「全一性は無限であるから形態をもたない」
そうですね、もし分離感があればこの世は
形をもった夢にみえるのでしょう。
それはこの世界の全員のことでしょうけれど。
もし分離感が完全消滅し世界は全一だとの確信のうちに
生かされたら、この世は一体どのように見えるのでしょうか。?
それこそすべてが輝いている半霊半物質。?
自分自身を完成させようとして、付け加えるための
特別な人や物を追求することは、自分には
なんらかの形態が欠けていると信じていることを
意味していますね。
欠けている・・・。
無限なのに・・・。
ですから満足をもたらさないものを攻撃することで、
自分がそれを作り上げたということを見ないことになります。
そしてすべての偶像は、自分と真実なるものとの間に
生じたと思っている隔たりを埋めるために、
自分自身が作り出した偽りの想念だとは知りえない。
偶像や幻想を求めず、ただすべてを赦すのみ。
それによって得られる救済とはまさしく逆説(パラドックス)ですね。
誰も行っていないことのすべてを赦すことであり、
存在しないものを看過することであり、非実在であるものを
実在と見なさいということのようです。
「全一性は無限であるから形態をもたない」