2933「新年の初動のエネルギー」2023.1.6 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからありがとう」さんの2022年12月31日「新年の初動のエネルギー」と2022年12月30日「新生地球の夜明け」の2つの記事を紹介します。

「新年の初動のエネルギー」

今年もあと残すところ今日1日となりました。

戦争をはじめ、誰にもはっきりとわかる形での激動の年も終わります。

年の終わりの締めくくりにイエスの述べた「愛と感謝」について書こうと思います。

イエスは「山上の垂訓」の冒頭で このように言われました。

心の貧しい人々は幸いである。

天の国はその人たちのものである。

この心の貧しい者とは

・虐げられ、

・病に伏し、

・投獄され、

・殺され、

・神の前に無であるような人々。

心身ともに「貧しく」、それゆえに、神にすがる以外の道がなく、神の前にへりくだる人々。

そういう人々のことを「(霊において)貧しい人々」と言い、彼らこそ、神の国に入る「光の子ら」と言いました。

天国に行くには、人生の中で、善悪の積み重ねで、善が上回ったら天国に行ける・・

と言うものではありません。

いくら善人として一生を過ごしても、死ぬ間際に誰かに裏切られ、恨みと憎しみの心のまま死んだとしたら、天国には入れません。

地獄のような心境で亡くなれば、その心境にふさわしい世界を自分で創ってそこに囚われます。(囚われ領域、信念体系領域とも呼びます)

逆に、どんな極悪人であっても死ぬ間際に、自分の人生を反省し、

悪かったと、心からお詫びし、愛と奉仕の心で生きようと決意していれば、その心にあった世界、つまり天国に旅立ちます。

このことはインドの聖典「マハーバーラタ」の中で、クリシュナ神も同じことを述べています。

また一見、人格者、良き人、正しき人、指導者のように見える方でも、最後の最後まで残る

「怒り」や「憎しみ」の心というものがあるようです。

それは、その方の持つ「正義感」と「使命感」が逆に作用をしてしまうことが多いからです。

正義と使命を自分の中だけで背負うのは良いのですが、それを全ての人にとって同じく正しい価値観だと誤解してしまい、自分の「正義感」と「使命感」を周りに振りかざし、押しつけそれがなかなかうまくいかないと分ると、結局、自分の中に怒りと憎しみの心を育ててしまうからです。

もしかしたら、それは

・周りに苦しんでいる人がいるとき、それを自分が解決してあげなければいけない、

 なんとかしてあげなければ、と思うこと。

・自分は自分はちゃんと生きているのに、周りの人は同じように、ちゃんと生きていないではないか。

・自分は自分はちゃんと働いているのに、周りの人は同じようには働いていないではないか、という怒り。

からくるのかもしれません。

自分は、、、自分が、、と自己主張ばっかりですね。

若々しく元気な人が、身障者用の駐車スペースに、我が物顔で駐車しようと、そんなものは放っておけば良いのです。

怒り狂って、正義を振りかざし、自分の心をまっ黒にする必要は、ありません。

・自分のまいた種は刈り取らねばならない

・自業自得

・因果応報

・与えたものが、受け取るもの

が示す通り、全ては神さまの采配で、自然と巡り巡って行きます。

このことを、「復讐するは我に在り」と言います。

我、つまりは神さま。全ては、その後に神さまが行います。

私たちが自分自身の手で、他人を裁く必要など一切ないのです。

イエスはこう仰いました。

・弱き者は幸いなり

・病める者は幸いなり

・貧しき者は幸いなり

天国は彼らのものである。

今まさに、逆境に置かれ、悩み苦しみ、そして涙して、それでも前を向いて歩こうとする

「心貧しきもの」である皆さん。

どうか勇気と希望をお持ち下さい。

天国の門、

幸せへの門は大きく開けられています。

プライドが高く、「自分は善人である」という高慢な心よりも、例え貧しく、弱く、何も持たなくとも、神の前にへりくだり、今の与えられた環境の中で、精一杯人生を楽しみ、生きて行こうという心を神さまは祝福するからです。

今置かれている逆境が、研ぎ石となって自分の心を養い、そして天国への道を作ってくれるものだからです。

ですから、その逆境にこそ、感謝すべきもの、なのかもしれません。

神さまの愛から出ているものだからです。

今日は、いよいよ大晦日(みそか)。

もう既に、来年2023年を動かす大きなエネルギーが、すぐ近くまで来ています。

それは、今はまだ 無色透明です。

良き色(楽しいこと、笑顔と感謝の日々、助けいあい、人々と調和しあう日々)も、

そして

悪い色(憎しみ、悲しみ、苦しみ、疑心暗鬼、奪い合い、不平不満、悪口の世界)

をつけるのも、全てが自分の心次第です。※物事の受け止め方や、考える方向性

私たちの心が全て決めます。

心が変わらない限り、現実は変わりません。

心にこそ、全ての初動のエネルギーがあるからです。

何処かの誰かの凄い力で変えていただくわけではないのです。

心と意識が、私たちの生きる現実を作っているからです。

どうぞ、今日一日、心穏やかに過ごし、未だ無の中に存在している、来年に向けての、見えない大きなエネルギーをお正月の静寂の中で熟成させ、その初動のエネルギーを良き年が来ることに、お使いください。

それが可能だからです!!

今日、温かな優しい心、周りの方々を慈しむ心、出しゃばらず、そっと見守る愛の心

助け合い、調和していこうとする「お陰さまの心」、今まで生かし、育ててくださった人々、

友人への感謝の心でお過ごしください。

来年は、今年の惰性でも延長でもありません。

私たちの、今の心が決めることです。

皆さんがご自分の内に居らっしゃる神さまに気付き、お幸せになれますように。

本年もありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

「新生地球の夜明け」

あと2日で激動の2022年も終わります。

皆様のこの1年はどのような年だったでしょうか?

何か気づきはあったでしょうか?

神さまに近づくことはできたでしょうか?

さて、以前コロナウイルスによる、地球の立て直しに関してでも書きましたが

このウイルスの特性は、陰陽五行(木・火・土・金・水)から見た場合は、「金」。

「金」の司る感情は、「悲しみ」や「ウツ」。

今回の大きな地球規模の変容で、世界中の人々が今味わっている感情です。

ですが、悲しみとは、本当は、「慈しみ」、「慈悲」のことです。

コロナウイルスのパンデミック化を契機として、私たちは、強制的にこの感情を味わい、

心をざわつかせています。

私たちの意識が、どんどんと心の内側へ向かって行っています。

悲しみを経験した人は、きっと他人に対して優しくなれることでしょう。

慈しみの心を持てるでしょう。

・自然は征服するもの

・他人に迷惑をかけずに生きていく

・今まで努力して自分の力で生きてきた

・努力さえすれば、何でも手に入れられる

そのようにおごり高ぶった心は、粉々に砕け散ることでしょう。

神々が無意識のうちに、そのような方向付けをしたからです。

偉大なブッダが悟った時、初めて宇宙智から知らされた縁起の法則とは、

「私たちの人生は、自分の思いや努力によって作られているのではなく、自分以外のすべてのおかげで成り立っている」ということです。

私たちは、今まさに、それを体験として知ろうとしています。

私たちの人生は、自分以外の、全てのおかげで成り立っている。

だとしたら、大切ではない人など、一人としていないはずです。

いつも目の前にいる人を大事に生きる。

という、般若心経の神髄も、今まさに、同時に学ばされています。

私達の思いや意思、願い、努力で私達の人生が出来ているのではなく、

縁として働いてくれた

・神様や、

・友人、

・知人、

・家族

のおかげであれば、その方々に対して、感謝をして生きて行くことが、一番大切なことかもしれないですね。

そのような

・運命の流れを受け入れること

・何事にも感謝すること

・周りに優しくすること

これらを、今まさに、全人類が急速に学ばされています。

この大きな変容が終わる時、新たな地球が顔を表すことでしょう。

分裂した地球の、どちらかに立っていることに気づくことでしょう。

今味わっている不安、「金」の司る感情、「悲しみ」や「ウツ」。

これは、決して悪いことではありません。

これらをきっかけに、意識を心の内に向け、

・おかげ様

・お互い様

・優しさ

・思いやり

・すべての出来事の受容

・運命を受け入れ自分が変わること

このような心に変わることができれば、美しい地球の夜明けに立ち会えることができるしょう。