2329 「希望を与える人」2021.5.12  自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷからのありがとう」さんの2021年05月07日の記事を紹介します。

「希望を与える人」

私たちは、

・どんな嫌なこと

・めんどくさいこと

・失敗に見えること

・人の非難を浴びること

・人から怒られること

・時間に遅れること

そのようなことが起きようと、本当は全然平気です。

何故なら、マザーテレサが仰るように、ブッダが仰るように、

全ての出来事、起こったことは、私と、その人の間の問題ではなく、、、

本当は、私と神さまの間の出来事だからです。

相手の人は、それを行うお役目を受けて約束通り、私たちに 嫌なこと(に見える)をしただけなんですから。

それは、どんな些細なことであっても、私たちが生まれる前に決めてきた「出来事」です。

なんで、そんなことを・・ と思われるかもしれませんが目的は一つしかありません。

・肉体とか

・生きる死ぬとか

・生きている間とか

そんな小さなスケールのお話ではなく、永遠と続いている私たちの魂としての歴史、その魂を少しでも、成長させて、神様に近づけるためです。

そのための、全部段取り、芝居、舞台設定だからです。

そのいろんな劇を通じ、私たちは激しい喜怒哀楽を感じます。

喜び、悲しみ 笑い、泣き

感情を揺さぶられながら、少しづつ魂は成長していきます。

周りの人の気持ちを理解することができるようになってきます。

いろんな出来事は相手と自分の間の出来事ではなく、私と、神様との間の出来事

魂を揺さぶり、成長させるためのものです。

ですから、どんな出来事も、安心していていいのです。

ただ、その押し寄せて来る波にのり、色んな感情を味わいながら、恨まず憎まず、不平を言わず「今回は、そう来ましたか」とにこりと笑って、受け入れてしまうだけでよいのです。

後悔することも、焦る必要もありません。全ては、予定通りなのですから。

小林正観さんのお話からご紹介します。

私たちは普段、目に入ってくる「星占い」などを見ると、心うきうきしたり、少し落ち込んだりもします。ですが、実際は自分にとって「良いこと」しか受け取らないようにすることで、より運命を好転できるようです。それだけで大分、明るく笑顔で生きられます。

<転載開始> 転載元

ある日、小林正観さんのところに、二人の占い師にまったく正反対のことを言われ、どちらを信じていいのか、悩んでいる女性が相談にきたそうです。

正観さんは「その答えは簡単だ」、といいました。

それは…その占い師の、まわりにいる人たちを見ればいい。まわりにいる人たちが、笑顔で幸せそうで、楽しそうに過ごしているかどうかを、見ればいいのです。

聖なる占い師は、見た目は普通の格好をしています。そして、まわりには、笑顔で、幸せそうな人たちがいっぱいいます。とてもいい仲間に囲まれている。

一方で、当たらない占い師は、どういう人か。過度に荘厳(そうごん)で、重々しく、威厳に満ちた姿、形、格好をしている人が多いのです。

そしてまわりには、笑顔で幸せそうな人はいない。どこか不幸そうで、悲しく、まったく笑顔のない人たちに囲まれているのです。

「楽しいことを予言」する占い師さんのまわりには、たくさんの幸せそうな人たちがいる。

なぜかというと、その聖なる占い師さんは、いつも人が「楽しくなるように、幸せになるように」という願いを投げかけているからです。

一方「悪いことを予言」する占い師さんのまわりには、たくさんの不幸そうな人たちがいます。

悪い予言をした瞬間、予言をしたその人は、無意識に相手の身にそれが実現するように期待してしまうのです。そうなってもらわなければ、自分の占いが当たりません。

当たるようにと願って、悪い予言を口にする。当然、投げかけたものは返ってくるので、

その占い師自身も幸せにならないし、まわりにいる人たちも面倒な人生を歩むことになるのです。

<転載終了>

確かに占い師の方も生活がかかっていますから、自分の占った結果が当たり、評判を良くして、お客様に沢山来て欲しいと願うことでしょうね。この占いの結果が、当事者にとって、

良いこと、希望を持てることであれば、みんなが幸せな気持ちになりますから、宇宙にとって、世界にとって喜ばしいことです。

その小さな希望さえあれば、、、かすかな希望が見えていれば、、、

その後のどんな苦労も乗り越えられることでしょう。

その先に希望、良きことが待っているのを知っているのですから。

ですが、逆に当事者にとって、不吉なこと、悪いことを仰る占い師さんも多いようです。

それを言ったとたん、占い師さんは、相手の方の「不幸」が実現するように無意識の内に願います。これは宇宙にとって、世界にとって大変悲しいことです。

何より、「人を呪えば、穴二つ」の例え話の通り、占い師の方にも不幸が訪れることでしょう。

不吉な予言をされた方は、今まで幸せで笑顔で周りと仲良く暮らしていたのに、将来の不幸を暗示されたことにより、急に不安感に襲われ、笑顔が消え、イライラして、不機嫌な顔となり、周りの人に対しても害悪となることでしょう。

同じ苦しい現象・出来事が起こっても、気持ちが明るくはずんでいる時は、何の苦労もなく乗り越えてしまうでしょう。

ですが、暗い気持ちの時、同じ現象・出来事が起きたら、もっともっと気持ちが沈み、周りに当たり散らし、みんなを不幸にしてしまうかもしれません。

それだけ、気持ちの持ちようと言うのは大切なことです。ですから、占いに限らず、普段から、自分の口から出る言葉は、良寛さんの愛語のように

・他人に対しては、「良い言葉」「愛情の在る言葉」しか発しない。

・言葉にしない時は、黙って心中で他人へ「愛情のある言葉」を思う。

・言葉に出来ない時は、黙って「愛情のある行動」を他人に行う。

このようなことを心がけて行きたいものですね。

言葉や考え方、心の在り方が、良いも悪いも私たちの人生の行先を決めるのですから。

ブッダが仰ったように、苦しみ、悲しみに沈む相手に対し、希望の光を与えるための善意の嘘も同じ役割です。

ブッダの般若心経の教えのように人生の幸せ、不幸せは心の受け取り方によって決まります。熊手で不幸をかき集めていては何時まで経っても幸福は訪れないでしょう。

どうせなら、どんな環境に置かれていようと、

・嬉しい

・楽しい

・幸せ

な気持ちでいたいものですね。

神さまは、置かれたその場所で、花を咲かせなさいと、私たちに、わざわざ、その環境を準備してくださったのですから。

夜明けは近いです。もう少しの辛抱です。それまで命を繋いでください。

周りの人に優しくしてください。愛を分けてあげてください。

それが自分の身を助けることに繋がります。