2323「現象化する言葉」2021.5.6 自分で自分を自分する から

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今回は「いっぷからのありがとう」さんの2021年04月28日「現象化する言葉」と

2021年04月29日「言葉の贈り物」の2つの記事を紹介します。

「現象化する言葉」

今日のテーマは「現象化する言葉」ということで、小林正観さんのお話を紹介します。

<引用開始> 引用元

「言葉が現象化する」と言うと、多くの場合、誤解されている部分があるようです。

「こうなりたい。ああなりたいと口に出して言うと、それが実現する」という誤解です。

「言葉が現象化する」というのは、たとえば、神社仏閣に行って、良縁祈願というものをお願いしたとします。

・いい人と出会わせてください。

・いい人と結婚したいのです。

・素敵な人と出会わせてください

と100回お願いをしたとします。

そうすると、その言葉をまた言いたくなるように現象化します。

つまり、いい人や素敵な人にはいつまでたってもなかなか出会わない、という現象が起きるのです。

同じように「商売繁盛をお願いします」と千回行ったとします。千回それを言ったことによって、また同じ言葉を千回言いたくなるように現象がセットされます。

言ったとおりの言葉をまた言いたくなるように、言った数と同じ数だけまた言いたくなるように、宇宙では現象化が始まる・・・というものです。

聖書の中にこんな言葉があります。

「はじめに言葉ありき。言葉は神とともにあり。言葉は神なりき」

「言葉は現象化する」という宇宙の大法則を述べたもののような気がします。

これも、その言葉を言ったらその言葉が実現する、というものではないと思います。

「言葉が現象化する」というのは、「その言葉をまた言いたくなるように、現象がセットされる」というふうに、私の認識の中ではとらえられました。

これは神社仏閣に行ってお願いごとをする、そういうことを要求するということが、ほとんど意味をなしていないということにもつながっています。

では「言葉が現象化する」、つまり「その言った言葉をまた言いたくなるように現象がセットされる」のであれば、最も効率の良い言葉は何でしょう。

たとえば「うれしい」という言葉を一年間に千回言ったとします。そうすると、その「うれしい」という言葉をまた千回言いたくなるように、来年は現象がセットされます。

「楽しい」という言葉を二千回言ったとします。その「楽しい」という言葉をまた二千回言いたくなるように現象がセットされます。

「幸せ」という言葉を年間三千回言ったとします。その「幸せ」という言葉を年間三千回言いたくなるように現象がセットされます。

一番効率の良い言葉は、

・ありがとう

・ありがとうございますです。

「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉を年間一万回言ったとします。

そうすると来年

・ありがとう

・ありがとうございます

という言葉を、また一万回言いたくなるような現象がセットされ、次々に降ってくるのです。

・うれしい

・楽しい

・幸せ

・ありがとう

という言葉を、何千回何万回と宇宙に向かって言ったとすると、その言葉を同じ数だけ言いたくなるように宇宙の現象がセットされます。

そして、

・うれしい

・楽しい

・幸せ

・ありがとう

と言いたくなるような現象が降ってくるのですが、それがどんなことであるのかは、わかりません。

だから楽しいのです。おもしろいのです。そして、ワクワクします。ドキドキします。

このワクワク感、ドキドキ感というのは、何にも代えがたいおもしろさであり、楽しさです。

<引用終了>

これはまさに「波動の法則」そのものです。自分の今、全宇宙に発振している、周波数(波)が、どこかの誰かに必ず共振現象を起こし、その波長にふさわしい現象や人を引き寄せる・・

そういうことです。

「何々してください」という祈り、願いは飢餓感、欠乏状況の波動を発信していることになります。飢餓感、欠乏感のある人に受信され増幅され、ますます、その状況が拡大して自分に戻ってくることでしょう。

ですから、「ありがとう」という感謝の心はどんな時も、重要な役割を果たします。

「ありがとう」と感謝の心を持つ人には感謝の心を持つ人が呼応しあたたかな人、現象

救援、救助の手が差し伸べられることでしょう。

それに対し、

・良い人と出会い、結婚さえできれば

・お金さえあれば、お金ができてから・・

・時間さえあれば

・病気さえ治れば

そのような、他人や、物に依存する心を持つ人現状に不平不満を持つ人には、同じ波長の人が、その波をキャッチして周りに集まってくることでしょう。ますます、同じ波長、現象が強化され、固定化してしまいます。

神々の恩寵は、人間の「感謝の心」を媒介にして現象化するといわれます。どんな状況かであろうと「ありがとう」と感謝の心を持つ人は同じ現実の中にあっても、神さまの光に包まれ、幸せな人生を送っていることでしょう。

それが、空海が教えてくだ会った「即身成仏」つまり、生きている間に

・天国に住む

・地獄に住む

ということです。

生きながら地獄に住む人とは常に心に

・不平不満

・愚痴

・悪口

・疑心暗鬼

の心を持つ人です。

生きている間に「地獄」に住んでいらっしゃる方は亡くなったからと言って、天国に行くわけではありません。

心の状態そのものが、肉体亡き後に自分の周りに現象化するからです。

逆に、同じ環境に置かれていようと、「ありがとう」の感謝の心を持つ人は、亡くなった後、直接天国に直行しあたたかな心の人たちに囲まれ、幸せな境遇に暮らすことでしょう。

それほど、心の在り方、、というのは大切なことです。

どんな時も、どんな境遇に置かれても

・うれしい

・楽しい

・幸せ

・ありがとう

の心でいたいものですね。

夜明けは近いです。もう少しの辛抱です。それまで命を繋いでください。 周りの人に優しくしてください。愛を分けてあげてください。それが自分の身を助けることに繋がります。

「言葉の贈り物」

今日は、「言葉の贈り物」ということでお金が無くとも、いつでも、どこでも、簡単にできて自分も、人も一瞬で幸せにしてしまう方法をご紹介します。

小林正観さんのお話からどうぞ、

<引用開始> 引用元

自分の口から出てくる言葉が、

・温かい言葉、

・人を優しくする言葉、

・明るくする言葉

でしかないように、自分の口から出てくる言葉を彩(いろど)りたい、って考えた人がいます。良寛和尚(りょうかんおしょう)という人です。

良寛さん。この人は幕末の人で1831年に74歳で死んだんですね。

非常に貧しい乞食坊主だって自分で言ってまして、自分は人に対して物やお金を贈り物として与えることが全然できない。でも、いつも人に対して何かを贈りたいと思っている。

では、自分に贈れるものは何か。それは「言葉」である、っていうふうに言っていた人なんですね。

自分の口から出てくるすべての言葉が、人を温かくする言葉、そういうものでありたいって

心に決めて生きてきた人だったんですが、この思想を「愛語(あいご)」と言います。

私は、それを聞いてハッとしまして、それまで「“不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句”を言わないようにしましょう」と言っていたんですけど、良寛さんのこの話を聞いたときに、

それらを言わないだけではなく、それをゼロにするだけではなくて、私の口から出てくる言葉は、はっきりとした自覚をもって、

・人を温かくする言葉、

・明るくする言葉、

・優しい気持ちにする言葉、

・励まし続ける言葉…

そういうものしか、もう自分の口から出てこないようにしようって決めたんです。

で、それを続けていくと、これまでも私は友人・知人にすごく恵まれてきましたが、その人間関係の厚みがもっと増した気がしてるんです。

そういうものだけで自分の言葉を彩るって今日から決意をすると、人間関係が多分変わってきます。

自分の口から出てくる言葉全部が、人を温かくするものとする・・そう決めて、その言葉を贈り物とする人は、豊かな人っていうんですね。

お金や物っていうのは、あげてしまうと自分のところからは無くなります。でも、言葉というのはいくら出してあげても、無尽蔵に存在するものなんです。と同時に、それを外に出さない限りは持ってないのと同じなんです。言葉は、出せば出すだけ贈り物になる。

出して初めて存在が確認されるんです。だから、心の中でいくら思っていても、それは出さなければ絶対、贈り物にはならないんです。

「今日はそのネクタイ似合ってますね」って思ったら言ってあげる。

「今日はそのスーツ素敵ですね」って思ったら言ってあげる。

それが、その人を励ましたり、勇気づけたり、元気づけたりする言葉であるならば、全部それが贈り物になるってことです。

で、そういう言葉を贈り物にできる人が、実は本当に豊かな人になるんですね。いくら出しても無尽蔵に存在するものを私たちはたくさん持っているんですから、独り占めはしないでくださいね。あなたの出す温かい言葉は、すべて贈り物なんですよ。たくさんの贈り物を届けてあげませんか。

<引用終了>

どうですか?なんだか簡単そうすね。普段から「愛語」を心がけていると近寄ってくる人が、みんな温かで親切な笑顔でよって来てくれます。みんな善意の心で、味方になってくれる人です。

それは、自分が発した心、同じ波長の人が引き寄せられたからです。そんな笑顔の人達に囲まれているともう幸せと、感謝しか感じられなくなります。

どうぞ、実験してみてください。本当のことですから。私は、もうやって見ました。

この宇宙では、何事も、そうなのですが、棚から牡丹餅は、ありません。待っていて、突然幸せが向こうから歩いてくることもありません。全ては、自分が出すことが先です。

自分が、外に発信したもの

・笑顔

・お金、寄付、喜捨

・優しさ

・愛

・思いやり

・援助

全て、先に自分が出すことで空いたエネルギー空間を埋めるため無(宇宙)からエネルギーがやってきます。それは、自分が出したものと同質のエネルギーです。

そして、それは倍になって自分に帰ってきます。まず、自分からアクションを起こすこと

これがミソです。

夜明けは近いです。もう少しの辛抱です。それまで命を繋いでください。周りの人に優しくしてください。愛を分けてあげてください。それが自分の身を助けることに繋がります。