元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)天空から呼びかけるもの

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日本三景「天の橋立」を自転車で15分程対岸に向かうと
元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)がある。
境内を抜け、左に向かうと有名な逆さに天の橋立を観る高
台がある。大抵の方はそちらにむかうが、左にむかわず右
に曲がる。
5分程歩くとユースホステルの入り口にあたる。石の鳥居
が立っている。左方山の手を歩くと、右にユースホステル
があってしばらくで行き止まり。天の眞名井神社(籠神社
の奥宮)である。


最初に詣でた日、風はまったくないのに、御幣が揺れてい
た。不思議に思ったが、帰ろうとするとまた御幣がゆれる。
神聖な気持ちが内から湧き上る。眞名井神社の入り口には
こんこんと湧き上る泉が枯れることもない。
2度目に訪ねたのが数ヵ月後。ご縁あって籠神社で挙式をさ
れたSさんの結婚式の日だった。一面識もないSさんの挙
式と披露宴に参加した。挙式の前に眞名井神社を再び訪れる。
眞名井は変らず清浄な気に満ちていた。境内での一枚の写
真。Aさんの頭上は何を呼びかけるのか。みえない本質の
声を何と理解しようか・・・・。
新婦Sさんの披露宴。新郎のお父さんの手づくりの木工品
をいただいた。純朴な新郎の育った環境がお父さんの言葉
に溢れていた。
Sさんご夫婦は現在、名古屋瑞穂区で自然食品の店を営ま
れている。