みろく世 040119

平成16年1月19日 記
三重県湯ノ山温泉近くにある「みろく苑」に出向いた。
18日 ブルガリスEー25の発見者である大阪府立大学の
大垣昌弘先生と、「霊界物語」の出口王仁三郎さんの
お孫さんが お話されるというので参加したのだった。
会場にすこし遅れて入ると 出口さんが講演中。
「みろくよ が来ます。
666から 567の弥勒です。


人間から 霊止(ヒト)であることを思い出し
多くの方が 霊と体(肉)の50 50のバランスを
とって生きるときがきています。
食は穀物中心に改めなくてはなりません。
米をたくさん食べてください」
彼は「霊界物語」の序章を朗朗と読み上げた。
まるで 出口聖師が背後にみえるかのようだった。
そして桃太郎でおなじみの大垣先生 84歳。
青年のような紅潮したお顔で1時間のお話。
「私は科学者だから 神様はきらいです。
神様といったとたんにこの世界からほされてしまう。
だが どうしても信じなければならんようなできごとが、
5-6回あったんです。
ひとつは 学生時代のこと。
広島にいたんですが、
京都の大学に行くことが決って、
道を歩いていますと、
しわがれたような声がするんです。
(2年後にはこの広島はないぞ)
そんな声が聞こえました。
ちょうど2年後 私はマレーシアにいて、
広島に原爆がおちたことを知ります。」
およそ科学者らしからぬお話である。
そしてその後も様々な体験をする。
阪神大震災のときは 前日神戸の町を歩き回り、
「明日 大変なことが起きる
みんな神戸から逃げなさい。」
と触れ回った。もちろん 狂人扱い。
そして25年もかかって たった1個のブルガリスE-25(クロレラ)を
石の中から発見するのである。
「暗闇でも無限に増殖するクロレラ菌は 誰にも信じられません
でした。 そのたった1個のクロレラ菌の存在を直感したのも、
非科学的なことです。そしてその菌をみつける作業はとんでもない
ことでした。ひとつの山に存在する、たった一つのダイヤを
さがすようなものだったのです。」
彼は25年の歳月を費やしたのだった。
この桃太郎が放射線の害を防ぐことがわかって、
チエルノブイリの事故の患者に無料で大量に
送られたことがある。
そんなクロレラは聞いたこともない。
だがやはり私の知人も、放射線治療の時も
髪は抜けず、熱もでなくて 医者が首をひねったそうだ。
この世に飛び交う 電磁波の害を防ぐには、
「感謝」と並んでうってつけかも知れない。
会場となった「みろく苑」は宗教法人「慈光会」の施設。
四日市の町をはるかに見渡す高台にある。
夕暮れの 神気が凛とした空気に漂い、
雪に遊ぶ子供と娘さんの嬌声が見送ってくれた。
会いたかった人にお会いできた 嬉しい日だった。
ありがとうございます