光文書 (ヒカリモンジョ) Vol.800+30+162 クマの意識と人間の無意識

光文書
(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+162
クマの意識と人間の無意識
いま日本中でクマによる被害が急拡大しています。いままで、クマに受け継がれていた人間への恐怖心が消え、狩られる側から、狩る側へとその意識が変化したためだと考えることができます。実は、これも、日本神界が日本列島を取り戻した結果、生じている日本全体の意識転換の一部となる事象だという説明が、精神界から降りているので、今回はその報告です。

ついこの間まで、クマは人間を怖れているので、山へ入る時には、クマベルのような音で、警告を発することで、安全を守れるというのが、人間側の常識でした。ところがいまでは、クマベルはクマを呼び寄せる可能性が高いということで、使用されず、クマスプレーのような近接して使用するものを携行して行くようになっているようです。
このクマ被害は、大きく狂暴とされる北海道のヒグマでも、比較的おとなしいとされる本州、四国のツキノワグマでも同じで、そこにあるのは、クマという種の意識に人間を怖れなくなる共通の情報共有がなされたという事実です。
それは、日本列島そのものの波動が、人間、この場合は日本人に対して、ある種の祟りに変わったことに起因しているかも知れないということです。
クマがそうだとすると、イノシシにも、猿にも、鹿にも同様の意識が伝播していることになります。
動物がそうなら、やがて、その波動は植物にも及ぶはずです。
もしかすると、昨年より、日本が米不足となり、価格が急上昇しているのも、その祟りの影響なのかも、と考えてしまうほど、この日本列島の怒りは強いのです。
この波動の影響が動物や植物に及ぶなら、当然、それは人間の意識にも変化をもたらすことになります。
精神学というものの歩みで、この光文書でくり返し、私が伝えてきたのは、人間の表層の意識は変わらないように見えても、一般に潜在意識とか集合的無意識と呼ばれる人間の意識の奥深くにある層は、個人を超えて、共通の意識エネルギーの場に繋がっているというものです。そして、それを私は精神界という場だと伝えてきました。

その精神界という場で起きた事象が、映し世である、この人間の物質界に反映されるのですが、実は、人間の無意識領域は、この精神界のデータが投影される場でもあるのです。すでに、精神界では光が勝利し、日本列島が取り戻されたことは、人間界にも影響を与えはじめています。
その象徴が、高市総理の誕生で、これによって、日本も、世界のグローバリストからナショナリストへという動きに、呼応することになりました、日本が世界でいちばん遅れていた理由は、この光文書で何度もお伝えしたように、敗戦後の日本は、西洋の悪魔に捧げられたクニであったからです。
この西洋の悪魔というものは、キリスト教文明圏で生まれた資本主義と、それを否定する共産主義という対立する二つの思考系の背後にいたものです。これが、聖書の時代、宗教の時代の人間の精神的エネルギーの場における最大のテーマで、日本の仕組みは、このエネルギーを日本列島に移し、人間の浄化力によって克服する道を整えるためのものでした。従って、その出発点には金光教や天理教などの動きがあり、それが大本教へと繋がり、最終的には日月神示になるのですが、その最終目標は同じだったのです。そして、このほぼ二百年にも及ぶプロジェクトは、この八月十五日に完成し、日本神界による日本列島取戻し宣言が出たのです。これは地球規模の光の勝利です。そして、これによって、いままで、一神教が生み出した宗教と、イデオロギーというものに意識に蓋をされてきた人間の頭の中でも変化が生じることになります。現時点で私に伝えられている人間の変化は、これまでの人間の特色であった大脳の新皮質、特に前頭葉の優位に変わり、旧皮質と呼ばれている種としての記憶や集合的無意識と繋がる領域との交流がはじまり、脳の能力が向上し、精神界とのコンタクト能力が高まることになります。
それは、人間が神の世界に近付き、神人と呼ばれるべき地位を得るという時代のはじまりを意味するのです。
神紀五年(二千二十五年)十一月十三日 積哲夫 記