ロケット博士の異名をいただく、糸川先生がまだご健在の頃、
長野県上田市にあるご自宅を訪問させていただきました。
シリーズ講演会のご依頼が用件でした。
たくさんの全国から届く名産物を次々に
テーブルに並べられて、たくさんのお酒を
いただきました。
糸川先生はまっすぐにこちらの目を見て
お話されました。
こちらもまっすぐに見させていただいて
お話を伺いました。
「山田さんベルバラって知ってる。?」
「知ってますよ。・・」
「あのね、ベルバラがわからんと今起きている
ことや、これから起きることは何もわからんよ。」
このことをお聞きしたこちらの目からなぜか
涙が溢れていました。
その涙の意味が長く不明でした。
もうひとつ、神戸の鏑射寺のご住職中村公隆師を
ご訪問した日一時間の予定が2時間になり
中村先生のお口からたくさんの言葉が溢れました。
テーマは「日本国家100年の計と日本人の在り方」
むつかしい。
「古から大日本国と呼ばれたこの国の意味は、
その字の意味するとおり、大日如来の元の国。
すべての根源の根源の国。
アメリカも最初はいい国だった。
イギリスの清教徒たちがメイフラワー号に
乗って、東海岸についた。そして新しい土地で神をさがそうと
した。しだいに西へ西へ開拓を進め神を探した。
途中金鉱がみつかり、清教徒とは異なったお金だけの目的の
人々がアメリカへ押し寄せた。
そしてさらに西へ向かい、西海岸にたどりついた。
それでも神は見つからなかった。
人々は4っつの教典に共通する記述の「バベルの塔」に
切り替え高いビルを創り出す。東海岸より先に。
それでも神はみつからず、さらに海をこえて
ハワイ、日本にむかう。そして世界大戦。
日本でかれらは神をみつけたが理解できなかった。
わからぬままに朝鮮戦争、ベトナム戦争。
日本にであってやめればよかったのに泥沼に入った。
アメリカの最初の精神は敬虔であったのに。」
「大丈夫です日本という国は」が和尚様の結論だった。
「日本国民の在り方」
ひとこと。「楽しく生きること」
さらに詳しくはこちらです
随想 伊路波村から112〜達するものは静かに歩く
なつかしいこのお二人との会話が今になって
繋がったのが東京の「オオミタカラ研究会」を
主宰されるA女史からのメールでした。
それは知ってはいましたが、今まであくまで預言みたいなものと
あまり真剣に読んだりしてはいませんでした。
それは「シオンの議定書」です。
精読させていただいて、先のお二人の言葉群が
やっとこ繋がりました。
1789年フランス革命の時のお話が「ベルバラ」です。
アメリカへの神の国への希望。
敬虔なピューリタンがフロリダの金鉱発見とともに
異質な人々の入国によりアメリカの精神が変質して行きました。
1789年以前にすでに草案があったシオンの議定書は、
フランス革命後100年の後、1897年に発表された
預言書というよりは予定書です。
その末尾には、彼らの目標を達成するのにはおよそ100年の
時が必要と記されています。
それが 今です。