同じ時間同じ見える場所で ほんのすこし離れたところにいる人。
その人は 何度も目の前を通るのだけれど
こちらの存在にきづかない。
昨日か今朝かも 電話してきた人なのに。
今あることに夢中で その人がこちらに気づかないことを
おもしろく 微笑みながら見つめるこの家族たち。
人間は 現実を見たいように見ていることを
実証するかのようなできごとだ。
まるで遮眼帯をつけて走る競走馬のよう。
意識にないことは 見えないし
意識があっても とても小さな範囲だと
小さな空間しか見えないんだ。
互いに意識しているからこそ
共有できる 空間で時間です。
ビックリ おかしい日でした。