問う「狗子(くし)にかえって仏性有りやまた無しや」趙州いわく「無」

どうしてイヌには「仏性(仏となる資格)」がないのか?

どうして大敬には「仏性(仏となる資格)」がないのか?

(解答)イヌがイヌであることの全体がそのまま仏さまなんだから、仏性なんていう添え物は必要なかったんだ!

大敬が大敬であることの全体がそのまま仏さまなんだから、仏性なんていう添え物は必要なかったんだ!大敬は大敬であればよかったんだ。

<趙州狗子(じょうしゅう くし)の公案をさらに解説>

イヌは「法的存在」→制限と制約(「法」)の中で生きている。でも、その制限と制約で自分のイノチを萎縮させていない(自分を否定していない)。制限と制約の中で、それらの「法」を逸脱しないで、手持ちの、今使える道具で精一杯生き切っている。その姿こそが「仏さま」なのだ。

1491 2025.06.10

<しあわせになるための土台>  

・若き日の大敬:自分が嫌いでしょうがなかった→人が嫌い・世界が嫌い→「世界は鏡」

・自己否定すると→自己処罰(自傷行為・自己を罰する世界を投影して生み出してしまう)

・自己肯定出来ると→「しあわせ」な環境に囲まれて生きられるようになる

(ポイント)自分を許し愛せるようになることが「しあわせ」になるための土台です。

1490 2025.06.09

<インタビュー記事より>

Q.人生を面白くない(=平凡・平坦、あるいは苦しみの世界にいる)と感じている人が、面白く(=感謝したりワクワクしたりしながら)豊かに生きるために、まず取り組める身近な実践法についてご教示いただければ幸いです。

A.本当は世界は刻々消滅し、刻々新生しているのです。ですから、お釈迦様のような境地になると、常に真っ新で光り輝く新生宇宙に住むことが出来るのです。そうなると、日々、刻々がワクワク・ドキドキ、新発見の連続となります。

坐禅すれば、そんなお釈迦様の境地に近づけます。そして、これまで何気なく聞いていた車の音でさえ、無上の妙音となって聞こえてきて、感動し喜びに満たされます。

手を動かしても、足を運んでも、そんなさりげない一動作に宇宙全体がこもっている、連動して動いている(私が動けば、宇宙が動く)ことが分かり有難くてしかたがありません。ですから、ほんの10分でもいいので、毎日坐禅する習慣を付けて頂けば、きっと世界が明るく、新発見に満ちたものになることは保証します。

しかし、ここでは日常生活で面白く、楽しく生きるための実践法を、というご注文でしたね。

マンネリ化した生活、ルーチンワークになってしまった生活を、ほんのちょっとでもいいので、日々変えてみましょう。

私は若い頃、アタマを止めてカラダだけになって行動するというトレーニングをしていたことがあります。A地点からB地点まで、わずか5分ほどの距離です。アタマは決まった道をカラダに進ませたがります。知った道に進む方が安心だと考えるからですね。

しかし、カラダ君は違います。AからBまで、いろんな道筋で進みます。『えっこんな道あったの』と驚くような道筋を進むこともあります。アタマにはなぜなのか分かりませんが、カラダ君にとって、今日はこの道が最善・最適なのでしょうね。そして、私がこの道を行くことが、きっと宇宙にとっても最善・最適なのでしょう。

このように、決まった時間に、決まった道を行くというようなルーチンの生活をちょっとでもいいから変えてみるのです。決まった時間に決まった道をたどる人は簡単に暗殺できますね。安全なようで危険な生き方なのです。世界は刻々変化しているからです。

なぜ、マンネリ化した面白みがない人生を脱却できないのか、それは、過去に引きずられて世界を固定化してしまい、イノチの自由度を失ってしまっているからです。変えることが怖いのです。

しかし、勇気を出して生活を変化してみる。それは、怖いことではありますが、ハラハラ・ドキドキしなければ、ワクワク・イキイキは体験出来ないのです。

世界は瞬間消滅し、瞬間誕生しています。過去にこだわるアタマを休ませて、思いを切って、新しい事に挑戦して下さい。(完) 

1489 2025.06.08

<インタビュー記事より>

Q.揺るがない自分軸(=中心軸)をつくる方法のひとつに坐禅があると思いますが、カラダから入る(アプローチする)ことが苦手な人もいます。そういった方々にアドバイスをいただけますでしょうか。

A.『私はこうでなければならない』という信念や信条や目標を自分軸にして生きてゆくという生き方があります。しかし、強い信念や凝り固まった信条は、人を縛り上げて不幸にする場合が多いのです。

ある心理学の本に「人を不幸にする誤った信念」が列記されていました。

・「絶対に」とか「完全に」とか「すべての」とか、「常に」がくっついている信念は人を不幸にします。

・「べき」とか「ねばならない」とか「当然」がくっついている信念は人を不幸にします。

成功している方に話を直接聞いたり、伝記を読んだりしてみれば分かりますが、初めから人生の目標を決めて、信念を持ってまっしぐらに進んできたとおっしゃる方はいません。「何か知らんが、目の前に出てきた課題に必死に取り組んできて、気がついたらこの位置にいたんだよ」と、皆さんおっしゃいます。

これらの成功者に共通して見られるのは「今・ココ」にイノチの重心をしっかり置いて、過去や未来や、損得の計算などを度外視して、懸命に全力で生きてゆこうという人生態度です。

このように「今・ココ」に出てきた課題に無心になって全力で取り組んでゆくという人生態度を「自分軸(=中心軸)」にして生きて下さい。

そうすると、不思議なもので、そんな「今・ココ」の鉛直上方に必ず天の中心(天の御中主)があって、あなたは天(神)とつながることが出来、只今取り組んでいる課題をクリアするために必要なモノ(才能や人との出会いやお金や物資など)を必ず供給して下さいます。また、あなたがさらに成長するために進むべき道にも誘導して下さいます。(完)