奥の院通信から R4 6/19 「ウクライナのこれから」

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6月3日(金)、バイデン大統領は、ホワイトハウスの記者会見でウクライナ情勢に関し、「ウクライナは平和を達成するために、領土を割譲する必要がありますか」とニューヨーク・ポストの記者から尋ねられ、「モスクワの3カ月以上の侵略を終わらせるためには、ウクライナがその領土の一部をロシアに割譲しなければならないかもしれない」さらに「それは彼らの領土です。私は彼らに何をすべきか、何をすべきではないかを教えるつもりはありません。しかし、これまでの経緯を踏まえると、ある時点では交渉による和解が必要になるだろうと思われます。それまでの間、ウクライナ人が自分たちの身を守れる環境をウクライナ人に保証するつもりです」と答えた。

 勿論これは、奥の院・ディープステートがウクライナをどうするつもりかということに関し、バイデンの口を通じ説明しているのである。

 先ず、ロシアがウクライナを侵略したといっている。ここでは何故ロシアがウクライナに軍を進めたかについては触れていない。そもそもの始まりは、ディープステートがアゾフ大隊と名乗るワル(民間軍事会社)などににウクライナのロシア系住民を虐殺させ、トラブルを起こさせたことに始まるのであるが、このことには触れるわけには行かないのである。

 それから、メディアはロシアが敗北しそうだと報じてきたが、どうも逆にウクライナが分が悪くなってきて、そろそろ停戦協議でも始めなければならないというメッセージを出している。そのためには、ウクライナの一部の独立を承認せざるを得ないかも知れないと言っている。

 最後にはウクライナには引き続き援助などを続けるということを発信している。勿論、これはただで贈与するのではない。代金はしっかり後に高い利子を付けて払わせる。ここは彼らも商売だから、抜け目はない。

 ここで、何時戦闘を止めて話し合いに入るかは、ウクライナが決めるわけではない、あくまでもディープステートが決める。残念ながら、ゼレンスキー大統領の考えが通るわけではない。
 「戦争はいつでも起こせる、何時、何処で起こすかは私が決める。それを何時終わらせるか、どちらを勝たせるか、その終わりにどんな内容の講和をさせるかも私が決める」と奥の院のドンは宣言している。この言葉通りに紛争が起こり、またこの言葉通りに紛争は終結する。今回はどうなるか彼らの意向次第と言うことになる。

 これまでは、チャールズ1世、ルイ16世、ヒットラー、日本のA級戦犯とレッテルを貼られた人たち、ミロシェビッチ、カダフィー、サダム・フセインと同じ目に遭ってきた。この線上で行くと、プーチンに次の同じ運命が待っているのかも知れない。
 軍事的に優勢であっても、彼らは狡猾で且つ気が長いし、諦めない。勿論、プーチンはそれは良く分かっていると思う。しかし、ロシア国民も、ロシア革命、ソ連崩壊、オルガルヒのロシア国家簒奪などの事実を見ているので、プーチン支持の意向は意外に固い。

 ところが今回は、アメリカ合衆国の大統領の不正選挙を切っ掛けに、ホワイトハットと呼ばれる一団が現れ、奥の院・ディープステートに対抗している。多少変わるかと思いきや、今回のオスプレイの破壊工作が起き、彼らの逆襲が始まっている。この行方はまだ全く見えない。その行方は、間もなく行われるアメリカの中間選挙が大きく影響しそうである。

 バイデン大統領の発言を見ると、「ウクライナを見捨てる用意ができているのではないか」と考えられるが、当然である。奥の院・ディープステートはそもそもの始めから、ウクライナを助けているのではない。ただウクライナを駒として使っているのであって、彼らの都合で簡単に見捨てたような形で序盤戦を終えるに過ぎない。

 彼らの狙いはあくまでも、ロシアを取りに行っているのである。その邪魔をするプーチン大統領の運命は先の先輩方と同じになるのかも知れない。そうなれば、奥の院・ディープステートの世界支配は変わらない。