3069「健康になりたかったら」2023.5.22 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年05月14日の「健康になりたかったら」と2023年05月16日「ほんとの愛」の2つの記事を紹介します。

「健康になりたかったら」

今日は健康について、私達日本人が古来から持っているDNA

縄文の時代から続く古神道の立場から書きたいと思います。

驚くことに小学生で山幸彦の魂を持つトキ君のお話と、やはり全く同じです。

「健康になりたかったら」というテーマです。

尊敬する葉室頼昭さんの言葉からご紹介します。

葉室頼昭さんは、もともと形成外科医でしたが医師として仕事をしながら神職の資格を取り、最後は奈良・春日大社の宮司をも務めたという異色の経歴の持ち主です。

しかも、日本の形成外科の草分け的な存在として、多くの奇形を持つお子さんの顔を傷つけることなく再生させるなど、温かな愛情を持って、立派なお仕事をしました。

また、東洋医学を尊重し、それを上手く治療方法の中に導入していました。

葉室さん、医学博士でしたが、西洋的な知識だけでなく、ご専門の東洋医学、そして晩年

神職の最高峰まで上り詰めた神道の知識により、彼の健康法は、簡単に言うとこうなります。

「東洋医学において、どうやったら健康になるかというのは、西洋医学でいう健康法とは全然違うことです。

ジョギングをしたら健康になるとか、こんな食べ物を食べたら健康になるとかいうことではなくて、全くそんなこととは違って、宇宙の仕組みから見てどうやったら健康になるかということです。

だからまず第一に、生かされているということに感謝しなさい。

自分で生きていると思うから病気するんですよ。

(中略)

だから病気は鍼を刺したり、手術をしたら、それでいいというのではない。

まず神さま、祖先に感謝しなさい。

(中略)

人間の体はただのモノじゃないんだから、手術したら勝手に治るかというと、治らないんです。

治すだけの力が出てこなければ治らないでしょう。

栄養を取ったってだめです。

やはり全てのものの根本となる感謝によって、

・宇宙からもらっている、

・祖先からもらっている

エネルギーを出さなければ、本当には治りません。」

誤解してはいけないのは、「病気を治したかったら、宇宙や祖先に感謝しろ」と

言っているのではない、ということ。

それは「取り引き」であって、

真の謙虚さ、本物の感謝ではない。

病気を治すため、ではなく、自分が生きていること自体に感謝すること、

そうすれば、自分を生かしめているものに対する感謝の念が、自ずからあふれ出てくるし、

そうすれば結果として、人生がよくなっていくものなのだ、と葉室さんは仰います。

私たち日本人にとって、神道とは、宗教ではありません。

日本人の美しき心そのものです。

教祖もいません、教義もありません。

心を縛る者もいません。

依存させる者もいません。

私たち日本人は、古来から神様も祖先も、そして我々も一つに繋がっているという考え方をします。

日本人は神様を信じるというより、神様を敬う民族でした。

最高のもの、最上のものを神さまに捧げるという、素晴らしい敬神のこころを、日本の民族は持っていました。

貧しき時代には、最高のものを神様に奉納、捧げるということは大変だったことでしょう。でも、それを行ってきたところに日本人の純粋さ、神を敬う心がありました。

戦後、そのような心を徹底的に破壊するために、様々な試みがなされ

「神さま」と言っただけで、毛嫌いされる、そんな世の中になりました。

日本人の精神的な支柱を破壊する工作が効を奏した結果です。

ですが、神さまを敬う心、自然を敬う心そしてひいては人々を敬い、

・お陰さま

・お互いさま

そんな気持ちで生きて来た、古来からの日本人の純粋な心を、私たち日本人は、知らなければいけないし、そして、未来を担う子供たちに伝えていかなければいけない大切な心、真心だと思います。

日本人は、西洋のように白か黒か?

神さまを信じるとか、信じないかという民族ではなく、神さまを敬う、一体となろうとする民族だからです。

あなたの心、血はそのような古き良き祖先たち、私たちを生み、育ててくださった人々の

純粋なDNAを受け継いでいますか?

「ほんとの愛」

今日は、私たち人間が、誤解しがちな「愛」についてです。

私たちは、「愛」と、「執着」、「依存」をごっちゃにしがちです。

ですが、それは全く違うものです。

一方は、 (愛)魂を自由にし、軽くしてくれますが、

もう一方は、(執着、依存)魂を縛り、どんどん活力を奪ってしまいます。

地球が霊的に分裂しようとする今、この違いは決定的です。

ですが、もちろん、個人の好みによって、ご自分の進むべき道を選べばよいだけです。

良い悪いはありません。

自分が幸せになるのは、他の人次第・・

それは、

・子供であったり

・妻であったり

・夫であったり

・何かのリーダーであったり

常に、自分の内面(内に居らっしゃる神さま)ではなく、相手の方にフォーカスしている状態。

あの人が、、あの人が、、あの人が。。

の他人への依存の状態

例えば、子供が対象であれば

・子供が元気で

・成績がよく

・運動能力があって

・優しく、親切で

・友達に囲まれていれば・・

私は、幸せ・・   子供を愛している。

そうでない状態の時には

私は、悲しく、幸せにはなれない。

子供は、悩みの種。うっとおしい存在

でも、それは、本当の愛ではないし、依存と執着の対象でしかありません。

何物にも依存せず、執着せず、自分で考え、判断し、自分の道を、自分で歩み出そうとする人。

逆に、何事も、執着する人の視点に置き換え、そこから見た景色、フィルターを通し、

判断を委ね、手放し、依存し、執着する人。

この魂の方向性の違いは決定的です。

自分以外の他人は、決して本当の意味で、私たちを救ってはくれません。

魂は永遠です。

そして「愛」は宇宙で一番、高いエネルギーを持っています。

この魂の向かう方向性の違いは波長の違いを生みます。

波長の違うものは、混じり合うことがありません。

ですから、今の時代、地球が分裂し、それぞれの人々が住むにふさわしい、地球が用意されていると言われています。

ブッダやイエス、空海など人間の進化に寄与してきた進化した魂たちは、長い時を経ながら、様々に人類にアプローチしてきました。

その目的は、人類の精神性の向上です。

精神、つまり魂の波長を繊細にすることです。

神々の波長に近付けるためです。

私たちは、誕生と死を繰り返し、様々な経験を積み、様々な感情を味わってきました。

それは、全て精神性の向上のためです。

そのために、縁ある魂達に頼み、様々な役割を演じてもらっています。

・病気がちの子供

・意地悪、パワハラ、モラハラをする上司

・モラルの破たんした配偶者

そのような境遇を通じ、私たちは、段々と、魂の自由を勝ち取ってきました。

魂は、本来、神さまと同じく、自由闊達で活き活きとして、創造性に富み 、幸せで、

自分の周りの状況に左右されません。

人生は夢幻のごとく・・とは、そのような意味です。

祓い清めるとは、魂の本来の状態を、表すことです。

全ては、見える世界も、見えない世界も、私たちの、心が作り出す世界だからです。

私たちの中には、どなたにも神さまがいらっしゃいます。

神さまと、普段から会話することは大切なことです。

ご自分の中の神さまを信じ、自分の足で、しっかりと大地を踏みしめ立ち上がり

周りに居る人に、優しさや、思いやり、笑顔を向けて差し上げたいですね。