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光文書
(ヒカリモンジョ)
Vol.800+30+159
宗教政治の終焉
この二千二十五年が、日本の大峠であることを象徴するような事象が、政治の世界で起きました。それは、日蓮系の宗教団体の作った政党が、これまで続けてきた政権与党としての立場を捨てる決断に到ったということです。
人間世界での情報とは別に、これに関しては、精神界の情報も届いているので、今回はその報告です。
「最終知識」という書には、今から三十数年前に、私が日蓮との対話で、その宗教団体の問題を日蓮に問う場面があります、そこで、日蓮が私に伝えたのは「法華経には力がある」という言葉でした。
法華経に、なぜ、そんな力があるのかは、それが一神教由来のもので、聖書の時代が続く限り、そのパワーも持続するためとも考えられますが、同時にそこには聖徳太子という存在もあり、日本の大転換のタイミングが来るまで、その力は衰えることがなかったのだというのが、今回のことで、分ったことです。つまり、聖書の時代が終わり、日本の古事記、日本書紀の時空も終わったことで、法華経の力も消えたひとつの結果が、今回の日本の政界の変動ということです。
すでに、日本の政治的状況の中では、朝鮮半島由来のキリスト教的教団の存在が、安倍晋三元首相の暗殺事件で、排除されつつあるように、宗教団体の関与は、急激に減少しています。それは、宗教の時代の終わりと、聖書の時代の終わり、日本の古事記、日本書紀の時代の終わりが、同じ時空の転換を意味しているからです。この宗教の時代の終わりに合わせるかのように、精神学という言葉に、宗教というイメージを重ねた、一般の日本人の反応も変化しはじめています。
私は、いま地上に残っている宗教は、過去のデータを今日まで残すという役割を担ったものなので、その役割が、精神界という場で、そこに残された情報の再統合がなされた時点で、それを持続するエネルギーが、消滅に向かうと伝えられてきました。その情報通りのことが、いまの日本列島では、進行中ということなのです。
この宗教の時代の終わりとセットで進行中なのが、宗教に対抗してきた無神論イデオロギーの政治的活動の衰退ということです。それは、結局のところ人間の理性が、問題を解決できると信じた西洋文明の敗北ということになります。その西洋文明の立脚点にあったものこそ、聖書という書物なのです。その聖書の中から、モーゼ五書で知られるモーゼという預言者が、この二千二十五年に到って復活し、精神学のマネーに関する人間意識の改革者になっているということは、「最終知識」は聖書の次の書ということを証明する事象だということです。それが、日本の仕組みの結果、生じている新しい世の中の仕組を考える上での出発点になるのです。
モーゼは、精神学協会に参加するに当って、自分のキャラクターをいまの日本の消費税の対象としないことという、絶対条件を伝えてきました。
それは、神界が、いまの地球の税金のシステムを否定していることを意味します。前回のこの光文書で、私は無税国家というインスピレーションを、松下幸之助の頭に送り込んだのは、日本の八幡神だったという情報を公開しました。そして、日本のヤハタの神のルーツにあるのは、聖書のヤハウェであるというのは、精神学を学んだ人間なら、誰でもが知っていることなのです。モーゼの参加ということは、いまの世界経済の仕組みを含めた、マネーのあり方をこれから神界が変えるという意志表示でもあるということです。
神紀五年(二千二十五年)十月二十三日 積哲夫 記