光文書 (ヒカリモンジョ) Vol.800+30+167 トンカラリン

光文書
(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+167
トンカラリン
この二千二十五年の十二月一日に、私は熊本県の玉名にあるトンカラリンという謎のトンネルが、ある時空に繋がっていることを解明して、古代エジプトの蛇女神を、この現在の時空に出す、ということをしてきました。このトンカラリンは千九百七十四年に発見されたもので、その後の研究では、中世から近世に作られたものと考えられているようです。ただし、その近辺には、古代の古墳も数多くあり、そこから出土した頭蓋骨には、エジプトのファラオなどと同様の後頭部が長く変形したものもあるということです。トンカラリンの石造りのトンネルに、古代エジプトとの関連を指摘した吉村作治という大学教授もいたために、その関連は古くから知られていました。
古墳とトンカラリンは、作られた時代が違うのですが、古代エジプトのピラミッドを作った一族が、ヨーロッパでフリーメイソンリーとなったように、日本にも、その一族が渡来してきたことを示すために、作られたというのが、精神界にあるデータです。

実はこのトンカラリン、発見された直後に、私は訪れたことがあるのです。それもまた、日本の仕組みの一部だったということです。
なぜ、古代エジプトの蛇女神が、トンカラリンに宿って、この日を待っていたかといえば、モーゼが日本で復活した時に、そのモーゼと古代エジプトの神または魔術の世界にあったマネーの秘密の情報を、人間界に伝達するためだったのです。

この情報が出ないと、一神教の神とマネーの関係が人間には理解できないものとなるのです。
そして、それは同時に、これらのマネーの仕組みを、人間界に置いたものが、日本で金神と呼ばれる神格だったという、秘密の開示にまで繋がるものとなります。
地球の古い神は、人間ではなく蛇や龍といった爬虫類の姿で伝えられている理由が実は、ここにあります。
霊界物語を口述筆記で、この世に出した出口王仁三郎は、この世の立て替え、立て直しのために、艮の金神と、坤の金神をなんとか世に出そうとしたのですが、この二柱の神は、日本列島を形成する龍体とされます。つまり、国祖たるクニトコタチと、その妻神とされるトヨクモノは、龍神ということです。
二千二十五年の八月十五日に、この艮の金神は、スサノヲ神によってアメリカ大陸からの帰還を果たしました。そして、これに対応するように、日高見のクニと日向のクニに、光の柱を立てよという指示が天から下ったのです。
日高見に先に光が立たなければならなかった理由は、そこが艮の金神の地であったからです。そして、次に日向の光が熊本県の市房山に立ちました。
これが坤の金神に対応するものでした。つまり、ふたつのクニが正しく目覚めて、ふた柱の金神が立つ、これがニホンの仕組みの言葉が示す、このクニに置かれた秘密なのです。
そして、このふた柱の龍体が、いまの人間の男女の脳に投影されている神界のデータベースとなっているのです。
これらの情報を精神学が人間界に伝達をはじめたタイミングで、人間の脳の新皮質と旧皮質の関係に変化が生じ、これからの人間は集合的無意識と呼ばれてきた領域に、人間と精神界を結ぶ情報チャンネルがあることを知るようになります。
聖書の話に出てくる、アダムとイブが知恵の木の実を食べた話の主人公が蛇だった理由がここにあります。つまり、人間は脳の成長のための道を歩み続け、その脳の中にある、一般に爬虫類の脳と呼ばれる旧皮質という部位に神界との窓口や、超能力と呼ばれるものの秘密が隠されていることを知るところにまで来たということです。
さらにいうなら、いま生きている人間の不幸のもととなっている、マネーと人間、マネーと神々や悪魔との関係を正しく知ることと、最後の審判というものが同じであるということを、これから知ることになります。
そのために、日本の、あるいは地球の国祖たる神格が、自ら金の神であると名乗っているということです。この神格が動けば、何が起きるのか。それを、これから人間は見ることになります。
神紀五年(二千二十五年)十二月十八日 積哲夫 記