「与えることがもっている証拠。
救済者とは救済を与える者に他ならない。」
もっているものしか与えられませんね。
誰もが救済者になれるので、誰もがもっているものを
与えて、救済者となれますね。
現れた救済者が自らを肉体だと思っているからといって、
決して彼をとがめてはなりません。
なぜなら彼の夢を超えたところにまちがいなく
実相があるからでしょう。
だから愛のために道を空ける。
あなたは愛を創造しなかったけれど、
愛を延長することはできますものね。
地上においてこのことが意味することは、
闇が心から取り払われるように、
兄弟を赦すということ。
ですがこの世界に来る者で、自分の外側に幸せと
平安をもたらしてくれる何かがあるはずだという希望や、
いつまでも消えようとしない幻想や、何らかの夢を
依然として抱いていない者はいませんね。
もし自分の中に一切が存在するなら、それこそ
夢ですから。
ただ言葉での実相世界も、又空も依然として
夢には違いありません。
「与えることがもっている証拠。
救済者とは救済を与える者に他ならない。」