伊勢ー白山 道から R5 10/5 相手に言う機会を「待てる能力」の有無
吉田松陰 「覚悟の磨き方」 池田 貴将 著 43
人生は四季を巡る
もうすぐこの世を去るというのに、
こんなにおだやかな気持ちでいられるのは、
春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えていたからです、
春に種をまいて、夏に苗を植え、
秋に刈り取り、冬がくれば貯蔵する。
春と夏にがんばったった分、
秋がくると農民は酒をつくって、
なんなら甘酒なんかもつくって、
収穫を祝い、どの村でも歓喜の声があふれます。
収穫期がやってきて、きつい仕事がようやく終わった。
そんなときに、悲しむ人なんていないでしょう。
私は30歳で人生を終えようとしています。
いまだ、何一つできたことはありません。
このまま死ぬのは惜しいです。
がんばって働いたけれど、
何も花を咲かせず、実をつけなかった。
ですが、
私自身のことを考えれば、
やっぱり実りを迎える時期がきたんだと思うんです。
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吉田松陰 「覚悟の磨き方」 池田 貴将 著 1ー42

ミネハハさんからいただいた書物です。
世にいう「松下村塾」は山口県萩にあります。
ご縁あって昨年初めて訪問が叶いました。
十畳と八畳の二間だけの塾です。
そこでしかもたったの二年間だけの開塾でした。
その間習った方々の中から高杉晋作、伊藤博文、
山形有朋など、のちの総理大臣二人、国務大臣七名、
大学の創設者二名などなどを輩出しました。
松陰は塾生の方々に言います。
「決して私が皆さんに教えるという事ではなく
皆さんと共に学びたい。ともに真剣に語り合いましょう」
そして30歳牢獄に囚われ、死罪に。
死罪が近づいたある日松陰はご両親に
いつもは出すことのなかった別れの手紙を
送ります。
「親思う心にまさる親心
今日の音ずれ なんと聞くらん」
子が親を思うこころに、はるかにまさる
親が子を思うこころ。
今日のわたくしの死罪の知らせを
お聞きになって父上、母上はどんなお気持ちだろうか。
その句に涙しました。
「君たちはどう生きるか」
松陰は問いました。
100年や200年後の国の将来ではなく
3000年先のこの国の将来を憂えていた松陰です。
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂」
松陰辞世の句です。
