奥の院通信から R5 1/13 「ブラジルの暴動はバイデンのCIAが仕組んだ」

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ブラジルの大統領選は、現職の保守主義者のジャイル・ボルソナロと、リベラル左翼(ディープステート)のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバの間で争われ、後者が勝利した。その後、ボルソナロの支持者が首都ブラジリアで抗議活動を起こしたのだが、これはバイデン・レジームのCIAが唆して起こしたのである。

 既報のように、1月8日(日)、ボルソナロ支持者は国会議事堂、そして大統領官邸に殴り込みをかけた。不正選挙だったと抗議したのである。
 デモ隊はバリケードを無視して建物の屋上に上り、窓を叩き壊し、これらの3つのビルに侵入した。建物は週末で誰もいないと信じられたのだ。デモ隊の一部は、軍隊に対し事態に干渉して、大統領職からルラを追い出し、ボルソナロを復職させろと呼びかけた。

 ルラは記者会見を開き、ボルソナロが”狂信的ファシスト”を使って政府を不安定化させようとしていると告発した。
 読者よ、何か聞き覚えはないだろうか?

 フォートゴードン基地のホワイトハットによれば、犯罪組織のCIAが選挙前のブラジルに“数百人のアセット”(手先)を送り込み、選挙結果に不信感を植え付ける工作をした。その目的には、選挙過程に不信感を助長させること、恐怖したボルソナロがブラジルを脱出し、ドナルド・トランプ大統領のフロリダ私邸に匿われたと、世界に信じさせることが含まれていた。しかしそれは間違いだ、とマーアラーゴーの情報筋は語った。

 情報筋によれば、サイバー司令室はその選挙の数ヶ月前に、CIAに対する電話傍受を開始した。
CIAの高官たちは、ルラがボルソナロを打ち負かす前に、ブラジルに宣教活動家を送り込む工作を議論していた。このことは、CIAは選挙結果を事前には分からなかったことを意味する。
 それにも拘わらず、CIAのエージェントはその存在感を強化した。ボルソナロの敗北を知るにしてはカネが掛かった作戦だった。情報筋によればエージェントに課された任務は、ブラジルの保守勢力を”掻き回す”ことだった。もしも、ボルソナロが敗北したら、それはルラが不正選挙をした結果だと確信させる工作だったのである。

 「これまでに我々が知っているのは、CIAがブラジルに500人の工作員を送り込んだという事実です。ここでは率直に言っておきたいのですが、この選挙が不正であったかどうかは関心外です。  我々が知っているのは、仮にボルソナロが敗北した場合には、CIAが1月6日スタイルの襲撃事件を起こし、それとは無関係のトランプ大統領を結びつける意図を持っていたと言うことです。」と情報筋は語った。

 ルラが勝利宣言を行い、ボルソナロが敵対者の就任式は欠席すると語った直後、CIAは、メインストリーム・メディア(MSM)の共謀者たちに偽情報を流した。恐怖したボルソナロがトランプと交友するために最初のフロリダ行きの便に搭乗したこと、そして彼はオーランド(フロリダ州中央部の都市)の何処かに隠れているというものだ。

 「CIAとしては、バイデンの要請に従って、トランプとボルソナロが協働して、ブラジルで暴動を引き起こしたと言うストーリーを、SMSに信じ込ませたいだけなのです。CIAの目的は、決してボルソナロを復職させることではありません。バイデンのフェイク政権は、ボルソナロを憎んでいますからね。そうではなく、トランプが外国の外交に干渉していると中傷したいのです。とにかく、ディープステートは、トランプを視野の外に追い払いたいと必死です。彼らは何に付けても留まることを知りません。ボルソナロの所在は、アメリカに入国した情報も含めて、実質的証拠は何もありません。」と情報部は語った。

 ボルソナロの所在はどうであろうと、民主党は日曜日(1月8日)に、ジョー・バイデンに対し、ボルソナロの身柄をブラジルに引き渡し、”暴動教唆”の廉(かど)で、裁判に掛けさせろと要請した。バイデンはそれに応えて、ボルソナロは民主主義の敵だと述べ、ブラジルの進歩主義的な新政権に対し、協力関係に入るのが楽しみだと呼びかけた。