伊路波村だより 191127号 お知らせ

皆様へ

四人の親がいました。
実の親と養子家の親です。

最後の養子家の95歳の母親がこの11月18日に永眠しました。

病院で一ヶ月、家に戻って丁度きっかり一ヶ月でした。

「家で・・・」と願ったとおりの安らかな最後でした。

生前にいただいたご厚情を深謝し、相変わらずのご厚誼を
お願い申し上げます。

大正14年1月5日生まれの彼女と、
四人兄弟で千葉に住まう妹さんとの
最後の出逢いを昨年の夏に品川でできました。

自宅での療養中、もう会えないだろうと想っていた
他の兄弟とも会えました。ほぼすべての縁者にあってから
しずかに苦しみ無く旅立って生きました。

子供たちや、孫達の節目節目におばあちゃんの書く
手紙はやさしさと慈愛に溢れていて誰の心をも
深く打ちました。

「身分相応の生活をし、ご先祖様のお陰でこの土地に
住める喜びを感謝し、人に迷惑を掛けない様心がけ、
おだやかに天寿をまっとうしたいと願っています。」

彼女の遺言となりました。
そして願ったとおりの最後でした。

財産を食いつぶし、4代目と成る家業を大変化させた
養子に、直接には愚痴ることもなかったです。

そして「後は好きにしなさい」と言葉を残してくださり、
大正、昭和、平成、令和を体験した慎ましやかな
やまとなでしこは散りました。

大きな柱を失いましたが、やっていることの大きな
応援を最後の言葉でいただいて、ものすごい力が
増幅しています。

おばあちゃんありがとう。
長いこと母親でいてくれて。




              山田 將貴


冠之会 12月21日

冠之会開催のご案内

日にち 令和元年12月21日(土)

時間  午後6時から~7時30分

その後 柳橋の江南さんで望年会します。

参加の方はその旨お知らせいただけるとありがたいです。

12月14日までにお願いいたします。

参加費用 5000えん

山田まで。