「アカ」 奥の院通信 2/18

昔、共産主義者や彼らのシンパのことを「あいつはアカ」と言った。「アカ」と言っただけで、その人物を全面否定することを意味した。しかもそれは何となく「反日」という意味も含まれていた。現在はその正反対で、「あいつは右翼」と言えば、その人物を全面否定できる。
 「アカ」と言う言葉はあったが、「シロ」と言う言葉はなく、また「右翼」と言う言葉もなかった。この180度の転換に、100年はかかっていない。ある著名な宗教家は、「これから日本は今よりもうんと赤くなるよ」と言っている。慧眼であった。

 「アカ」が消えて「右翼」が出てきた。今では「アカ」は当然で、それに異議を唱えるものは全て「右翼」となった。しかも、「右翼」と言う言葉には何となく嫌悪感を伴う。これには、大きな音で軍歌を流す「街宣車」の存在が大きく貢献している。彼らは金を貰ってどこにでも攻撃を掛ける。あることないこと喚き散らして、対象となった企業や人を困らせた。彼らの言葉は極めて穢い。聞くに堪えないほどである。

 そもそも、「アカ」は「赤」で、今のディープステートの祖であるマイアー・アムシェル・ロスチャイルドが18世紀の中頃、家業の金貸商「ロスチャイルド商会」の門に赤い楯の看板を掲げたところから来ている。彼らがその後、共産主義というものを拵え、これで世界中の国を潰していった。だから、ソ連の国旗や中華人民共和国の国旗は赤である。

 また、レーニンが率いてロシア人を大虐殺した軍は赤軍で、毛沢東が率いて支那人大虐殺したのは紅軍である。カンボジアで起きたキリング・フィールドで、ポルポトが率いたクメール・ルージュはカンボジア国民大虐殺を行った。クメールは以前この辺りにあった王朝名、ルージュは赤(フランス語)である。人口の20%を殺害した。とにかく赤は人殺しである。しかし、この事実は何故か誰も言わない。もちろん、メディアは触れない。

 その後、ロシア革命と称するロシア人大虐殺が行われ、その時のロシア皇帝ニコライ2世の一家全員、子供から料理人に至るまで銃殺した。この事件を聞き及んだ日本人は震え上がったのである。アカを恐れた。その直後に日本にも彼らの支部として、日本共産党が設立された。第3インターナショナル日本支部である。そして、この第3インターナショナルのモスクワ本部から第3インターナショナル日本支部「日本共産党」への最初の指令が来た。それが「天皇を処刑して共和国を創れ」であった。これは日本の国體を破壊するものであるから、当然非合法とされた。

 従って、日本共産党の目標は、天皇を処刑はしないまでも、廃止して日本を共和国(現在は君主国)に変えることである。だから、つい先頃まで、国会が始まる時に天皇のお言葉があるが、その時共産党議員は全員退場していた。それが最近退場しなくなったが、その理由は明らかにしていない。今は第3インターはないので、どこからの指令で退場しなくなったのか不明である。理由はあるはずだが、メディアはそれを聞かない。こんな大きな出来事は国民に知らせるべきである。何となく、こそこそと退場を止めた。

 赤は人を殺す。これは厳然たる事実である。どれだけの人を殺してきたか計り知れない。このアカが今、アメリカに取り憑いている。目に見える形では反トランプ、親バイデンでその裏には中華人民共和国(中共)、そのまた裏にはディープステート、そのまた裏の裏には奥の院という構図である。

 これにアメリカ国民の一部が気付いて、今回の大統領選挙以後、彼らはもがいている。幸いトランプ前大統領の置き土産で、米軍が行動を起こしているようである。どこまでアカを排除出来るか、今のところ明かではないが、少し変わりつつあるようである。軍事作戦であるから、当然このことに関しては何も情報は出てこない。今回、アメリカが中共に飲み込まれたら、世界は真っ赤っかになることだけは明確である。世界中がウィグル化する。

 1952年1月、ラビのエマニュエル・ラビノビッチが、全世界のラビを集めてブダペストで行った演説の世界「千年王国」「万年王国」がこの世に生まれる。ユダヤ人が夢に見てきた、ユダヤ人が王さまでその他の人類は奴隷となる王国が実現するのである。しかし、彼らの計画はいつも何らかのハプニングで妨害され、延び延びになって来た。今回も、何らかの事情で先延ばしされることを、アメリカ国民と共に、祈るばかりである。