光文書 (ヒカリモンジョ) Vol.800+30+145

Vol.800+30+145

光文書
(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+145
ミロク世
前回の光文書で、七月五日と七月七日の事象ということを書きましたが、それは天変地異というものではなく、ミロクの世を現実化するための、最後の精神界の用意でした。
これが、「すべてが終わるまで秘す」とされてきた重要なデータだったと判明したので、今回は、その報告です。それは、戦前の大本教の活動に、当時の日本列島にいた八百万の神々。つまり、八百万という数字の神々が、人間の身体を持って、参加したという情報の開示と、その結果に対する、責任の取り方が、その日まで決まっていなかったという話が、やっと表に出たのです。

これは、明治維新から、続いていた、日本神界の関与が、なぜ、失敗したのかの原因究明がなされたということでもあります。
結論は、日本神界が伝えてきた、高天原という場における、神々の民主制というものの崩壊ということです。精神学の知識でいうと、日本の神話における国譲りは、聖書の時代を終わらせるために、行なわれたものです。ところが、アマテラスを主宰神とする高天原の神々が、この地上で用意した天皇という神の子孫の統治システムに、西洋文明の契約の民というものの歴史をつぎ足した大日本帝国というクニは、マネーで国家権力を手に入れた人間グループに支配されるアメリカに敗れたのです。その理由は、精神界の伝達によれば、東京の政府に神の声を聞けるものが、誰もいなかったからということになります。
つまり、神の声に反して、大日本帝国は生まれ、世界を支配していたマネーの持ち主の思い通りに動かされ、敗北し、彼らの支配下になったというのが、精神界から見た日本の近現代史なのです。そして、いまの日本人の多くは、このマネーを支配している人間グループによる日本支配にすら気付いていません。しかし、その実体は、支配と被支配の関係が定着する西洋文明と同じ、社会となった日本というものです。これは、日の本ではありません。

その意味では、すでに日本は九分九厘、悪の手に堕ちたのです。堕ちきったところで、どんでん返しが起きるための用意が、この七月五日から七日で、整ったということですが、その中心にいるのが、出口王仁三郎です。
戦前の日本で、ミロク様宣言が出口ナオから出た後に、ミロクの世を作るために出口王仁三郎は、動きに動き、当時の日本人の十パーセントとされる八百万人もの人間を組織しますが、それを怖れた政府によって弾圧され、この世直しは失敗します。
この世直しの失敗と、大日本帝国の敗戦は一対のもので、それも含めて、今回の用意のための型を示したのだということです。それは、中途半端な神々の意を受けた、ミコトモチの動員は、失敗をもたらすということです。その結果、いまの日本にミコトモチと呼ばれる人間は、いません。二千二十二年に暗殺された元首相の安倍晋三が、その最後です。このたましいにプログラムをインプットして、地上に降ろすというやり方の結果が、はじめはひとつの教えでも、そこから次々に分派が生まれるという戦後の宗教団体のムーブメントが生じたのです。
これらのことを、すべて学びとして、今回、改めてはじまるミロク世の神と人の関係は、最新の精神界の情報で、脳内宇宙を更新するという精神学協会のシステムと、いまの精神界に座を持つ神格とのコンタクトによって進めるというものです。
そして、その主役として、用意されたのが、出口王仁三郎というミロク神格ということです。大本教だけでなく、数多くの宗教団体が、いまの日本には存在していますが、宗教の時代を終わらせるために用意した、崑崙山のご神宝の発動後は、宗教は、その役割を終えたのです。そして、それを確認するために、出口王仁三郎は、精神学が伝えている浄化と上昇の場で、ミロク様、ワニサブロー様と呼びかければ、コンタクトしてくれる所まで、人間の精神界に降りてきています。
すでに、そこまでの用意がなされているということです。このミロクの世のために、戦前の日本で、人間の身体に降りて、その活動に参加したすべての神々は、改めて、いまある日本人のワケミタマに降りて、働くことが、この七月七日までに定められたのです。
これらのことを、検証するには、ひとりひとりが、浄化と上昇をして、出口王仁三郎という神格と対話すれば、いいだけなのです。王仁三郎は、「ワシの肉声は、この世に残っておるじゃろ、聞えた声でサニワができるわな。」というメッセージを伝えています。どうぞ、試してみてください。
神紀五年(二千二十五年)七月十七日 積哲夫 記