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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年03月01日「心が変わらなければ」
と2024年03月05日「美しい魂」の2つの記事を紹介します。
「心が変わらなければ」
今日のテーマ「心が変わらなければ」です。
人は、自分で経験してみないと、他人の苦しみや悲しみなどを、本当の意味で理解できないかもしれません。
苦労や悲しみ
闇を知った瞳でなければ、光を知ることはできないからです。
幼子とマリア 闇を見た瞳
自分で経験した
・悲しみ
・苦しみ
・孤独
・不安
は、たとえその最中は、苦しくて、切なくて、息をするのも絶え絶えになるほどで、
どれだけ布団をかぶって声を押し殺し、涙を流したか、分からないほどかもしれません。
ですが、その経験こそが、
神さまの恵みかもしれません。
しかし、そのような深い意味の分からない私たちは、このような状態の時、とかく安直に
・神頼み
・医者頼み
・薬頼み
・他人頼み
・霊能者頼み
に陥りがちです。
手っ取り早く、早く楽になりたいから、自分では何もせず、自分以外の何かに、頼り、依存し、丸投げしがちです。
ですが、このような苦難は、
神様が、私たちの魂を輝かせようと、他人の痛みのわかる人間になって欲しいと、
私達の生まれる前の、私たち自身の計画通りに、起こしてくださった出来事です。
安直に、そこから逃げ出したとしても、また別の時、形を変え、役者を変えて
同じ現象が起こります。
私たちが気づくまで 何度も何度も、例え、神様や霊的な能力のある人、
神社でのご祈祷、お祓いなどで、一時改善されたかに見えても、
私たちの心が変わらず、以前のままで
他人依存、執着、憎しみの心のままでは、
そこから発せられる波長に引き寄せられて、
また同じ現象が現れることでしょう。
自らの心が変わらない限り
周りの現象は、根本から解決することはありません。
「天、自ら助くる者を助く」という言葉があります。
自分自身で、自分の心を見つめなおし、
一歩一歩、もともとの清浄な心に近づけていくことが幸福への王道だと思います。
心がもともとの清浄な状態に戻るまでは、神さまは、沢山の環境を与えてくださいます。
・病気
・貧困
・別れ
・死
・裏切り
・いじめ
これらを通じ、ボロボロになりながらも、魂は磨かれ、鍛えられ
ついには、このような環境の中でさえ、感謝の心」が芽生えることができた時、
この出来事は役割を終えます。
このような環境の中に置かれた時、
安直に、
・誰かに依存するのではなく、
・丸投げするのではなく、
じっくり、その感情を自ら味わった後、
神さまは「何故、その環境を今、与えてくださったのか?」
深く考え、感謝の心に変化させたいものです。
感謝の心が芽生えた時、
その環境を引き寄せた、心の灰汁(あく)が消滅し、
神さまからいただいた、もともとの清浄な魂が顔を出してくれることでしょう。
「美しい魂」
諸行無常という言葉があります。
時は刻々と変化し、この地上にあるものは、一時も同じ状態にあるものはなく、変化を続けています。
変化の力こそが、この宇宙の進化の推進力となるからです。
唯一変化しないもの。
それは神様の真理だけです。
人間である私たちも、同じ場所に立ち止まってばかりいるわけにはいきません。
取り巻く環境も変化をするし、家族、友人を含め、人とのつながりも変化していきます。
出会いがあり、別れが繰り返されます。
時には死によって強制的な別れがもたらされることもあります。
数年前まであんなに仲良く一緒にいた人たちが、今ではほとんど接触がなかったり疎遠になったり。
逆に、昨年まで見ず知らずの人たちが、新しい友人として、存在したり。
毎週毎週、親しくお付き合いしているかもしれません。
永遠に続くと思われた家族との幸せ。
もしかしたら、それも突然の死によって、終わりを告げるかもしれません。
私たち人間は、深い悲しみやショックを受けると時が止まり、その状態から抜け出せなくなります。
ひどいときには自分の魂が分割してしまい、その一部を、その時間と空間に置いてきてしまうことさえあります。
生霊と同じ原理です。
魂を分裂させた場合、本来のエネルギー100%の状態から、グンと生命エネルギーが減少します。
そのままの状態では、私たちの魂の属するグループ全体は進化の道を行くことができませんから、必ずいつかどこかでどこかの時間で、私たち自身が分断された魂を集めなおし統合するしかありません。
深い悲しい出来事は、私たちの魂にショックを与え、生まれて来た目的を一旦ストップさせ、
長く続く悲しみの中で、まるで明けることのない暗闇の中に放り込まれたような感情を味わうかもしれません。
そのショックが起きた時と、空間に魂の一部を置いてきてしまうかもしれません。
ですが、その「深い悲しい出来事」も、本当は、私たちが生まれてくる前に計画してきたことです。
「深い悲しい出来事」を与えてくださった方々も、私たちの今世の計画に協力するために、
その計画を手伝い、「深い悲しい出来事」を起こしてくださいました。
全ては、私たちに「悲しみ」という強い感情を味合わせ、それを契機として、魂の進む方向性を変えるためです。
そのために、嫌な役回りを引き受けてくださいました。
もし私たちが、その「深い悲しい出来事」のために魂の進化の停滞を起こし、何時までもいつまでも明けることのない深い暗闇の中の住人でいたとしたら、その嫌な役を敢えて引き受けてくださった方々はどう思うでしょうか?
それは、
・早くに亡くなる子供かもしれません。
・とことん意地悪をしてくる同僚かもしれません。
本当は、そのような人たちも、光り輝く魂の持ち主でした。
今世に置いて、約束した役割を果たすために、その輝く魂を一旦封印しているだけです。
もし、そのお相手の方が、まだ生きていらっしゃるなら、その約束してきた役割が全うされた暁には、本来の光り輝く、美しい魂の輝きを、思う存分に、生きてるうちに現してくださることでしょう。
もし今、嫌な方が周りに居られるのなら、感謝の気持ちで、今世の役目が早くに全うされるのを祈ることが良いかもしれません。
役割さえ果たされれば、本来の美しい魂に、そして二人の間にあった本来の美しい友情関係に戻れるからです。