奥の院通信から R4 11/19 「トランプの2024年の本当の目標」

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11月15日(火)夜、ドナルド・トランプ大統領は、再び政治的喧嘩(fray)に突入した。2024年の大統領選で、政権に復帰する意向を正式に発表したのである。

 彼は、通称ホワイトハット軍団と呼ばれるミリタリー内の集団と、これまで非公式に共闘してきた。2021年の初頭にワシントンからマーアラーゴに移り、そこを指令本部として、国家からディープステートを排除する活動を展開してきたのだった。

 「アメリカを再び、偉大で栄光ある国家にするため、私は今夜、アメリカ合衆国の大統領に立候補することを宣言します」
 トランプは、シャンデリアのある舞踏場において、マーアラーゴ・クラブで数百人の支持者に向かってこう告げた。その場には、国境と彼のスローガン”Make America Great Again”のバナーが立てられていた。

 「アメリカのカムバックは今ここから始まります」とトランプは告げた。公式的には、2024年に始まる共和党大統領予備選挙は、この瞬間に開始したのである。

 前夜のトランプのスピーチは抑制が効いたものだった。言葉は慎重に選ばれ、不正選挙などのトピックスは注意深く避けられた。ただ一度だけ、フェイクニュースとディープステートという言葉が使われた。
 その代わりに、経済の修復、国境の閉鎖、路上犯罪の根絶、エネルギー独立、そして世界ステージでのアメリカの卓越回復などに言及した。これらのトピックスは彼の操舵室にあって、お手の物であり、2016年の大統領選挙でライバルを蹴落とした題目である。

 「トランプのスピーチは心地よく、”規律”に会うように調整されていました」とマーアラーゴ筋は言う。「11月15日は未だハードコアに言及する時ではありません。MAGAの支持者たちはとっくに、トランプがアメリカを正しい道に戻すためやって来たことを知っていますからね」と言う。

 情報筋は付け加えた。トランプは過去数ヶ月の間に、信頼できる助言者やミリタリーの連絡役と数回に亘り会議を持ち、2024年に再選された場合に取り組むべき課題を話し合った。その課題リストは膨大で、トランプを英雄にすること間違いない項目で溢れていた。
 それは敵をもっと増やすものであった。彼の底知れぬ目的は、沼地から水を抜くことだけでなく、連邦政府の腸を抜き取るようなことも含まれているのだった。

 ちょっと見には、達成不可能であろう目標には下記のようのものがある。
 FBIの解体と再建
 トランプは、FBIを組織的腐敗に塗れているので、一旦解体し、上から下まで総入れ替えすべきだと感じている。この政府組織は、トランプ政権の遙か昔から、司法省傘下の武装集団となって、犯罪集団のバイデン・レジーム(偽政権)の下で更に悪化した。
 そのエージェントは神を愛する市民と愛国者を標的とすることを好み、連邦犯罪を犯した犯罪者を追跡することはやっていない。過剰人員35000人を抱え、その多くは不要だ。
 「一人が働いているとして、その周りに珈琲を飲んで立っている要員が10人いるのです。トランプは金の大きな無駄遣いだと言っています。」と情報筋は言う。

 「トランプはFBIを70%削減し、暗黙に信頼している元軍人と元警察官(LEO:法律執行官)で補充したいと思っていますよ。彼らは嘘発見器にかけ、ディープステートとは無関係で、シンパでもないことを確かめて採用するのです」

 IRS(内国歳入庁)の破壊と非武装化
 同様にトランプは、IRSを精算する意思である。この組織は最近800億ドルの予算を貰い87000人の武装執行官を組織し、市民にテロ攻撃を加える態勢を整えた。トランプが再選を果たしたならば、採用は凍結し、既存の職員を70%削減すべきだと考えている。また、同庁の犯罪捜査部門を廃止し、職員のあらゆる業務において武器の携行を禁止する大統領令を発令する意向だ。
 また、IRSの予算も削減し、バイデンが与えた800億ドルを回収する。

 「トランプは、税法を改正することに必死です。ハードワーカーの税金を軽くしたいのです。バイデン政権下で彼らは貧困化しましたからね。簡単ではないことは分かっていますが、連邦議会を通過させなければならないからです。今、上院は選挙窃盗のお陰で、民主党がこの議会を牛耳っているので、2026年の中間選挙まで彼らはトランプと戦うことになるでしょう」

 TSA(運輸保安庁)の廃止
 「トランプはTSAを完全に廃止する意向である。TSAは設置から航空機のテロ攻撃を阻止できた試しがありません。やって来たことと言えば、国内の空港を混乱させ、旅行者の乗降を不便にすることばかりです。旅行者は嫌がらせを受け、不健康なX線スクリーニングをされ、携帯品は持ち去られ、時には、TSA職員に盗まれます。職員は教育を受けていないので、そこしか働く場所がないからです。犯罪者は沢山います」と情報筋は言う。

TSAは現在、8億ドルの税金で運営され、55000人が働いている。「トランプはそのカネを納税者に戻したいのです。そう、そのために失職者が出るでしょうが、秩序を取り戻すための僅かな代価です」と言う。

 もしもトランプの思い通りになれば、有害なX線スキャナーや傲慢な空港職員は過去の遺物になるだろう。その代わりに、イスラエルの航空会社エル・アル方式が採用されるだろう。そこでは全ての旅行者は訓練の行き届いた職員によってチェックされ、丁寧にスクリーンされる。イスラエル航空は、安全でゴールド・スタンダードになった。旅行者に厳しい負担を掛けずに安全を維持している。

 「トランプは、TSAの費用の一部で航空旅行の安全を確保できる新しい組織が可能だと思っています。航行のドロップアウト組はそこにはいられませんね。今はいますが」

 以上はトランプの目標のほんの数例である。同時にトランプは、社会からディープステートを排除するために働いているミリタリー内の合衆国憲法派に対し、アドバイスを続けていく。

「僅かな幸運と、多くの共同作業さえあれば、2024年までには、ディープステートは弱体化された存在になっていくでしょう」と情報筋は語る。