Iさん懐古 その25~無限世界は始まりなく、終わりない。

「無限世界は始まりなく、終わりない」

生まれ出て、死んでを繰り返すと、
繰り返す現実社会の認識を身に染みて
手放すことをせず、疑問さえ抱かない
人間です。

形のあるものを思う時、生まれて死んでは
あたりまえのように感じます。
しかし形のあるものに永続性はありません。
物質は消えていくもの。

そして人間は生まれ出たときはたぶん小さくて、
次第に成長して大きくなって、老いて
死んでいく。
何人も送った身として、時の流れの時間は確信で
こびりついてはがれません。

自我の世界では人間の死は二回。
肉体が終わるとき、そして忘れ去られるときの二回です。
思い出すうちは生かされる人々の心に
いつまでもあります。
ですから忘れないうちはいつまでも生きていると言えます。
肉体がある人々の心の内側にです。

自我にとっては死は強烈な力になります。
この世を実相ととらえる人にとっても、
死と言うものはないが、死を信じる信念は
確かに存在しています。

すべては消えていくもの。
無と有は共存できません。

現実世界の原因である実相世界には変化がない。
限りなく無の世界観です。

無限。

限りなく無の原因世界に始まりが
そして終わりがあるのでしょうか。

有を無に導くカギは「赦し」でしょうか。

誰もがそのカギを持った無限の存在と言えます。

もちろんあなた様もです。

「無限世界は始まりなく、終わりない」