山車の若衆

町内の祭りが 土曜日
そして名古屋まつりの山車巡行が日曜日にあった。
土曜日は 午前中に町内を 山車が練り歩き
午後も同じ。そして夜には 提灯に灯が入り
夜祭に 神明社という神社に3台の
山車が終結する。
日曜日は 朝の7時から 午後1時の山車庫への
帰還までの時間をほとんど 歩き続ける。
名古屋まつり行列のトップを飾る
山車巡行がその行事。
そして帰ってから 山車やからくり人形の
片付けがあって お開きの食事会で解散する。
山車を二日間担いだ 若い人がつぶやいた。
「名古屋まつりは 戻ってからがっくりするね。
地元の祭りは そんなことなくて 快い疲労感なのに。」
ただ歩いて 多くの観衆の見世物のように
なるだけの 名古屋まつりと
地元を練り歩き 一年のご無沙汰を町の
さまざまな人々と わかちあう地まつりの
差が そう感じさせるのだろうか。
みんなが どんな役も替われないで
さまざまに 役割分担をするおまつり。
それぞれに 讃えあい 敬いあって
まつりは終了する。
何の見返りもなく ただの集いの喜びと
文化の継承の誇りだけが残されるだけなのに。
人々は 毎年集い 毎年別れてゆく。
今年のその秋も 終わった。